リモートワークで1日の無駄をなくし、理想の働き方を実現する ── 株式会社シグナルトーク

リモートワークで1日の無駄をなくし、理想の働き方を実現する ── 株式会社シグナルトーク

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2016年に理想の働き方ができる組織としてリクナビNEXT主催の「グッド・アクション」を受賞した株式会社シグナルトーク前回はジェネラルマネージャー阿部さんに働き方に関する制度や理想としている組織についてお聞きしました。

今回は制度ができる前からリモートワークを開始し、同社のロールモデルとなっている花岡さんにインタビュー。自分らしい働き方をした経緯や、コミュニケーション方法について伺いました。

第1回
「週休3日・リモートワーク・副業」全部叶う理想の組織 ── 株式会社シグナルトーク
第2回
リモートワークで1日の無駄をなくし、理想の働き方を実現する ── 株式会社シグナルトーク

花岡 大樹(はなおか だいじゅ)

ソフトウェア アーキテクト 2004年に入社して以来、一貫してMaru-Janのサーバクライアントのリードプログラマーを務める。プライベートではマルチプラットフォームのミドルウェアの開発も行う。

出社することが時間を無駄にしていると感じた

── 花岡さんは社内で最初にリモートワークをされたとお聞きしました!その経緯を教えてください。

花岡 大樹(以下、花岡):13年前にプログラマーとして入社したんですけど、毎日同じ場所に出社して、仕事をして家に帰るという行為自体にまったく意味を感じていなくて。通勤を含めて無駄が多すぎて1日の時間の使い方が非効率だと思っていました。また、入社前から趣味兼副業みたいなことをしていて、そこに少し時間も割きたかったので2010年にリモートワークをしたいと代表に相談しました。

── 相談したときの反応はいかがでしたか?

花岡:代表も「試してみたらいいんじゃないか」と言ってくれて。「FreeWorking制度(※)」ができる前にモデルケースみたいな働き方として、基本はリモートワーク、会議があるときに出社するワークスタイルに挑戦することになりました。

 ※FreeWorking制度とは
シグナルトークでの仕事量を減らし、子育てや副業の時間を確保できる「FreeDays (少日数勤務)」と、自宅やカフェなど好きな場所で仕事ができる「Remote(在宅勤務)」を選択できる制度。

■FreeDays(少日数勤務)
週3日~4日、出社して勤務する制度。
※勤務日数は選択可能

■Remote(在宅勤務)
在宅にて業務を行う制度。
※勤務日数は週3日~5日の間で選択可能
※週1回2~5時間程度の会議には参加

引用元:シグナルトークHP

── 花岡さんのリモートワークがキッカケで「FreeWorking制度」ができあがっていったんですね。

花岡:しばらくリモートワークを続けたあと、代表から「パフォーマンスの低下を懸念していたけど、むしろ良くなっているのでは」と言ってもらえて。最初は僕一人の特例という状況で始めましたが、しっかりと結果を出せたことで2014年に「FreeWorking制度」として制度化されました。

── リモートワークはどこでしていることが多いのでしょうか?

花岡:カフェが一番多いですね。その次が自宅です。

── カフェだと電源の確保が大変じゃないですか?

花岡:リモートワークにすると決めた時点で10時間ぶっ続けで作業できるようにPC自体を整備してます。そうするとPCやモバイル機器のバッテリーよりも自分のバッテリーが先に切れちゃうんですよね(笑)

不測の事態に備えてPC本体+外部バッテリーも活用しているので、この両方が切れるのであれば、自分が休んだ方がいいと考えてます(笑)

── 確かにその場合は休んだ方がいいですね(笑)先ほど副業もされていらっしゃると伺いしましたが、どんなことをされてるのでしょうか?

花岡:かなりニッチな分野ですがゲームエンジンを開発してライセンスビジネスをしています。個人・法人問わず提供していて、個人は無料で利用できますが、法人からはライセンスフィーをいただいてます。累計で500ゲームくらい使われていて、実はシグナルトークでも使われてます(笑)

── えーっ、すごい!花岡さんはリモートワークから副業まで社内のモデルケースになっているんですね!

多様な働き方を尊重し合うために必要な「共有」

── リモートワークだからこそコミュニケーション面で気を付けていることはありますか?

