働き方の「新しいしくみ」をつくりたい!「完全リモートワーク」に挑戦するしくみ製作所

働き方の「新しいしくみ」をつくりたい!「完全リモートワーク」に挑戦するしくみ製作所

働き方の「新しいしくみ」をつくりたい!「完全リモートワーク」に挑戦するしくみ製作所

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ここ数年注目されている「リモートワーク」。最近ではコーヒーメーカーBOSSのCMでも取り上げられ、世間への浸透がうかがえます。
そんなリモートワークを、働くメンバー全員が実践しているしくみ製作所。実践しているだけでなく、なんとオフィスがない「完全リモートワーク」なのです!

「新しいしくみをつくる」というビジョンを掲げ、様々な取り組みに挑戦する同社の完全リモートワーク導入に込められた想いや、リモートワークだからこそのコミュニケーション、生産性を上げるための秘訣について、オンラインインタビューにて、たっぷりお話を伺いました!

第1回
働き方の「新しいしくみ」をつくりたい!「完全リモートワーク」に挑戦するしくみ製作所
第2回
新卒一年目から世界一周!?新しい働き方への挑戦に込めたアツイ想いとは ── しくみ製作所株式会社

車 拓哉(くるま たくや)

しくみ製作所株式会社 CEO。CEOとしての全般業務、システム開発、マーケティングおよび営業活動に従事。自社システムの開発に加え、(株)リクルートホールディングスのTOKYO MXがスマホで見られるアプリ『エムキャス』プロジェクトに参加し、インフラやアプリとの接続などを担当。同社創業のタイミングで北海道へ移住を果たし、現在も北海道でリモートワークを行っている。

「新しいしくみをつくる」=「完全リモートワーク」

▲北海道⇔東京でリモート取材!

──  しくみ製作所は創業当初から完全リモートワークだったんですか?

車 拓哉(以下、車):そうです!
ビジネスだけじゃなくて、働き方でも「新しいしくみをつくる」挑戦をしていきたいと思っていて、完全リモートワークは、その挑戦の一つになっているんです。

── 色々な働き方があると思うのですが、その中でも「完全リモートワーク」を選んだ理由は何かあるんですか?

車:創業当初から、ITを強みとして事業の展開をしていきたくて。ITって設備投資も少ない業態ですし、設備投資で浮いたお金を優秀な人材に投資していきたいなと考えていました。
ただ、優秀な人材に投資を集中させる前に、まず、優秀な人材を集めなくてはいけないと考えた時に二つの問いが生まれたんです。

一つ目に「私たちのような小さい会社にジョインしてくれる人がいた時、他の会社とは違う形で何を提供できるのか」という問い。二つ目に「資金が限られている中で、リスクを最小限に抑え、かつ一つ目の問いを最大化する方法は何だろう」という問い。
この二つの問いを考えた結果、「働き方の自由」をジョインしてくれる人に提供し、その働き方の自由は「リモートワークの活用」を行うことで実現が可能だと感じたんです。

── リモートワークなら、場所や時間にとらわれない自由な働き方が実現できますもんね!
最近ではリモートワークを制度として取り入れてる企業は少しずつ増えてますが、御社のようにオフィスを持たないケースはかなり珍しいですよね。なんでこのような形でリモートワークを行おうと思ったんですか?

車:前職で部分的なリモートワークを行ってたんですけど、結局、近くにいる人とのコミュニケーションが密になってしまい、拠点によって情報の格差が生まれたりしたんですよ。コミュニケーションの均一化をはかることで、情報の格差をなくしたいという想いからオフィスを持たない選択をしたんです。

── 近場にいる人同士で話が進んでて共有されてないことってありがちですよね…

車:そうなんですよ。だから、いっそ全員がリモートでやってしまえば、全員不便で全員平等になるんじゃないかと(笑)そんな理由もあって最初から全社リモートワークにしたんです。

全社リモートワークなのにコミュニケーションが活発!?

▲様々な拠点を繋いでのオンライン会議

── でも、全社リモートワークって大変じゃないですか?

車:それが大変じゃないんですよ。大きな問題もなく(笑)

── すごいですね!何か秘訣とかあるんですか?

車:最初からリモートワークだったというのもありますけど、そんな中でも普通のオフィスに相当する機能を作ってることは大きいかなと思います!

毎日決まった時間に朝会をやったり、チャットで雑談部屋を作ったり、ディスコードという音声通話ツールを一日中繋いでいるので、口頭でのコミュニケーションも多くて、仕事に関係ない話も沢山しますね。
何か困ったことがあればプロジェクト内でWeb会議も頻繁に行われてますし、チームで画面を共有しながら一緒になって仕事をすることもあります。

── かなり密にコミュニケーションを取ってるんですね!

車:コミュニケーションが密だと圧倒的に生産性が高くなりますし、雑談も通常のオフィスのようにしていることで帰属感につながってるような気がします。
開発会社はリモートじゃなくても、みんな黙々と作業して会話がないことが多いと思うんですけど、うちはそういう環境より圧倒的にしゃべってますね(笑)

物理的な制約と、コミュニケーション取ろうとするメンバーひとりひとりの気持ちの掛け合わせが重要なのかなと思います。

しくみ製作所流:働き過ぎ防止は「ポモドーロテクニック」!?

── リモートワークならではの「働き過ぎ」とか「サボりがち」みたいな課題はどうでしょうか?

