どうも。Fledge編集チームのたくみです!
これまでにも「リモートワーク」に関していくつか記事にして紹介してきましたが、今回はリモートワークの進化系ともいえる働き方、「ワーケーション」についてご紹介します!
「仕事が忙しくてなかなか休みが取れない」「せっかく旅行に行っても1泊2日がいいところ」・・そんな方には朗報です!
ワーケーションとは「ワーク+バケーション」
ワーケーションとは「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせて作られた造語で、リゾート地に訪れバケーションを取りながらも仕事を行うスタイルのことです。
「えっ?せっかくリゾート地に行ったのに仕事をするの・・?(むしろ嫌かも)」と思われた方、無理もありません。筆者も同じ考えでした。というよりも、大半の人がまずはそういった印象を抱かれるのではないでしょうか!
ワーケーションが生まれた背景にあるもの
ワーケーションという考え方は、もともとアメリカで生まれたといわれています。アメリカでは有給休暇の取得日数が年々減少傾向にあります。なおかつ休日であっても仕事の状況を頻繁に確認するなど、うまく休日を過ごせずに疲弊する人が増えていることが社会問題になっているのだそうです。
そこで、どうせ休日でも仕事をするというのであれば、そのまま仕事と休暇を組み合わせてしまえ!という発想のもとに生まれたのが「ワーケーション」なのです。
旅行好きにはたまらない!ワーケーションのメリット
では、ワーケーションの一体何がいいのか、改めて整理していきましょう!
合間の休憩時間、仕事の前後の時間でリゾート地を満喫!
ワーケーションのメリットといえば、仕事以外の時間はすべてバケーションとしてリゾート地を満喫できる点にあります。何といってもリゾート地で仕事をしているわけですから、仕事前の時間や仕事後の時間はもちろん、合間の休憩時間でさえもリゾート気分を満喫することができます。ちょっと疲れたから「ビーチで散歩」なんてことも簡単にできちゃいますね。
普段とは違う環境に大きな刺激!
「アイデアと移動距離は比例する。」これは“ハイパーメディアクリエイター”として知られる高城剛さんによる言葉です。ずっと同じ場所で働き続けるのではなく、普段とは違う場所に移動することが気分転換になり、そこから良いアイデアが生まれたという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。ワーケーションではそうやって生まれた創造性をすぐに仕事に活かすことができます。
もとの予定にワーケーションをプラスして、滞在期間をさらに満喫!
さらにもう一つのメリットとしては、もともと予定していたバケーションの前後にワーケーションの日をプラスすることで、滞在期間を伸ばしてバケーションをさらに楽しむ、なんていう活用方法も考えられます。
ワーケーションの注意点
もちろん全てが良いことばかりではありません。ワーケーションにおいて気をつけておくべき点も抑えておきましょう。
仕事の内容を選ぶ
このワーケーションというスタイルを実現するには、当然ながら向いている仕事とそうではない仕事があります。例えば顧客との対面が必須となる仕事では不可能ですし、即時対応が求められるような仕事は可能な限り避けた方がいいかも知れません。つまり仕事の内容がある程度限られてくることは心得ておく必要があります。
リモートワークに関する周囲の理解が必要
そもそもワーケーションを実現させるためには、前提としてリモートワークによる仕事の進め方への周囲の理解が必要になります。逆に、この点をクリアすることができれば、ワーケーションはリモートワークの延長線上にあると言っても過言ではないため、実現することも決して難しくはないでしょう!
※ぜひ、その際にはこちらの記事(オフィスに朝から晩までいることが仕事じゃない!リモートワークのメリット・デメリット)をご紹介下さい!
オンとオフの境目が曖昧になる
ワーケーションの大きな特徴の一つに、良くも悪くも仕事のオンとオフの境目が曖昧になるという点があります。実際にワーケーションを実施するとなれば、リゾート地であっても同僚と不自由なく連絡を取り合える環境を用意する必要があります。また、ワーケーション期間中を家族と一緒に過ごすということにとなれば、「仕事を中心に予定を立てながら、それ以外の時間でバケーションを楽しむ」という趣旨をしっかりと理解してもらう必要があります。(特にお子さんがいれば尚更ですね…!)
ワーケーションとは「仕事」なのか?「休暇」なのか?問題
ワーケーションの大前提として、ワーク×バケーションの中心には「仕事」という存在があり、その仕事をしないのであれば、それは「休暇」となるわけで、ワーケーションではありません。
「リゾート地で仕事ができるなんて最高!」と考えるのか、「せっかくリゾート地まで行ったのに仕事なんて最悪!」と考えるのか。これは人によって意見が分かれそうなところです。
・・ただ、考えてみて下さい!在宅を含め、会社以外の場所でいわゆる「リモートワーク」を経験したことがある人であれば伝わると思いますが、たまたまリモートワークで仕事をしている場所が「リゾート地」であるというだけで、それ以外は何も変わらないわけです!
それによって得られるメリットが大きいと思うのであれば、試さない手はないですよね!(追って体験レポートもご紹介しますのでお楽しみに!)
ワーケーションによって仕事に対する固定観念を覆す
ワーケーションによって仕事と休暇の境目が曖昧になることで、改めて「仕事とは何か」「働くとは何か」を自分に対して問いかける良い機会になるはずです。
ぜひワーケーションに興味を持たれた方は、まずは身近な場所でその土台となる「リモートワーク」の実践から始めてみましょう。それを経験したあかつきには、十分に計画を練った上でワーケーションにも挑戦してみましょう!
\Fledge編集部からのお知らせ!/
今回の「ワーケーション」に関連して大事なお知らせがあります。Fledge編集部一旅行が大好きなつるみほが、2017年4月より仕事をしながら世界一周するという壮大な旅に出ます!!そしてFledgeでは、その様子を体験レポートとして記事化してご紹介していきます。
まずはその準備編として、2016年12月より仕事をしながら留学をすることも決まっています!ちょっと先の話ではありますが、ぜひご期待ください!!
(※メディア関係者の方、つばをつけておくなら“今”ですよ!)
※追記
・「正社員のまま、給与をもらいながら、1年以上も世界を旅するって、どーゆーこと!????」に、お答えします。
・海外で働く日本人を巡る旅 ── 三十路女子二人が、日本を飛び出して、世界を旅するに至るまで。