「社員の子どもはみんなの子ども」みんなで子どもを育てる会社があった!──株式会社ウィルフォワード

「社員の子どもはみんなの子ども」みんなで子どもを育てる会社があった!──株式会社ウィルフォワード

「社員は家族」という素敵なカルチャーを持つ株式会社ウィルフォワード。前回に引き続き、今回はウィルフォワードでママクリエイターとして働く尾関 日奈子(通称:なこ)さんにお話を伺いました。息子の風馬くんも一緒に参加です!

第1回
僕たちの目指すべき姿は“社員”よりも“家族”──株式会社ウィルフォワード
第2回
「社員の子どもはみんなの子ども」みんなで子どもを育てる会社があった!──株式会社ウィルフォワード

尾関 日奈子(おぜき ひなこ)

株式会社ウィルフォワード 所属 ママクリエイター 2016年4月に出産したママクリエイター。 子どもを育てながらマルチクリエイターを目指していた際、縁あって「ママ採用」をしていたウィルフォワードに出会う。 現在、1歳になる風馬くんを育てながら、在宅&出社を使い分けながらお仕事中!

きっかけはママ採用!ウィルフォワードの一員になった日

──では、尾関さん、風馬くん、よろしくお願いいたします!

尾関 日奈子(以下、尾関):はーい!お願いします〜。

風馬くん:スッ…・・(尾関さんの名刺をそっと差し出す)

──あっ!すごい!ありがとう〜!(すでに頂いてるけど…!)

風馬くん:^^ニコニコ

──(^^)ニコニコ

・・・はっ!いけない!

では始めに…尾関さんがウィルフォワードにジョインしたきっかけは何だったんですか?

尾関:2016年の4月に風馬を出産したんですが、その後の育休期間中、デザインの勉強をしていたんです。ちょうどその時期にウィルフォワードが“ママ採用”に力を入れていた時期と重なりまして。私の旦那が「面白そうな会社あるよ!」と教えてくれたのが一番最初ですね。

──えっと、ママ採用というのは?

尾関:ウィルフォワードオリジナルの「ママ」という前提ありきの採用です。ウィルフォワード代表の成瀬さん自身もお子さんが産まれ、子育て中のママの大変さを身を持って感じたんだそうです。そこで「子どものいる女性が働きやすい社会にしたい」という強い想いが生まれ、育児で忙しいママを、あえて積極的に仲間として募集したんです。今も引き続き募集していますね。


──「ママ」ありきで募集をしていたんですね!

尾関:はい。2016年12月に初めて成瀬さんに会い、今まではトライアル期間でしたが、4月21日より正式にウィルフォワードにジョインしました。

──それでは、初めから子連れ出社を行なっていたのですか?

尾関:はい、最初から連れてきていました。でも「子連れ出社」というワードはなんだか違うような気がしますね〜。制度を使っているわけではなく、ただ当たり前のように「子どもを連れて一緒にオフィスに来ている」というイメージなんです。

ウィルフォワードに来ている時は、お昼ご飯もお昼寝もこのオフィスです。抱っこ紐でおんぶしながら仕事をすることもありますよ。

──「制度」ではないんですね。

尾関:特に会社に何か言われたからやっているという訳では全くなくて。自分が「ウィルフォワード」という中で何ができるかな?と考えた時に「子どもを連れて会社に来る」という形になったんです。

「子育て」や「赤ちゃんと一緒に過ごすこと」を、ウィルフォワードのみんなにも身近に感じてもらうというイメージですね。

ウィルフォワードに来るのは「息抜き」にもなっている

──尾関さんは在宅と出社を使い分けてお仕事をされていますが、一日の仕事スタイルはどんな感じですか?

尾関:その日の子どもの様子によって変わりますが、在宅の時はこんな感じでしょうか。隙間時間で仕事をしているような感じです。

──これは、かなり忙しそうですね…!在宅で育児と仕事のバランスを取るのは難しくないですか?

