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海外留学は絶対に意義のあること。だからこそ、全力でサポートしたい ── 星野 雪衣

海外留学は絶対に意義のあること。だからこそ、全力でサポートしたい ── 星野 雪衣

海外留学は絶対に意義のあること。だからこそ、全力でサポートしたい ── 星野 雪衣

アメリカ東海岸に位置し、ニューヨークからは車で北へ5時間ほど、マサチューセッツ州ボストンにやってきました。ボストンといえば、アメリカが始まった歴史的な場所。そして、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学といった世界的に有名な大学が多く存在する学術都市でもあります。今回はその地で、日本からの留学生のサポートをする雪衣さんに、お話を伺ってきました。

星野 雪衣(ほしの ゆきい)

アメリカ合衆国・マサチューセッツ州ボストン 留学生アドバイザー 神奈川県出身。高校在籍時にシアトルに1年間の交換留学を経験する。高校卒業後は、大学進学のため再び渡米し、カンザス州にある州立大学および大学院を卒業。在学中には、留学生支援をするインターナショナルオフィスにて留学生サポート活動も行う。卒業と同時に日本人留学生をサポートする企業に就職。留学生のサポートをする傍ら、オンライン英語教育や大学との交渉など、業務内容は多岐にわたる。

日本の大学受験失敗で開けた、アメリカ大学進学の道

こちらの大学及び大学院を卒業されたとの事ですが、渡米のきっかけから教えてくだい。

星野 雪衣さん(以下、星野):大学に入る前のことになるんですが、小さい時から英会話教室に通っていたことがきっかけで、高校の時にシアトルに1年間だけ交換留学をしていました。1年間という決められた期間の交換留学のあとはもちろん日本に帰国して、日本の学生生活に戻ったんです。そのまま高校生活を楽しんでいたんですが、高校3年になると、周りの友人が大学受験に向けて一気に頑張り出したんですよね。なんだか私もその波に乗っかって「みんながやっているから」という理由で日本の大学の受験を始めました。

でも、私の中では「みんながやっている」という理由以外に、大学受験をして大学に行く目的が見出せなくて、本腰を入れて勉強できなかったんですよ。そんな状態だったので、当然志望大学には受かる訳もなく、日本での大学受験は失敗に終わったんです。

そうだったんですね。

星野:志望校を選定する上で「1年間の留学ができる学校」という条件で学校を選んでいたこともあり、自分の頭には常に「留学」というキーワードがありました。日本での選択肢はなくなった、じゃあもう海外の大学に進学しようと思うようになりました。そんな時に出会ったのが、今私が働いている企業の所長の著書でした。

本を読み進めてみると、リベラルアーツの大学のシステムのことや、奨学金制度のことなど、そこには私が知らなかった情報がたくさんあったんですね。

その本と出会えたことで、自分自身が不安に思っていたことの解決の糸口が少し見えてきたんです。ですから、すぐに話を聞いてみようと思いました。

そして、そこで出会ったカウンセラーさんは、アメリカの大学を卒業された留学に精通している方。実際に現地で学生生活を送った方にお話をきけるというのはすごく大きな安心材料でしたし、正しく留学の現実を理解することができたんです。

その上で、留学を再決心。渡米直前まで事前準備をしっかりして、留学生活をスタートすることができました。

在学中であっても働ける仕組み

星野:留学を斡旋していただいた会社との接点は、進学してからも続きました。というのも、大学に進学した後、インターナショナルオフィスで働いていたんです。

在学中、学生ビザ所有者は、本来働くことは許可されていないですよね?

星野:そうなんですが、学校内にはインターナショナルオフィスといって、留学生をサポートする組織があり、そのような学校内組織では働くことが許可されているので、そこでサポート活動をしていたんです。

他にはGraduate Assistantという、大学院生アシスタントもやっていましたね。大学院に通いながらその仕事をすると、一部の学費が免除、大学によっては全額免除になることもあります。私の大学院は有り難いことに全額免除だったので、それを利用して気軽に大学院にいくことができました。やはり海外留学はとてもお金がかかることなので、そういった仕組みをうまく活用できるといいですよね。

