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「地元を愛する人たちは輝いて見えた」シンガーソングライター横田悠二の挑戦

「地元を愛する人たちは輝いて見えた」シンガーソングライター横田悠二の挑戦

「地元を愛する人たちは輝いて見えた」シンガーソングライター横田悠二の挑戦

2021年8月に那珂川町の地域おこし協力隊に就任した横田悠二さんは、移住・定住促進として空き家情報の発信をしながらミュージシャンとして活動をされています。地元栃木県に音楽を通して貢献を続ける横田悠二さんの素顔に迫りました。

横田悠二(よこたゆうじ)

1990年栃木県宇都宮市出身。2012年にFM栃木主催のコンテスト『ベリコン2012』でグランプリを受賞し、県内最大の夏フェス『ベリテンライブ2012』に出演。2015年とちぎ未来大使に選ばれる。宇都宮オリオンスクエアにて『ヨコタミュージックフェスティバル2019』を開催し約1000人を動員。2021年那珂川町地域おこし協力隊に就任。

第19回
「地元を愛する人たちは輝いて見えた」シンガーソングライター横田悠二の挑戦

音楽を生業に地域と深くつながる

横田さんは地域おこし協力隊としてどんなことをしているんですか?

 

横田悠二(以下、横田):地域おこし協力隊として、移住・定住促進のための情報を発信しています。今日も那珂川町の空き家の内見動画を撮影して編集しYou Tubeにアップしました。それから僕はミュージシャンなので地域のイベントでライブを行うといった活動もしています。

▲那珂川町役場にて笑顔で迎えてくれる横田さん。

 

ミュージシャンなのですね!那珂川町と関わることになったきっかけは何だったのでしょう?

 

横田:2014年に栃木県25市町それぞれのゆるキャラを用いて曲を作り、地域のPRをするというプロジェクトがありました。制作を担当する会社の知り合いから声をかけていただき、作曲をすることになったんです。10ヶ月間くらいで栃木県内すべての市町を回って、取材して曲を作って撮影して、ひたすらその繰り返しでした。

 

うわ〜、大変そうです!

 

横田:その活動の中で初めて那珂川町を訪れました。町には鮎がいたり温泉があったり、ジビエブランドの八溝ししまるや美術館があったり魅力がたくさんあるんだなと知り、那珂川町のゆるキャラ『なかちゃん』のイメージソング『好き好き那珂川』という曲を作りました。

 

その曲を役場の方が町のみんなに広めてくれて、認定こども園の先生たちが振り付けを考えて、子どもたちが踊ってくれたんです。それがまたすんごくかわいいんですよ!(笑)。

 

その後も毎年町の『元気フェスタ』というお祭りに呼んでいただいて、僕が歌って子どもたちが踊って親御さんたちが写真を撮ってっていうのが恒例になっていきました。7年前から始まったことですが、今でも町の小学生はみんな好き好き那珂川の曲を踊れるんです。市町によって反応はいろいろとある中で、那珂川町は僕の作った曲をとても熱心に活用してくれて、こんなに嬉しいことはないなと思いました。

 

それが、僕が那珂川町に大きく関わっていくことになったきっかけですね。その後、2019年に那珂川町ふるさと大使に推薦していただいて、町の魅力を発信したりイベントなどでPRのお手伝いをしてきました。町にも知り合いができて、遊びに行く機会も増えて、とても素敵なところだなあと思っていました。2020年に結婚したのを機に移住を考え始め、2021年に地域おこし協力隊に就任し、宇都宮市から那珂川町へ移住しました。

▲那珂川町『ポニィタウン』でのライブ。

地元を応援するミュージシャンに魅せられて

地域おこし協力隊になるまではどんな道のりだったのでしょう。

 

横田:高校生から音楽をずっと続けていて、地域おこし協力隊就任前は毎月20本以上、全国を回ってライブをしていました。都市部や小さな町のライブハウスを回りながらときどき宇都宮市に戻る、という生活の中で気づいたことがありました。

 

