インターンシップで手にする入社パスとシリコンバレーへの切符が意味するもの──ワークスアプリケーションズ

インターンシップで手にする入社パスとシリコンバレーへの切符が意味するもの──ワークスアプリケーションズ

インターンシップで手にする入社パスとシリコンバレーへの切符が意味するもの──ワークスアプリケーションズ

このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社ワークスアプリケーションズ(以下、ワークス)が2017年度「働きがいのある会社」ランキング1位に輝いたのは記憶に新しいですね。10年連続受賞というのだからまたすごい。昨年度は社内託児スペース「WithKids」をオープンさせるなど、Fledge内でも何かと話題の企業です。

今回取り上げるのは、同社のインターンシッププログラム。「後輩にオススメしたいインターンシップ」ランキング6年連続第1位(ジョブウェブ調べ)に輝いたこともある人気のインターンシップですが、なんと!!今回取材に訪れたのは、サンフランシスコはシリコンバレー。新キャリアプログラム「GATE To Disruptor」が、世界のイノベーションの中心地シリコンバレーで行われるとのことで、記念すべき第一回のプログラムに同行取材させていただきました。

第1回
インターンシップで手にする入社パスとシリコンバレーへの切符が意味するもの──ワークスアプリケーションズ
第2回
シリコンバレーで学んだ、グローバルに活躍できる人材になるために大事な8つのこと
第3回
「人生観を変えた」「確信を得た」インターンシッププログラム ── ワークスアプリケーションズ

矢下 茂雄(やした しげお)氏

株式会社ワークスアプリケーションズ Recruiting Division Senior Vice President 大学卒業後、株式会社リクルート(現:株式会社リクルートキャリア)に入社、企業の人材採用に関するコンサルティングを行う部門に配属。広告営業・商品企画等の部門を経て、就職情報サイト「リクナビ」のセールス事業部門の責任者の一人として活躍。約2000社の既存顧客の取引拡大、約500社の新規顧客を獲得する実績を残す。2007年、楽天株式会社に入社。日本最大の就職活動SNS「みん就(みんなの就職活動日記)」の事業責任者として、サービス改革、セールス部門改革を実施し、事業の黒字化と成長軌道への変革を実現させる。それらの経験を活かし、2015年4月株式会社ワークスアプリケーションズに参画。採用業務に特化したリクルーティング部門にて責任者を務め、国内外の優秀人材の採用戦略の指揮を執る。

"Disruptor"に触れる機会と経験を


▲ Airbnbの社内にて、学生と話をする矢下さん

ー 今回のプログラム「GATE To Disruptor ~In Silicon Valley~」についてお聞かせください。

今回のプログラムのタイトルにも掲げた「Disruptor」、我々はこれを「創造的破壊者」と表現していますが、ここ、シリコンバレーはみなさんご存知のように、そのDisruptorと言われる人がとにかくたくさん集まる場所なんですよね。そして、世界を変えたと言われるGoogle、Apple、Facebookなどの企業がここで生まれ、大きなイノベーションを起こしています。

一方、我々ワークスは、求める人材像に「クリティカルワーカー」というキーワードを掲げています。このクリティカルワーカーというのは、ロジカル・シンキング(論理的思考力)とクリエイティブ・シンキング(発想転換力)を兼ね備えた、問題解決能力が高い人材のことを指します。まさに、シリコンバレーにいるDisruptorのことですよね。

今回のプログラムを通して、ここで活躍する方の話を聞いたりその空気に触れることで、自分自身のキャリアについて真剣に考えるきっかけにしてもらいたいと思っています。

ー どういった学生がここに参加しているんでしょうか?

2016年夏に日本国内で実施したインターンシップの参加者641名のうち、非常に優れた成績をおさめ優秀賞を獲得した28名の現役学生が対象です。インターンシップに応募した数万人の中から選抜された641名のうちの上位約4%ですから、とても優秀な学生たちですよ。

ー すごい倍率の中を勝ち抜いてきたんですね。

そうです。Disruptorとしての能力があると認められた優秀な学生たちには、その成果に対する対価を報奨金という形で評価していたんですが、今回はそれ以上に何物にも代え難い価値として、実社会で活躍するDisruptor達に触れる「機会と経験」を提供しようというものです。

▼インターン生が過ごした濃密なスケジュールはこちら

世界と同じ土俵に立てる人材に


▲スタンフォード大学内のブックカフェ。学生に混じってランチ、ショッピングに校内散策。

このプログラムを通じて、我々がインターン中に叩き込んできたDisruptorとしての考え方や働き方とはどういうことなのかっていうのを、実際に見て感じて、そして、これからの世の中、どういった能力が必要になってくるのかという気づきを得てほしいなと。

どういうことかというと、日本の多くの教育機関において、あらかじめ進むべき方向や要件が定められている中で、自分たちは正しいか正しくないかという二択を教えられてきたんですよね。まず、自分たちが学んできたことは、もはやグローバル社会では通じないということを認識する必要があります。

ー そうですね。学校では答えが決められていて、常に正解を探していたなと、自身を振り返っても思います。

かつての日本企業であれば通じると思いますが、現代においては違う。

これからはそういう時代じゃないんだといち早く気づき、自分の可能性を最大限に引き出すことにエナジーを注いで欲しい。進む道や答えは自分自身で考えて導き出さなければいけないし、そのためにはたくさんの情報に触れ、思考を広げなければいけない。これからの世の中を勝ち抜いて最前線で活躍していくためには、物事の本質をどう捉え、どう思考を深めて自ら行動を起こすのか、ということを理解してもらいたいですよね。

ー なるほど。矢下さんはこれまでずっと採用の分野にいらっしゃったと伺っていますが、働く環境や人の変化を感じることはありますか?

