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【但馬で育まれる醸造文化】地域食材に誇りとこだわりを持つメーカーが語る、若者たちへの思い

【但馬で育まれる醸造文化】地域食材に誇りとこだわりを持つメーカーが語る、若者たちへの思い

【但馬で育まれる醸造文化】地域食材に誇りとこだわりを持つメーカーが語る、若者たちへの思い

兵庫県の但馬地域で長い歴史を持つ、株式会社トキワと但馬醸造所。

両社はともに、但馬地域の企業をオンラインで紹介する「夢但馬産業フェア」にも参加し、中高生や学生に向けて、その魅力を発信しています。

事業をこれまで牽引してきた二人の人物に、それぞれの企業の魅力と、若者たちへ伝えたいことをお聞きしました!

大友進さん

兵庫県養父市大屋町で旧西谷小学校の校舎を工場として設立した、「但馬醸造所」に務める。お酢の醸造と販売、ゆずや山椒なども手掛け、地域コミュニティの再生や地域の人との関わりを大切にした活動にも力を入れている。

小林友行さん

大正元年(1912年)創業の、「株式会社トキワ」に28年間勤務。同社は地域の食材を大切にした商品づくりに定評があり、代表商品である『べんりで酢』や『え~だし』は地元で根強く愛されている。

但馬発!地域食材を使った商品が世界へ

但馬醸造所さん、トキワさんはそれぞれどういった会社なのでしょうか?

大友さん:但馬醸造所は、平成20年からお酢の食品を製造をしています。

12年前、廃校となった旧西谷小学校を工場として、バケツひとつしかないような状態から、醸造を始めましした。本来は、お酢は寒いところには向かないんだけど、よぉこんなところで今まで続けてきたなあ!と思うね(笑)。

但馬醸造所さんが大事にしているところってどんなところですか?

大友さん:「地元の素材を使い、地元に根付いた商品を作りたい」という思いがあります。というのも、但馬の活性化を志のひとつとしていて。ここ但馬から世界に通ずる商品を作りたい!という目標があり、現在13か国に輸出をしています。

うちで作ったお酢を使っていただいている上海の高級お寿司屋さんが、ミシュランに掲載をされたり、実際にうちの技術が世界に認められているなと、少しずつ実感していますね。

▲お酢以外にも、コウノトリ米を使ったお酒や、自社栽培のゆずを使ったお酒も販売している。

 

本当に世界に通ずる商品が生まれているなんて、すごいですね!トキワさんはどういった会社なのでしょうか?

小林さん:トキワは大正元年に創業して、お酢の醸造から始まり、だしや合わせ酢、ドレッシングなどの調味料の製造と販売をしております。

私が入社した28年前は、数十名のお客様に感謝のお手紙を出したりして、お客様の声からどんどん商品が生まれていきましたね。

うちの商品の名前は、ダジャレばかりなんですわ。代表商品の『ええだし』も『べんりで酢』も「これええだしや〜」「べんりな酢や〜」というお客様との会話の中で生まれたんです(笑)!

お客様との距離の近さを感じます!最近の一押し商品は何かありますか?

小林さん:兵庫県香住の特産品「二十世紀梨」を使った、白ワインとスパークリングワインもうちの一押し商品ですね。

傷がついて出荷できない梨を商品化しているんですが、みずみずしくて爽やかな香りと甘さと透明度があっておいしいですよ。ぜひ味わって欲しいですね。

業界の枠を越えて地域を盛り上げたい!

但馬でお仕事をされていく上で、大事にしている思いなどはありますか?

小林さん:大友さんと同じように、地域の食材への思いはあります。但馬牛をはじめ地元でとれたお魚などをおいしく食べる調味料を作っていきたいですね。

調味料は、その素材をいかに引き立てるか。というのが仕事ですから。

それと、大手流通にのせるのではなく、こだわりを持っていきたいです。うちは特にお客さんと直に触れ合うことを大事にしています。

お料理紹介や親子料理教室で、トキワの味に馴染んでもらって知っていただけるような活動もしています。

地域の他の企業と、一緒に業界を盛り上げるために何か取り組んだりもされているんですか?

大友さん:これまでにも地域のいろんな会社と協力をしてきました。みんなで知恵を出し合って、但馬の商品を外に出して行くのが良いと思うね。

ひとりで難しかったら手を組めばいい。これからはもっと、業界の枠を越えて、コラボしていく必要があると思いますね。

小林さん:但馬にはせっかく良い食材があるから、それを地域のみんなで協力して発信していきたいですね。

今も、香住鶴の酒の搾りかすなどを使って何かできないか、と試行錯誤中です。そうやって周りをどんどん巻き込んで地元を盛り上げていきたいです!

「大志を抱け!」若者たちへの熱いメッセージ

お二人から、但馬の未来を担う中高生へ、メッセージをお願いします!

大友さん:若い頃にやりたいことを見つけるのはなかなかむずかしいとは思う。そんな中で周りの大人や親は外に行けっていうけど、地方からでも世界に通用するものがある、地方からでも世界に行ける。ということを伝えたいね!

だから、まずは地元でがんばってほしい。闇雲に外に行くのは、もったいないよ!
「大志を抱け!」ってことや!そんな俺も若い頃はやんちゃだったけどな(笑)。

まあ、「うちに来てみ、おもしろいで!!」ってことや!

熱いメッセージありがとうございます!!小林さんはどうですか?

小林さん:大友さんが言うように、高校出てすぐ将来を描ける子は少ないね。特に高校卒業して就職する場合は、積極的にならないと得られる情報も少ないから大変だとは思う。

それで、華やかな世界に憧れるとは思うんですが、田舎には田舎の暮らしの良さがあるって知って欲しいね。昔は3Kと言って、過酷だと思われていた仕事だって、今ではIT化が進んで改善されてる。

見えてないところで、地域にはすごいところがたくさんある。そういったことを企業が伝えきれてないので努力が必要だとは思っています。

こちらも頑張って伝えていくので、若い人たちからも「ぜひ教えてください!」って熱意を持って来てくれたら嬉しいね!

大友さん、小林さん、ありがとうございました!!

インタビューを終えて

但馬での事業と若者への思いを終始熱く語ってくださったお二人。地域に誇りを持っているからこそ、長年愛される商品を作ることができるのだと実感しました。
地域にはまだまだ知らない企業やそこで誇りを持って働く人がたくさんいます。
夢但馬産業フェアで、ぜひ新たな魅力を探ってみてはいかがでしょうか?

▼夢但馬産業フェア
https://yumetajima-fair.jp/

▼但馬醸造所
http://tajimajozo.co.jp/

▼株式会社トキワ
https://a-aji.jp/