テレビに出たり武道館でライブをするような先輩たちに憧れはあるけれど、全国を巡業しながら町の人に音楽を届けている人や、地元を大切にして地域の人に愛されているミュージシャンもとても魅力的に感じたんです。

 

音楽をやっていると一言で言っても本当にいろいろなかたちがあって、自分のライフスタイルの中での音楽の位置づけを考えるようになりました。そんな頃、コロナの影響でそれまでのような活動はむずかしい状況になって・・・。

 

結婚したこともあり、縁のある那珂川町に移住し就職して暮らそうと考えましたが、僕は音楽しかやってきていないですから、なるべく音楽を続けられる環境で仕事をしたいと言うと、奥さんも応援してくれました。

 

そこで地域おこし協力隊の募集を発見したんですね。

 

横田:はい。そのときはもう、「これだ!」って思いましたね(笑)。募集していた活動内容は、移住定住促進、空き家バンク関係の業務でした。これからまさに那珂川町に移住しようと思っている僕自身が、これから移住したい人や家が欲しいという人のロールモデルになるじゃないですか。勤務自体は週4日なので、残りの日は自分の音楽活動もできます。

 

それが2021年の夏ですね。実際移住されてきてどうですか?

 

横田:この町は本当におもしろいです。便利なものとか新しいものがあるのもその土地の魅力のひとつだけど、それ以上に人自体がとっても魅力的なのが那珂川町だなって思います。僕が音楽で全国を回っていた頃に良いなと思った町は、人と人とが協力し合って地元のために動いていたり、地元のことを大切にしている人がたくさんいました。那珂川町もこの町が好きだという人たちがみんなで支え合っているなと感じます。

 

私も地域の取材を続けていて、町の魅力って人が作るものだなとつくづく思います。

 

横田:僕もそういう町の人のひとりにこれからなれたらいいなと思います。それは音楽の面でもそうですし、地域おこし協力隊としてやっていくこともそうですし、僕の活動を通して自分を表現しながら、那珂川町が好きなおもしろい人の一員になりたいですね。

音楽があるから、挑戦し続けられる

これからの目標などがあれば教えてください。

 

横田:町にコミュニティスペースを作って高校生の子たちも気軽に利用できるような場所にしたいですね。いつも役場の前で馬頭高校の学生さんたちがバスを待っているので、ゆっくりと休める場所を作ってあげたいなと思っていました。すぐ近くに空き家の物件を見つけたので、そこを借りてこれから学生さんたちや町のみんなで改装していく予定です。

 

それから『ヨコタミュージックフェスティバル』という2019年から毎年宇都宮市で主催している音楽イベントを、地域おこし協力隊の任期が終わる3年後には那珂川町で開催できたらいいなと思っています。那珂川町には屋外でイベントができる場所もたくさんあるので、飲食店さんや町の人ともコラボしておもしろいイベントにできたらいいですね。

 

それだけでなく、地元で音楽をやっている方々といっしょに町でライブをする機会も増やしていきたいと思います。将来的にはこの町にライブハウスが作れたら最高です。

 

シンガーソングライターのおもしろいところって、人生がそのまま歌になっていくところだと思っています。結婚してから作る歌も子どもが生まれてから作る歌もすべて違っていて、一見音楽と関係ないことも、僕の場合はすべて音楽で表現されていきます。人生がどう転んでも音楽があれば大丈夫だと思うので、なるべく恐れずにいろいろなことに挑戦していきたいですね。

取材を終えて

子どもたちが歌って踊る「好き好き那珂川」の歌詞には、那珂川町の魅力がいっぱい詰まっていて、この曲とともに世代を超えた地元愛が伝播していくのはとても素敵だなと感じました。人々の心にしっかりと届く音楽を作りながらも、どこかほっとするような親近感を放つ横田さん。その歌声が盛り上げる栃木県・那珂川町の今後が楽しみです。

▼横田悠二さんHP

https://www.yokotayuji.com/

▼那珂川町の空き家内見動画

https://www.youtube.com/playlist?list=PLBYPNKzyF3C5gGyjCabaSGO78bew3wcEV

 

第19回
「地元を愛する人たちは輝いて見えた」シンガーソングライター横田悠二の挑戦