また、留学を斡旋していただいた会社は、夏と冬の年2回、アメリカ本土で留学直前準備講座のようなサポート活動をしているのですが、その夏の開催地が自分の在籍校だったこともあり、私は毎年運営協力もしていたんです。そのうちに、運営も任されるようになってきて、気がついたらOPT(※)を利用して会社の一員になっていましたね。

※OPT
OPT(Optional Practical Training)とは、学生ビザ(F-1)で就学している学生が、専攻した分野と関連のある職種で、現地企業にて実地研修を行えるプログラムのこと

教育という分野で、誰かの夢のお手伝いをしたい

現在は、自分の経験を元に、留学の支援をする側にいらっしゃるんですね。

星野:そうですね。私はいつからか、高等教育に携わっていたいと思うようになりました。

大学在学中は勉強面や精神面で辛いことってすごくたくさんあったんですが、それと同時に人間として大きく成長できたと思っているし、得られた達成感もすごく大きかったんですね。

そうやって、良い時も辛い時も全てを経験した私だからこそ、新入留学生や後輩、アメリカの大学に留学を考えている方々に向けて伝えられることがあるし、そのお手伝いがしたいと思ったんです。

そこから発展して、留学生サポート以外にも、日本の高校生を対象にオンライン英会話なんかもしています。

そういった自分の想いやグローバル化が進む一方で、実は日本人の海外留学者数ってどんどん減少しているという現実もあるんです。

近年の海外留学の状況のイメージ
▲各国における海外留学の状況。年々減少傾向にあることがわかる。
参照:若者の海外留学を取り巻く現状について

▼近年の留学生データ

Institute of International Education
https://www.iie.org/Research-and-Insights/Open-Doors/Data/International-Students/Places-of-Origin

フルブライトジャパン
http://www.fulbright.jp/study/directory/basic.html

 

私もそれを知った時は驚きました。

星野:中国や台湾、インドの留学者数は毎年増え続けているのに対して、その逆をいく現状がある。「日本にいるのが一番安全」だったり「このままでいいや」って思っている人たちがいかに多いことか。ただ、それは個人の考えなので、それに対してどうこう言うつもりもないのですが、そいういった世の中においても、少しでも留学してみたいという気持ちがある子をサポートしたいんです。

よく「留学って楽しいよ、海外生活って楽しいよ。」って、いい面ばかりが伝えられてしまうことがあるんですが、留学ってすごくすごく大変な事だし、辛いことが想像以上にいっぱいあるんですよ。だって、海外で生活するってだけで大変なのに、その上にしっかりと単位を取得して卒業しなければならない。

海外生活の大変さは私も身にしみて感じています。

星野:ですよね。その上、日本の大学のように入学した後は授業に出なくてもなんとかなるようなシステムではありません。正直、途中で挫折して帰ってしまう子や単位が取得できずに退学になってしまう事も少なくない。だから、そういった子を一人でも減らして、無事に卒業して次のステップに進めるようにしてあげたい。

留学って大変だからこそ、すごく意義のある事で、人間としても成長する機会になるし、日本への社会貢献にもなると思っているんですね。ボストンでは、ボストンキャリアフォーラムといって、世界最大級の日英バイリンガルのための就職イベントが開催されるのですが、そのイベントへの参加企業は年々増加しています。企業がいかにグローバル人材を求めているかですよね。

私は自分自身こっちに来てやっぱり良かったと思うんです。だからこそ、ずっと教育には携わっていたいし、恩返しもしたい。そうやってまた、誰かの夢のお手伝いができたらいいなと思っています。

Special thanks for Kazune

編集後記

「海外生活の大変さ」の話題には、首を何度も縦にふってお話を伺いました。しっかり勉強していったはずの英語とは違う言葉が飛び交うし、スーパーやレストランに行っても知らない単語がずらりと並ぶ。どんな行動をするにも、驚くほど苦労するんです。自分のことを誰一人知らない環境での新しい生活をするにあたって、雪衣さんのような存在がいてくれたらどれだけ嬉しいことか。

ご自身の経験を生かして、全力でサポートしていきたいとおっしゃる頼もしいお姉ちゃんのような雪衣さん、今後の活躍も楽しみにしています!お忙しい中インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。