尾関:育児も仕事も、自分がやりたくてやっていることであり生活の一部なので、バランスをとっている、という感覚はあまりないかもしれないですね〜。「一日のやることやりたいこと」に子どもとのことも仕事のことも入っている、そんな感じです。ただ、どちらも中途半端にやりたくはないので、頭は自然と切り替わりますね。

まだ子どもが1歳なので、もしも泣いてしまったらいくら気持ちが仕事に向いていてもベットでひたすらあやして、一緒に寝ていてあげないといけません。頭の中で「あの案件の納期は明日なんだよな…」「あの人に今日中に連絡するって言ったんだよな…」と思っても、子どもが辛そうに泣いていれば、ニコニコ笑ってベットにいるしかないです。この時ばかりは、育児と仕事のバランスって難しいなと感じますね。

──なるほど。では、出社した時のスケジュールは?

尾関:ウィルフォワードは出社義務がありませんので、打ち合わせがあるときやメンバーと一緒に過ごす時間があるときはオフィスに行きます。

スケジュールは…うーん、あまり決めていないし意識していないですね〜。風馬の体調や様子に合わせて臨機応変に変えています。外に行きたがると、すぐそこのスーパーまで散歩に出かけたり、近所の「はらドーナッツ」でお買い物したり(笑)

──はらドーナッツ、美味しいですもんね(笑)

尾関:おやつにもぴったりなんですよ(笑)成瀬さんのお子さんが来ていると、風馬も一緒に遊びます。おでこをコツンと合わせたりして、仲良しです。そういった子ども同士のコミュニケーションが取れるのも良いですよね。

──本当に、子どもがいる環境が「当たり前」なんですね…!

尾関:そうですね。風馬を会社に連れていっても、「あ、風馬くん来た。やっほ〜!」と自然と受け入れてくれて、気持ちとしては実家に子どもを連れて行っている感覚に近いです。込み入った相談や打ち合わせなどが入った時も「ちょっと見てましょうか?」とかそういう言葉もなく、本当に当然のように風馬を見ててくれます。当たり前のように子どもを見ててくれる環境は、すごくありがたいですね。

──なんだか、会社に来ている感覚ではなさそうですね。

尾関:まさにそうですね〜。「オフィスに行こう」ではなく「もう1つのおうちに行こう」みたいな。多分、仕事をしに来ているんでしょうけど(笑)それもあまり感覚としてありません。一緒にやってるプロジェクトがあるから、その話をしに行こうというイメージですね。会社に来て、みんなと顔を合わせたりおしゃべりをすること自体が息抜きになっています。

──なるほど!尾関さんは在宅とオフィス、どちらの方が仕事をしやすいですか?

尾関:どちらも良い部分はあります。

オフィスでは危ないものを全部取っ払ってもらっているので安心ですが、自宅よりは「どこに何がある」というのを把握していないので、集中したいときは自宅ですね。風馬がぐずっても、おもちゃがたくさんあるので多少はほっといても遊び出してくれますしね。

でも、やっぱりオフィスに来たほうが楽しいですね。みんなの顔も見れるし、ワイワイおしゃべりをして気分転換にもなります。ウィルフォワードに来る前は産後ママのイベントに積極的に参加しておしゃべりをしていたのですが、その必要がなくなりました(笑)

──旦那さんの反応はどうですか?

尾関:「なんか楽しそうだなあー」って。私の旦那はシステムエンジニアで、朝9時くらいに出社して、帰って来るのは日付が変わるくらい。子どもと過ごす時間を増やしたいと思っているみたいですし、私みたいに仕事と子どもの距離を考えながらうまくやる方法もあるのかな、と最近は感じているみたいですね。

──ウィルフォワードのカルチャーが、まさに旦那さんにも伝わっていますね。

尾関: そうですね。ウィルフォワードでは子どもの具合が悪くても皆さんに相談しやすいですし「こんなことして嫌われるかな」とかそういったことは全く思わないですね。とてもシンプルに支えてくれるので、すごく居心地が良いです。

・・・少々ブレイクタイム・・・

風馬くん:ばんばん(冷蔵庫を叩く)

──風馬くん、冷蔵庫が好きなんですね。

尾関:そうなんですよ〜。最近なんだかお気に入りみたいで。ふうちゃーん、こっちおいでー!

風馬くん:…ちら…

……

ばんばんばん(ヒートアップ)

尾関・Fledge編集部:あらら(笑)

「もったいない」と感じているのなら、こういう働き方があることを知ってほしい。

──尾関さんは子育てをすごく軽やかに、楽しんでやっていらっしゃるのを感じます!

