<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=1176794389076832&ev=PageView&noscript=1" />

【Iターンで働く】自然に恵まれたものづくりの町・但馬に 「僕たちのやりたいこと」があった

【Iターンで働く】自然に恵まれたものづくりの町・但馬に 「僕たちのやりたいこと」があった

【Iターンで働く】自然に恵まれたものづくりの町・但馬に 「僕たちのやりたいこと」があった

地方から世界に発信するものづくり企業が多くある、兵庫県・但馬エリア。

今回は、各々の出身地からIターンで但馬に訪れた、中田工芸の塩見さん、株式会社由利の植田さん・山岡さんに、なぜ但馬に来ようと思ったのか、但馬でのお仕事、但馬以外の土地から来たからこそ感じる但馬の魅力などなど、たっぷりとお話を伺いました!

中田工芸 塩見さん

京都府出身 31歳 2020年2月、但馬に移住

株式会社由利 植田さん

大阪府出身 24歳 2018年4月、但馬に移住

株式会社由利 山岡さん

京都府出身 23歳 2018年4月、但馬に移住

夢中になれる仕事との出会い
1日があっという間に過ぎていく充実感がある

まずはじめに、みなさんの今のお仕事について教えていただけますか?

塩見さん:僕は中田工芸という、木製ハンガーを作っている会社で働いています。
担当は主に塗装で、ハンガーに色を塗っていくという仕事をしています。

植田さん:僕は株式会社由利というカバンメーカーに勤めています。
僕が配属されているのは製造部の製造一課というところで、僕自身も現場に行って作業したりもしますが、基本的にはスケジュールや納期の管理が主な業務です。

山岡さん:僕も株式会社由利に勤めています。
製品の生産予定を組み、作業してくれているスタッフに対して次の作業を指示したりしながら、スケジュール全体を管理しているという立場になります。

では、結構お二人は連携してお仕事されている?

植田さん:由利は分業になっていて、現場をみる担当と、全体の生産管理・人員管理をおこなう担当と分かれていて。生産管理や人員管理を僕が担当していて…

山岡さん:で、僕が、現場の作業者たちに次の作業を指示して、教えて、その作業を進めていってもらうという立場になります。

植田さん:山岡くんが現場のリーダーっていう感じですね。
班は分かれていたりするんですけど、僕が班長、山岡が副班長で、しっかり連携取らないと上手く流れていかないというのはあります。

若くして班長・副班長って、大変じゃないですか?

植田さん:まぁ、大変は大変です(笑)

山岡さん:やっぱりバタバタはしてますね(笑)
ただ一日があっという間に終わるくらい、仕事に対して集中してできてるんじゃないかなとは思います。

植田さん:確かにそうですね。充実しています。

やりたいことが但馬にあった
三者三様の但馬移住ストーリー

みなさん但馬以外の地域のご出身ですが、そもそも、なぜ但馬で働こうと思ったんですか?
きっかけなどあれば教えてください!

塩見さん:僕は趣味がスノーボードとサーフィンなんです。
福知山に住んでいる時から休みの日に豊岡に通っていたんですけど、片道で1時間半とか、時間がかかってしまうんで、もう越した方が早いかなと思って。もう本当に趣味先行の(笑)

いいですね!(笑)

塩見さん:はい(笑)
学校を卒業してからずっと地元で働いていたんですが、今年の二月から豊岡で暮らしています。

植田さん:僕の場合は、アパレルのひとつであるカバン造りをしてみたいなと思ったことがきっかけでした。
とにかくアパレルに携わるということがいちばんの目標だったので、勤務地はどこでもよかったんです。アパレルに携われる!!っていう気持ちだけで就職先を探していて、たまたま但馬だったという感じですね。

今、実際アパレルに携わってみてどうですか?

植田さん:実際に携わってみて、生産管理って思っていたよりも大変で。
でも、カバンがきれいに仕上がった時は、満足感をとても強く感じられて楽しいです。
カバン作りの1から10まで、全てを間近で見られるので、それはとてもいいですね。

ものづくりに携わる醍醐味ですね!
山岡さんはどのようなきっかけで但馬に?

山岡さん:僕はもともと中学生の頃から、父の影響でレザークラフトをやっていたんです。
高校卒業後、京都のものづくりの専門学校に進学して、カバンや財布やシルバーアクセサリーなど、いろんなものを作っていたのですが、いざ就活となった時、その中でもカバンを作りたいという気持ちが強くなっていました。

マイナビとかリクナビとか就職活動のアプリを使って「カバンメーカー」みたいな感じで検索すると、だいたい由利がトップに出るんですよ。もう「ここだ!!」と思って。場所も知らずにエントリーして(笑)
とにかくカバンを作りたいという気持ちが大きかったので、今もその気持ちを持ち続けながら、豊岡に住んでいるという感じですね。

みなさん、自分のやりたいことに対しての思いがとても強く、場所はどこでも…という感じだったんですね。やりたいことがベースにあって…という。

山岡さん:そうですね。正直、どんな場所だから…という悩みはなかったですね。

塩見さん・植田さん:うんうん。

レジャーに温泉、食べ物も美味しい
但馬だから叶えられる生活様式も魅力

ではそこから今、実際但馬に住み、働くようになって、ここめっちゃ素敵じゃん!って思うことってありますか?