花岡:コミュニケーション面に関してはオフラインとオンラインの両方が大事だと考えていて。オフラインに関しては週1回出社して会議に参加し、コミュニケーションを取っています。制度や事業の方向性を決めるときは会議で決めることが多いです。意見交換が必要なものなどは対面で話した方がいいですよね。

また、それぞれのタスクや進捗の確認はチャットを活用しています。時にはプライベートな内容まで自由に投稿してますね。

▲チャットを活用したプライベートな投稿例

オンライン上でオープンに共有していくことで、週1回のミーティングにもみんなの状況を理解した上で臨めますし、対面で話す場があるからこそ、チャットでのコミュニケーションも円滑にできると考えてます。あと、実はうちの場合はメール文化も残っていて。

── メールですか。ちょっと意外な回答でビックリしました(笑)

花岡:主力事業のオンライン麻雀ゲームは2002年に開発を開始して、今年で15年目となります。15年分の資産って良くも悪くも膨大にあって(笑)「レガシー」と呼んでますが、当時のデータやユーザーとのやり取りなどはメールで残っているんです。メール文化があるのはそういったレガシーがあるからですね。

取引先とも個人アドレスではなく、共有アドレスで常にやり取りをするので、誰がどんな案件を対応しているのかすべて可視化されていて。メールを見れば全員がどういった状況なのか詳細を理解できます。これもオンラインでの共有方法の一つですね。

── オンライン、オフライン問わず、共有しあうことってすごく大事ですよね。

花岡:そうですね!シグナルトークではメールもチャットも共有されているので、リモートワークの人がどんな仕事をしているかもわかります。これが適正な評価にも繋がっているかと。

自分らしく働くことが「クリエイターの理想郷」の実現に繋がる

── 花岡さんから見て、シグナルトークで活躍できる人ってどういった人でしょうか?

花岡:全員共通の部分で重要なのは、セルフマネジメントができる人ですね。シグナルトークってまだまだ規模が小さい会社なので、上下の階層構造や命令系統がほとんどなく、一人一部署みたいな感じになることがあります。そのため常にマネジメントが必要な人には向かないかなと。

── 職種によっても違いがあるのでしょうか?

花岡:例えばプログラマーでいうと、あるシステムに関しては「〇〇さんに聞かなきゃわからない」ということが多いです。だからドカっと任せても運用できる人は活躍できると思います。

また、ゲームの運用歴からレガシーのケアをする作業が少なからず入るので、古いコードを修正することがストレスにならない人がいいと思いますね。綺麗なコードをかける腕のいいエンジニアはたくさんいると思っていて。けど一昔前のグチャグチャなコードを紐解いて修正していくことはあまり経験がなかったり、むしろやりたくない人が多いと思うんですよね。

プログラマー歴が長い人がシグナルトークではたくさん活躍していますが、レガシーのケアを考慮するとそういった人じゃないと対応できないことが要因の一つですね。逆にそういった作業を一切したくないという人には向かないかも(笑)

── その他の職種では?

花岡:ディレクターであれば、熱量のある方ですね。自らどんどん企画し、提案するような方には向いていると思います。また、主力事業の麻雀がどれだけ好きかというのも実は最重要項目でして(笑)いまのディレクターはそういった人が多く、代表を唸らせるレベルの麻雀狂ですね(笑)

── 最後に花岡さんから見たシグナルトークの良いところを教えてください!

花岡:代表の言動と、「クリエイターの理想郷を作る」という理念が一致しているところですかね。リモートワークや副業、時短勤務などの自由な働き方は「働き方改革」といった時代の流れに合わせたわけでなく、僕らスタッフが求めている理想の働き方を実現していった結果です。自分の意見がしっかりと反映され、自由度も高い組織だと感じられる点はすごく良い部分だと思います。

── 本日はありがとうございました。

編集後記

長時間労働が常態化している傾向が強いゲーム業界で、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方を実現しているシグナルトーク。

週休3日制・リモートワーク・副業などスタッフそれぞれが自分らしい働き方を実現しても組織として機能しているのは、オフラインとオンラインの両軸で「共有」をしあう仕組みがあるからでした。

会社が自分らしく働くことを後押ししてくれることで、個人は自由に多方面で挑戦し経験を得ることができます。その経験が結果的に会社にとってプラスになっていく。こういった好循環がシグナルトークにはあるからこそ、みんながよりイキイキと働けているのではないでしょうか?

「クリエイターの理想郷を作る」
このビジョンが近い将来に達成されるのを感じた取材でした。

▼今回お話を伺った会社
株式会社シグナルトーク

第1回
「週休3日・リモートワーク・副業」全部叶う理想の組織 ── 株式会社シグナルトーク
第2回
リモートワークで1日の無駄をなくし、理想の働き方を実現する ── 株式会社シグナルトーク
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