キャリアのあり方や働き方がどう変わってきたかについては、残念ながら個人の問題というより、世の中の流れや周囲の環境が大きく影響します。

ただ、日本人はどうしても内弁慶で、外向きに弱いし、お行儀が良く言われたことそのままを素直にこなすというのは変わらない。もちろん昔に比べれば、今の学生の方が自己主張をするようになってきているけれど、外国人の自己主張力に比べたら到底かなわないですよね。特に、我々は海外での採用を強化していて、日々外国籍の社員と一緒に働いている分、その点は強く感じますね。

唯一変化したことと言えば、社会も企業も内向き、そして働き方も内向きで良しとされていたのに対し、海外の企業や外国人が国内にどんどん流れこんでくることで、今後は、日本企業であっても新入社員の半分は外国人なんていうのが当たり前の世の中になってくる。そうなると、真っ先に手を挙げて自らの考えを発言できる外国人と、それができない日本人が並んだ時に、日本人ってダメだねって思われるようになる。今は日本企業がそうした状況にさらされているわけだけど、近いうちに個人単位でその攻撃にさらされるようになると思います。

ー そうですね、世界レベルで戦わなくてはいけない。クリティカルワーカーとしての素質があると認めた彼らに、さらなるレベルアップをということですね。

そうですね。だからもっとレベルアップするために、より多くの「経験」を提供したいんです。つまり、このような時代の変化の中で、どのような経験を提供することが、学生たちの飛躍的成長の手助けになるのだろうかと。そうして考えたのが、今回の「GATE To Disruptor」です。

この経験によって、もはや日本に留まってる場合じゃないなと海外でファーストキャリアを歩む人もいるだろうし、自分で事業を始める人もいるでしょう。まあ、僕のように採用をする立場としては、ワークスで活躍してくれることを期待しているんだけど(笑)ただ、我々の考え方としては、ワークスに入らなくても全く問題なくて、彼らの意思を精一杯応援したいですね。

「入社パス」という選択肢

ー こんなに素晴らしいプログラムに参加しているのに、必ずしも入社しなければいけないわけではないんですよね。

もちろんです。我々は2002年から「入社パス」という制度を設けています。インターンシップで優秀な成績をおさめた人だけが手にすることができる特権であり、また入社パスはあくまでも入社権利です。だから、企業が主導権を持つ内定とは全く異なるもので、入社パスを行使するか判断するのは彼ら自身なのです。

※「入社パス」とは
卒業後の3年間、いつでも好きなタイミングで入社できる制度。もちろん、他社への入社後や留学後なども使用可能。


ー すごい太っ腹ですね!

我々のインターンシップの目的は、2002年当初から一貫して、採用活動半分、社会貢献活動半分なんですよ。

ー インターンシップで社会貢献。

そう。やはり、現状の日本の教育プログラムでは創造性や思考力を身につけることは難しい。だから我々は、インターンシップという形で、自分自身の能力の芽に気づき、それらを磨き高めていく。そして、いち早く成長をし、将来はこれからの世の中のためになる仕事をしてほしい。そういったことをメッセージングしていますね。

ー だから「内定」ではなく「入社パス」なんですね。

そうです。あくまでもワークスというのは1つの選択肢であって、彼らにはそれ以外の選択肢ももちろんあるし、挑戦したいと思える舞台に進んでほしい。世の中に対して価値のある働きをして欲しいというのが、ワークスのCEO牧野の強い想いでもありますから。

 

クリティカルワーカーの発掘で、日本社会への貢献 ──。
Disruptorに触れ、自身のキャリアを見つめ直す機会提供 ──。
ワークスという会社は、あくまでも一つの選択肢 ── 。

私が同行したプログラムは、一言にインターンシップと表現することができない、壮大なプロジェクトでした。
では実際に、
このプログラムを通じて、学生はどんな学びを得たのでしょうか。次回は、プログラム内で登壇されたDisrupterの方々のトークセッションをご紹介します。

第1回
インターンシップで手にする入社パスとシリコンバレーへの切符が意味するもの──ワークスアプリケーションズ
第2回
シリコンバレーで学んだ、グローバルに活躍できる人材になるために大事な8つのこと
第3回
「人生観を変えた」「確信を得た」インターンシッププログラム ── ワークスアプリケーションズ
この記事をシェアしよう!
TAGS
もっと便利に!

記事のクリップを使ってオリジナルのライブラリを作りましょう。

すでにアカウントをお持ちの方
or

ソーシャルアカウントで登録/ログイン