塩見さん:僕はやっぱり、スノーボードやサーフィンに出かける時のアクセスが良いことですね。
スノーボードだと日帰りはもちろん、仕事終わりにナイターで滑りに行けたりとか。
それは本当に但馬に来てよかったなと思います。

植田さん:僕の場合だと温泉が好きなんで、有名どころでいうと城崎温泉が近くにあるので、仕事終わりに山岡くんと一緒に城崎に温泉入りに行ったり。

仕事終わりにいけるんですか??

植田さん:はい。車で20分で行けるので、週三くらいで行ってますね(笑)
それができるっていうのは、但馬に来てよかったなって思います。

山岡さん:僕は温泉も好きですし、あと海鮮も好きなんです。
豊岡から京丹後方面にいけば、良い海鮮が安く売ってる商店があるので、そこで買ってきた海鮮を家で食べられたりっていうのが、僕の生活に合ってるなっていうのがあります。

殻付きの牡蠣って、電子レンジで調理できるんですよ。
よく洗ってあげて、そのままラップをかけて電子レンジで温めたらパカって開くんです。
ポン酢をかけて食べたりとか、それはもう幸せですね。

海も山も温泉も近くて、海鮮も美味しくて、みなさん日々の生活の中で但馬の魅力を満喫していらっしゃるんですね!

では逆に、地元から但馬に来て、大変だったことや苦労したことはありましたか?

塩見さん:この辺りは道路が1車線しかないんで、道がすごく混んだりする時があるのはちょっと困りますね。でも、そんなもんかな。

山岡さん:これからですね(笑)

植田さん:僕と山岡くんはもう豊岡に来て3年目なのですが、はじめ但馬に来た時、僕は車を持ってなくて。
車を買ったのは入社して5.6ヶ月経ってからだったんですけど、車がない期間ていうのはそれこそ城崎にも行けないし、山にも行けないし海にも行けないしっていう。
車がないと不便かなっていうのは、正直感じますね。

山岡さん:あとは街灯が少ないので、ライトをつけていないと真っ暗(笑)
車で走っててもいきなり鹿が出てきた!みたいになるんですよ。
なので、そういうのはちょっと怖いかなと。

植田さん:僕も、都会とのギャップはそういったところで感じましたね。
暗い!っていう(笑)

山岡さん:でもいいところです(笑)!

ですよね(笑)!

レジャーにものづくり…様々な可能性から
自分の好きなことを見つけられる場所

皆さん但馬での生活や仕事を楽しんでいらっしゃるな~という印象を受けるのですが、
そんなみなさんから見て、こんな人は但馬に合うんじゃないかな?とか、
但馬で働く・生活するということを楽しめる人って、どんな人だと思いますか?

塩見さん:レジャー好きな人は楽しめると思いますね。
今年コロナでキャンプ流行ったじゃないですか?
それで山の方のキャンプ場なんかは賑わってたんです。県外から足を運ぶ方も結構いて。

なるほど。そういった環境がすぐ近くにあって、気軽に利用できるのは魅力ですよね。

植田さん:レジャーとか、趣味に関係するところもそうなんですけど、
僕は豊岡という町が、ものづくりの町だなということを強く感じていて。
僕が勤めている由利もそうなんですけど、豊岡で収まるのではなく、豊岡から世界に発信していくっていうのを掲げていたり。
由利だけではなくて、そういう企業がたくさんあることも、ここで働くことの魅力だと思います。

確かに、由利さんも中田工芸さんも、自社のものづくりを世界に発信するということをおこなっていますよね。豊岡にはグローバルな企業さんが多くある印象が強いです。

植田さん:各地からものづくりが好きな人たちが集まって、豊岡を盛り上げていくっていうのは面白いですよね。

山岡さん:ものづくりが好きな人はもちろん豊岡は合うと思います。
あと都会に住む人たちは、友達に誘われて遊びに行くとしたら、飲みに行ったり買い物に行ったりが多くて、自分が今までやったことがないことに挑戦する機会って、大きな休みがなかったらやりにくいと思うんです。
でも豊岡だと、仕事帰りにレジャーに出かけられたり、温泉に行けたり、とても近い距離にアクティブに活動できるところがたくさんあるので、そういう環境の中で、自分の好きなことを見つけられる場所でもあるのかなと思いますね。

僕も由利に就職して、仲間にキャンプに誘ってもらったり、海や山が近くにあることで、そういうことに挑戦できる機会が増えました。

但馬に来たからこそ挑戦できたことがあるんですね。
植田さん、塩見さんにも、但馬に来たからこそできた体験ってありますか?

