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口コミ時代の令和で起きた!業界人が語る”中古車販売業界の悲劇”とは?

口コミ時代の令和で起きた!業界人が語る”中古車販売業界の悲劇”とは?

インタビュイー:多田 佳弘(ただ よしひろ)さん

中古車の買い取り・販売を行っている『株式会社くるなび』の東京営業所店長。 毎年”自分の1年に爪痕を残す”という目標を持っており、昨年はルービックキューブをマスター。 筆者が百人一首が好き、という情報を入手し、2度目のインタビューの際には「ちはやふるも好きだし百人一首を覚えようと思って」と笑顔で話しかけてくれるようなとにかく温かい人物。 最近驚いたことは、K-POPっていいなぁと思いながら見ていたNiziUが全員日本人だったこと。

インタビュアー:小林 裕人

インビジョン株式会社の営業担当。 1歳になったばかりの愛娘にメロメロの良きパパ。 強面な見た目とは裏腹に社内でも社外でも常に自然体なナチュラル人間。 多田さんとキングダムの話をするのを楽しみにしていたのだが、多田さんはキングダムだけはヤングジャンプで先読みしているらしく、深く踏み込むのを辞めた。

インタビュアー:齋藤 彩

インビジョン株式会社のライター。 お客様の想いを言葉にして届ける仕事にやりがいを感じまくっている。 インタビューでお客様の話を直接聞くのが仕事をしていて一番楽しい瞬間。 好きなものは百人一首。多田さんが百首覚えたらカルタを持ってくるなびさんにお邪魔しようかなぁと密かに目論んでいる。

「鬼滅の映画見ました?私なんてもう何回も映画館行っちゃってて…」

そう嬉しそうに話すのは、中古車の買い取り・販売を行っている『株式会社くるなび』の東京営業所店長、多田佳弘(ただ よしひろ)さん。

多田さんには最近とある悩みがあるらしく…。この日は特別にお悩みを打ち明けてくれました。


くるなびは『真面目で、一生懸命』そんな人を応援する会社


小林:まずは初めてくるなびさんを知った方に向けて、どんなことを行っている会社か教えていただけますか?


多田さん:簡単に言うと、個人のお客さんから「もう乗らない」という車を買い取って、オークションなどで販売している会社です。今は会社全体で350台くらい所有してるのかな。とはいえこの営業所に全然ないから嘘に聞こえちゃいますよね(笑)

本社が札幌なんですが、北海道って本当に土地が広いから200台くらいはそっちに置いてあります。


小林:くるなびさんではどんな方が働かれているんですか?


多田さん:みんなかなりバラバラですねー。全員中途で採用しているんですが、車業界出身の人はほぼほぼいないんです。元飲食の人とか、営業経験がない人も多いですよ!

「車が好き」とか「車業界で働いてみたかった」って人が多いんですが、事務の女性は「近所だったから」って言ってましたね(笑)


齋藤:皆さんの性格というか、社風はどんな感じでしょうか?


多田さん:真面目が一番、という感じの社風ですね。僕も真面目な人と働きたいですし、みんな真面目に働いてくれて助かっています。


齋藤:やっぱり真面目な人がいいですよね。でも真面目と言っても色んな人がいると思うんですが、こんな人と働きたい!っていう理想の人物像はありますか?


多田さん:真面目で向上心がある人ですかね。やっぱり一生懸命働いている人に手伝ってほしいし、そんな人を手伝いたいじゃないですか。

欲を言えば、楽しいムードメーカーみたいな人と働けたらもっと嬉しいですが(笑)


あと性格とは少し違うかもしれないんですが、今リーダー的なポジションの人がいなくて…。

買取営業と販売営業を両方見てくれる人がいてくれたら嬉しいなぁ。


ぶっちゃけ車業界ってブラックなの?真実が詰まったQ&Aコーナー


齋藤:業界的に残業が多いイメージなんですが、実際のところどうですか…?


多田さん:そんなことないですよ!「帰りなよー」って言ってるので、みんなバンバン帰ります(笑)

営業はお客さんの都合とかもあるので、定時ちょうどにってワケにはいかないけど、なるべく残業はしないようにしてもらってます。

仕事でも密度の濃い時間を過ごしてほしいな、と。


せっかくくるなびに入ってくれたからには幸せになってほしいと思うし、「いい会社入ったな」って本人にも家族にも思ってほしいから。


小林:休みはしっかり取れますか?


土日が稼ぎ時だから、週休二日だけど他の業界に比べたら休みは少ないかもしれません…。

うちだけじゃなくて業界的に有給みたいな制度はないんですけど、「結婚するんで挨拶行ってきます!」みたいなときは「何度もあることじゃないから1週間休んでおいで、社長にも言っておくね」って感じで臨機応変に対応はしています。


小林:この業界の人が辞めちゃう理由って、勤務時間とかお休みじゃないところにあるんですかね?