尾関: そう見えるのなら嬉しいです!仕事をしている間に子どもがそばにいて目が届くというのは素直にすごく嬉しいですよね。子どもの、特に0歳~2歳の成長スピードって信じられないくらい目まぐるしくて、昨日見せてくれた表情や仕草って、次の日も見れるとは限らないんですよ。だから、子どもと一緒に過ごせる時間は、取り返しのつかないとても貴重なものだと感じています。

──おっしゃる通りだと思います。

尾関: もちろん「子育てを楽しいと思えない」「子どもって可愛いけれど、自分で育ててみるとやっぱり大変」と感じるのは当然のことだと思います。それはその人の生き方や感じ方。どれが正しいっていうのはありません。

でも、やっぱり子どもと一緒にいたかったり「一緒に過ごせないことがもったいない」そういう気持ちを持っていても、お仕事や家計の事情などからその気持ちを大事にできないという人もいると思います。

──子育て中のワーキングママ達にとっては、まだまだそれが普通ですよね。

尾関: そうですよね。今の世の中の仕組みだと「選択肢として仕事を取るならば、保育園に預けて、子どもとの時間はあきらめろ」ってことの方が大半だと思います。例えば、朝早起きして子どもを保育園に預けて、仕事に行って、夕方走ってお迎えに行く…のような。そんな働き方しか「できない」と思っている人も多いと思います。

でも、今の世の中は本当に色々な働き方ができますし、私のような働き方もあります。私の働き方が万人に向けて正解かというと、そうではないと思いますし、一人ひとりが自分にあった形を模索して行くのが一番だと思うんですけど…そもそも用意されていなかったりすると、選びようがないですよね。

──そうですよね。

尾関:「初めてコタツにのぼった」「初めてバイバイできるようになった」とか、その子の「初めて」を保育園の先生に言われて気づくのは少し寂しいな、と私は感じていて。こういった働き方があることを広くみんなに知ってほしいですし、選択肢が増えるという意味でも広まってほしいなと思います。

──なるほど。尾関さんは、ウィルフォワードの働き方についてどう感じられますか?

尾関:重複してしまうんですが、「仕事で子どもと一緒に過ごせないのがもったいない」そういう気持ちを持っている人にはぴったりの働き方だと思います。待機児童や障害、病気などで子どもを預けるのが難しいから働けない、という方でも働くことができますし、クラウドソーシング中心のような働き方と違って接点がリアルでより濃密な時間を過ごせます。「稼ぐ」のではなく「よりよく生きる」ことができる働き方だと思います。

ウィルフォワードはもう1つの家族です。自分の家族だけじゃなくて、もう1つ支えてくれる家族があるというのは、とてもかけがえのない支えになると思います。

お兄ちゃんお姉ちゃんいるよーーみたいな感覚で、保育園に預ける感覚とも少し違いますし…とてもいいですね。子どもにもウィルフォワードのメンバーみたいな素敵な方たちの背中を見て、健やかに育ってほしいと思います。

──では最後に、今後の展望について聞かせてください。

尾関: そうですね〜。仕事ではもっといろんなものを作って行きたいですね。将来的には映像や写真撮影とかも。あと、子どもは3人欲しいですね!

──少子高齢化の時代に、頼もしい!(笑)

尾関: そのときそのときにちゃんと見て、ちゃんと考えて、家族にとって一番いい状態でいられたらいいなと思います。その子は世界で一人しかいなくて、その子の育ち方はその子だけのもの。1つ1つを大切に、前向きに向き合っていきたいなと感じます。

──素敵なお話、ありがとうございました!

【編集後記 】

長時間にわたってインタビューに答えてくれた尾関さんと、途中ブレイクタイム(※お昼寝)を挟みながらも、最後まで泣かずにインタビューに関わってくれた風馬くん。

成長曲線は常に飛び出てるんですよ(笑)

(^^) ♫

という言葉通り、ウィルフォワードの暖かい風土の中で、のびのびと元気一杯育っているのを感じました。

「会社全体でメンバーの子どもを育てる」というかけがえのない安心感が、尾関さんの素敵な笑顔の理由なんだなと感じた今回の取材。母親の孤独な子育てが問題視されている今、ウィルフォワードのような素晴らしい働き方をする会社が増えていってくれることを願うばかりです。

▼今回お話を伺った会社
株式会社ウィルフォワード

尾関さんが作ったページ
「ウィルフォワードクリエイターズ」
http://willforwardcreate.jp/
http://willforwardcreate.jp/creators/ozekihinako/

 

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