植田さん:豊岡のカバンのメーカー、特に由利っていうのが有名なんだなっていうのは、僕自身感じることが多くて。それはやっぱり豊岡にしかないのかなって思いますね。
入社したての頃はそんなこと思わなかったんですけど、今3年目になって「由利ってすごい会社なんだ」ってわかってきて。
カバン作りのプロフェッショナルな技術を学べるのがいいところだなって。

塩見さん:僕も仕事の話になるんですけど、
僕自身、木製ハンガー作ってる会社って、なかなか聞いたことなくて。
中田工芸という国内唯一の専門メーカーで、木製ハンガーの製作に携われるっていうのは中田工芸に入ってよかったなって思うところです。

外から但馬に来たからこそ
但馬の魅力を地元の人たちにも再認識して欲しいと思う

但馬に生まれ育った中高生たちの中には、ゆくゆく但馬を出て…っていう風に、外に目が向いている人も多いと思うんですが、Iターンで但馬に来た皆さんから、そういう中高生達に伝えたいことってありますか?

植田さん:地元の中高生たちは豊岡を田舎だと思ってると思うんですけど、そんな豊岡から世界に発信している企業がたくさんあるんだよっていうことを知ってほしいなと思います。

由利には小学生から高校生まで、学生の皆さんがよく会社見学に訪れるんですけど、
こういった会社見学を受け入れる会社がもっと増えるといいなとも思います。
知るきっかけになるのかなと。

確かに。
中田工芸さんも会社見学を受け入れていたりするんですか?

塩見さん:はい。最近は連日学生たちが訪れてくれています。
テレビの取材が入ったこともありました。

テレビ!すごいですね!

山岡さん:テレビを観ていると、豊岡・京丹後あたりの北近畿って、結構特集されてたりするんです。その特集を観ていると、いい所がたくさんあって。
地元の人たちって、そういうテレビで特集されるようなところにあまり行かないと思うんですよ。
当たり前にある自然とか、近くにあるものにあまり目がいかず、都会の派手さに目がいってしまったりってあると思うんです。
近すぎて見えていなかった地元の良さに目を向けて、気づいてもらって、地元の人たちでもっと盛り上げていけたらいいなと思いますね。

確かに、日常になってしまって気付いていない魅力って、きっとありますよね。

塩見さん:それでいうと、地元の人でスノーボードする人って意外と少なくて。
県外から滑りにくる人が多いんですよね。
僕からしたら、近くにいい環境があるのにって、もうちょっと知ってもらえたらなっていうのは思いますね。

未来の但馬、未来の自分
それぞれに今想うこと

Iターンしてきたみなさんが思う10年20年後の但馬、こうなっていくこうしていきたいというのはありますか?

山岡さん:外から来る人にとっては、但馬って何もないイメージがあると思うんです。
ただ、いいものがたくさんあるんだっていうことは伝えていきたいなって思いますね。

植田さん:僕は正直、10年後20年後っていうのは、具体的に思い描けていなくて。
今但馬に来て3年目ですけど、まだまだ新人、失敗することも多々あって。
毎日仕事をしていくことで精一杯っていうのはあるんですけど、でも、今できていないことっていうのをしっかりクリアしていってるんです。
それを積み重ねたその先1年後2年後っていうところで、1年前の自分よりも1年後の自分が成長しているように、未来に向けて、僕は今を精一杯頑張ってるっていうところですね。

塩見さん:今、豊岡市の人口が8万人で、20年後には6万人まで減るって聞きました。
中田工芸はジェンダーギャップの解消に取り組んでいて、男の人も女の人も活躍できる会社になろうとしているので、豊岡市もそうなってほしいなと思います。


ー取材後記ー

今回取材に応じてくださったお三方に共通して言えることは、
「自分のやりたいことがたまたま、但馬にあった」ということでした。

但馬という土地に対してのこだわりではなく、自分のやりたいことや就きたい仕事、自分のライフスタイルを追求するという強い意思のもとに、偶然、但馬に飛びこんだという印象なんです。
ただ、「たまたま、但馬」だったみなさんが今や、但馬という土地、自分が務める企業に対してこんなにも愛情と誇りを持っている。
但馬ことや仕事のこと、キラキラした眼差しで話してくれるお三方が、これからの但馬をもっともっと魅力的な場所にしていってくれるのではないか?そんな風に思えました。
但馬の人間ではない私が、お三方の但馬への想いに、心底感動してしまった今回の取材。

「但馬の魅力をもっと知ってほしい」
その想いはきっと伝わる。あなたたちが但馬にいれば。

この記事が、但馬の魅力を伝える役割を、少しでも担えたら嬉しく思います。

 

但馬産業をオンラインで盛り上げる!
『夢但馬産業フェア公式ホームページ』もぜひご覧ください!