多田さん:事務さんは離職率かなり低いんですが、営業はどうしても辞める人も出てきちゃうんですよね。

中古車販売の営業ってちょっと特殊で…。「お客様都合で今日の午後突然アポ入ったから行く準備しなきゃ」みたいな感じでどうしても受け身っぽくなっちゃうんです。

ルート営業みたいに自分で管理できないのがストレスに感じる人は多いみたいですね。なのでそういう人は同業じゃなくて全く別の業界に転職してるみたいです。


小林:この業界で働く魅力って何だと思いますか?


多田さん:やっぱり稼げることじゃないですかね。不動産とかはもっとお金になると思うけど、知識がないと売れないじゃないですか。大きい買い物だからラッキーで売れる、なんてこともないし。

その分この業界は知識や営業力がなくてもタイミングや運とかで結構売れるんですよ。


あとはレトロからスポーツカー、トラックまで全ての車種を扱えるので、車好きにはたまらない職業だと思いますよ。


小林:売れてる営業さんは同業から引き抜かれたりはしないんですか?


多田さん:引き抜きとかはないけど、うちでいい感じで売れて別業界の営業になったけど思った以上に売れなかったって人は何人かいましたね。

実は一度辞めたけどまたくるなびに戻ってきて働いてる人もいますよ。


齋藤:出戻りですか!他の会社も見た上で戻ってくるってことは、くるなびさんがその方にとって働きやすい環境だったんでしょうね。


多田さん:「やっぱりくるなびが良かった」って言ってくれたときは純粋に嬉しかったですね。次の店舗ができたら責任者になってほしいと思ってて。今度その人の記事も作ってほしいな(笑)


中古車販売業界のリアルな悩みを告白!~嘘の口コミ、ダメ、ゼッタイ。~


小林:今日の本題になると思うんですが、最近多田さんが悩んでることがあるんですよね?


多田さん:同業他社からの口コミが本当に悩みの種なんです…。昨日とかもすごくて…(苦笑)


小林:お客様じゃなくて同業他社さんから、ですか?


多田さん:そうなんです。お客様も複数の会社で査定をお願いしてるので、被ることも結構あるんですよね。

そんな状況でお客様が「くるなびさんで決まりました」って他社さんに伝えると「くるなびさんはお金振り込みませんよー」とかって嘘の情報を言われるらしくて…。

業界同士の蹴落とし合いがすごいんです。


昔からそういう業界なので完全になくなるとは思ってないんですが、業界全体の印象も悪くなるし、お客様も気分悪いじゃないですか。

今まではお客様に負担をかけたくなくて、レビューお願いします!みたいなことは促進してなかったんですけど、今後はそうも言ってられないなーって。何もしないとどんどん悪い印象ばっかり付いちゃうし…。


齋藤:今の時代口コミで判断する人も多いですからね。


多田さん:お金振り込まないなんて、そんなこと本当にやってたらとっくに会社潰れてるよ!って言いたいですよ(笑)

業界の品位のためにも、嘘の口コミを書く文化は本当になくなってほしいです。


頼れる店長はこうして生まれた!?まるでマンガの主人公のような強い信念



小林:多田さん、今仕事楽しいですか?


多田さん:急に深い質問ですね(笑)

社長が僕に任せてくれてるからその期待を裏切りたくなくて、今は結構会社のために生きてるかもしれません。


小林:責任感っていうやつですかね?そこまで頑張れるのには他にも理由があるんじゃないですか?


多田さん:責任感と、あとは成長意欲ですかね。

今48歳ですけど、昨日より劣っていたくないし、昨日と同じでも嫌なんですよね。とにかく1日の最後に「今日も昨日よりも成長した」って思いたいんです。


小林:具体的にどうやって成長を感じてるんですか?


多田さん:全てのことに目標を付けるようにしてます。仕事で言うと「今日はアポ何件入れよう」とか「電話何本かけよう」とか「今月何台は売ろう」とか。


今の時代情報って小学生にもお年寄りにも平等に与えられてるじゃないですか。だから下手したら小学生より自分の方が知識がないんじゃないかっていう焦りが常にあるんですよね。

今までの経験とか「これだけ出来てきたから大丈夫」みたいな考えは捨てるようにしています。


齋藤:多田さんが上司だと安心して何でも相談しちゃいそうですね。


多田さん:車に関することは何でも答えられると思いますよ!

うちの営業でもいくらで買い取るのが適正か分からないこともあるので、そういうときは写真を見て一緒に値段を決めたりしています。

ショッピングモールの駐車場とか行くと、車を見るだけでデスノートみたいに値段が見えてくるんです(笑)



取材後のあとがき。@萩山駅からの帰り道


齋藤:中古車販売って正直ポジティブなイメージなかったんですけど、話聞いてたらもっと人気職種になってもいいのに!って思っちゃいました。


小林:土日祝休みとかじゃないから少し体力は必要かもしれないけど、車が好きで稼ぎたいって人には確かに楽しめそうな職業だったね。


齋藤:口コミ問題もごく一部の人がやってるだけで、くるなびさんみたいに困ってる会社さんが他にもありそうですね。

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取材を通して、私たちの力で悪い口コミをなくすお手伝いはできないけど、くるなびさんや車業界のいいところを発信するお手伝いができたらいいなと思いました。

多田さん、赤裸々なトークをありがとうございました!