車:「働き過ぎ」という課題はどうしてもありますね。サボっていても、回転する事業を作れたら嬉しいのですが、まだ色々とやらないといけない仕事ややりたい仕事が多い状態です(笑)

なので、そういった「働き過ぎ」を防止するためにも、「働く場所」は自由だけど、「働く時間」はある程度、制限があって。なるべく18時を目安に仕事を切り上げてもらっています。

就業時間が9:20~18:00までと定めているので、「仕事をしていれば好きな時間に働いててもいいよ」という考えではないんです。

── 毎日18:00に作業を終わらせるのは簡単ではないように思うんですけど、何か工夫されていることがあるんですか?

車:ポモドーロと呼ばれる方法で、1日の作業時間を4時間程度にする取り組みをしてます!

── ポモドーロって初めて聞きました!

車:「ポモドーロテクニック」というのが一般的にあるんですけど、25分作業したら10分休憩というのを1セットと考えて、それを8セットやったら作業を終えるのが基本の考えになっているんです。

僕がそれを個人的に結構いいなって取り組んでたら自然とメンバーにも広まって。そしたら、エンジニアのメンバーがポモコマンドを作ってくれたんですよ(笑)
1セット終わるごとにを1ポモ消化して、それを8ポモ(8セット)消化すると「おめでとう!」と画面に出てくるみたいなコマンド(笑)

▲こちらがポモコマンドのお写真。達成すると「All DONE!!」が表示されます

── ゲーム感覚で生産性が上がるなんて楽しそうですね!

車:無理なく続けられますね!
でも、ただポモドーロをすれば良いというわけではないんです。25分で「この仕事をやろう」と決めていても達成できない時も多くて…達成できない時の理由って、作業に対して自分の見積もりが甘かったのか、もしくは自分の作業スピードが遅かったのか、なんですよね。

なので、ポモドーロを行うこと自体も大事なんですけど、それを達成できるように改善していくことが重要なんです。

── ダラダラ作業してると自分の要領の悪さとか、何でこんなに進まなかったんだろうと気づかないことも多いですしね…小まめに目標を設定して時間を区切って作業をすることは凄く大事だなと思いました。

車:本当にその通りで。僕たちがやってるITの仕事は生産性が一番重要なんですよ。
だから、ポモドーロして改善してって繰り返すことで、作業スピードも作業効率の改善も早くなるので、そのメリットがメンバー内で自然と浸透していますね。

リモートワークという条件の中で生産性を上げるための方法や、その方法によって生まれるメリットを考えて、みんなで取り組んでいくことが多いです。

「強制」ではなく「メリットの浸透」が自主性を生む

── じゃあ、会社でルールを決めているというより、皆さんが率先して何かに取り組んでいくことの方が多いんですか?

車:そうですね、ルールによる強制はしていないです。全体的に強制することはあまり良くないっていう話はしていて。嫌々やったり無理してやっても続かないですし、身に付かないと思うんですよ。

生産性だけじゃなくて、働く時間や休暇に対しても強制ではないんです。出来る限り、休める時は休んでいいよと考えていて。

── 逆に「休まず働きたい!」って人がいた場合はどうするんですか?(笑)

車:必ずしも休まなきゃいけないわけではないので、そこも強制ではないんですけど(笑)
ただ、「休むといいことあるよ」っていうのを伝えていければいいと思ってます。制度として休まなきゃいけないと縛るより、休むことのメリットを浸透させていくことが重要なんじゃないかなって。

── 「強制するのは良くない」文化だからこそ、皆さん「自主的」に取り組んでる、誰かが取り組みを始めると自然に周りも付いてくるのかなと感じました。

車:そうかもしれないです!何かに対して「やりたい人いる?」って聞くと率先してやってくれますし、会社で「新しいことに挑戦しよう!」という時も否定する人はいないですね。

「新しいしくみ」へ挑戦し続けるために必要な2つのアップグレード

▲年に一度、メンバーの皆さんで集まって様々な話をしながら盛り上がります

── 自ら「新しいことに挑戦していこう!」という方も多いんですか?

車:今のところそういうメンバーが比較的少ないので、そこは今後の課題でもありますね。

── では、今後はそういった人を採用していこうと考えているのでしょうか?

車:そうですね!「こんなことがやりたい!」と、周りを巻き込んで、推進していくようなパワーがある人、今いるメンバーと刺激し合えるような人が仲間になってくれたら嬉しいです。

また、エンジニアが多い集団なので、技術面だけじゃなくて、ビジネス側が分かるメンバーを増やしたいという想いがあります。一人でもビジネスに詳しい人がいれば、新しい挑戦に対してより一層機動力がつくので。

働き方のアップグレード、メンバーのアップグレードをしていきながら、「新しいしくみ」に挑戦していきたいと思います。

── そういった人が一人でもいることで、メンバーの皆さんが新しい挑戦に自然と取り組んでいけますもんね!
貴重なお話ありがとうございました!


【次回予告】

「新しいしくみ」に挑戦し続けるしくみ製作所。そんな、しくみ製作所で新しい挑戦をしているメンバーを発見!
次回は、入社1年目にして世界を旅しながらリモートワークを行っている神宮司さんにインタビュー。なぜ、世界を旅しながら働くことを選んだのか、また海外での「仕事」と「生活」についてたっぷりとお話を伺いました!

 ▼今回お話を伺った企業の情報
しくみ製作所株式会社

第1回
働き方の「新しいしくみ」をつくりたい!「完全リモートワーク」に挑戦するしくみ製作所
第2回
新卒一年目から世界一周!?新しい働き方への挑戦に込めたアツイ想いとは ── しくみ製作所株式会社
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