「週休3日・リモートワーク・副業」全部叶う理想の組織 ── 株式会社シグナルトーク

「週休3日・リモートワーク・副業」全部叶う理想の組織 ── 株式会社シグナルトーク

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2016年に理想の働き方ができる組織としてリクナビNEXT主催の「グッド・アクション」を受賞した株式会社シグナルトーク。働き方は週休3日制、リモートワーク、副業、少日数勤務のすべてが選択可能。社内制度や福利厚生も充実している同社が、なぜ働き方にこだわるのか?そして、どういった働き方を理想としているのか?ジェネラルマネージャー阿部さんに伺いました。

第1回
「週休3日・リモートワーク・副業」全部叶う理想の組織 ── 株式会社シグナルトーク
第2回
リモートワークで1日の無駄をなくし、理想の働き方を実現する ── 株式会社シグナルトーク

阿部 信光(あべ のぶみつ)

ジェネラルマネージャー/Maru-Janプロデューサー 2010年にMaru-Janのプランナーとして入社。その後、チーフディレクターを経てジェネラルマネージャーに就任。2017年からはMaru-Janプロデューサーも兼任。

クリエイターの理想郷を作る

── 早速ですが「クリエイターの理想郷を作る」というビジョンは、どういった経緯で生まれたのか教えてください。

阿部 信光(以下、阿部):シグナルトークは今期で15年目のオンラインゲームを主力事業としている会社です。ゲーム業界って昔から長時間労働が常態化している傾向が強いと言われていて(笑)クリエイターは長時間労働の傾向があり、作品がヒットしても報酬が少ないのが現状でした。

もっと自分らしく働けて、且つリターンを返していける環境にしないと、優秀なクリエイターがどんどん業界からいなくなってしまう。そこでシグナルトークでは創業時から「クリエイターが本当に働きたいのはどんな場所か?」を突き詰めていきました。そのときに掲げたビジョンが「クリエイターの理想郷を作る」ですね。

── 人によって理想の環境は異なると思いますが、その点はどのようにお考えですか?

阿部:残業がない、休みが多い、給料がいい、福利厚生が整っているなど、人それぞれ理想が異なることは理解しています。その上で究極的にはメンバー全員の理想を叶えられる組織を創っていきたい。特に「働き方」に関しては多様な働き方を実現できる制度を用意することで、自分らしく働ける理想の環境を提供できると考えています。

理想を実現する「FreeWorking制度」と「CreatorDay制度」

── 一人ひとりの理想の働き方を実現する制度として「FreeWorking制度」が評価され、2016年にリクナビNEXT主催の「グッド・アクション」を受賞されていますが、どういった制度なのか教えてください。

阿部:「FreeWorking制度(※)」は、シグナルトークでの仕事量を減らし、子育てや副業の時間を確保できる「FreeDays (少日数勤務)」と、自宅やカフェなど好きな場所で仕事ができる「Remote(在宅勤務)」を選択できる制度となっています。

※FreeWorking制度とは
週3日から働ける。自宅で働ける。自由な勤務を選択できる制度

■FreeDays(少日数勤務)
週3日~4日、出社して勤務する制度
※勤務日数は選択可能

■Remote(在宅勤務)
在宅にて業務を行う制度
※勤務日数は週3日~5日の間で選択可能
※週1回2~5時間程度の会議には参加

引用元:シグナルトークHP

また、2017年6月に短い時間で高いアウトプットを出すことを目的とし、週休3日制を実現する「CreatorDay制度(※)」を創りました。

※CreatorDay制度とは
業務効率化で週休3日を実現する制度

■制度適用日
・月曜日にCreatorDay休暇の取得可
・平日が5日間ある週に取得可

■対象者
・フルタイム勤務の従業員が利用可
・Remote利用者も利用可

引用元:シグナルトークHP

この2つの制度により多様な働き方を選択できるので、みんなの理想を実現する土台ができたと考えてます。

── 週休3日制、リモートワーク、副業、少日数勤務をすべて実現しているのはすごいですね!ちなみに「FreeWorking制度」と「CreatorDay制度」はどのように使い分けをしているのでしょうか?

阿部:例えば仕事量を減らして週3日勤務に変えて副業の時間をしっかりと確保したい人は「FreeWorking制度」、仕事量は変えずに業務効率を改善し週休3日制で働きたい人は「CreatorDay制度」を活用しています。2つの制度の違いは給与面で、「FreeWorking制度」で週3日勤務を選択した場合は給与が60%になります。「CreatorDay制度」は週休3日制にしても給与はそのままです。

また、「CreatorDay制度」は自分の業務量に合わせて適用可能です。「今週は作業の進捗が良いから月曜日を休日にして週休3日にしよう」や「今週はちょっと立て込んでるから週5日間働こう」といった使い方ができます。

── 業務の進捗に合わせて週休3日を選択できるのはいいですね!「CreatorDay制度」を利用して休みの日に副業をするのもありですか?

阿部:もちろん問題ありません。シグナルトークでの仕事と副業のバランスを自分で考えて選んでもらえればという感じです。

「倍速・倍価値」を意識する

── 制度を導入したことで、どのような変化がありましたか?

阿部:2つあると考えていて、1つはライフスタイルに合わせて働けるようになったことで安心して働き続けられる環境になったと思います。実際に介護をしている社員はリモートワークで介護と仕事の両立をしています。また週3日勤務に変えて家族との時間を確保したり、リモートワークをすることで時間効率を高めて副業をしている社員もいます。人それぞれの理想的なライフプランを会社が支援してくれることはとても大きなメリットかと。

もう1つは「CreatorDay制度」が業務効率に対する意識作りに効果的と考えています。

── と言いますと?

阿部:シグナルトークには「倍速・倍価値」という社内共通言語があり、常日頃から業務効率の改善と、より価値の高いアウトプットを出すことを意識しています。例えば、業務効率の改善を目的としたPC操作のテストを全員で行っていて。操作に時間がかかる人に対しては、その操作を早くできる人がセミナーを開催しています。

また週報も全員書いていて、その中で「倍速・倍価値」の提案を1人1個は必ず出していることも欠かせない取り組みです。

── どういった提案を書いているのでしょうか?

阿部:本当に小さなことの積み重ねも重要だと考えているので、使うツールを変更したことや、プログラマーに作業をシステム化してもらったこと、業務フロー自体を変えたことなど様々ですね。今あるものを変更してはいけないルールなんてシグナルトークにはありません。自分たちが良いと思えばどんな風に変えても構わないですし、それができないと会社も個人も成長できないですよね。

── 小さいことも含めて積み重ねていくことで業務効率が良くなり、結果的に週休3日が実現できるということですね!

阿部:はい。短時間で質の高い仕事ができれば休日が3日に増えて、家庭の時間を増やせたり、リフレッシュし心身の充実にも繋げていける。これは会社にとっても、個人にとってもすごくメリットが大きいかなと。

「指摘」ではなく「ブラッシュアップ」

▲社内会議の様子

── 「FreeWorking制度」や「CreatorDay制度」などの制度はどのように決めているのでしょうか?

阿部:基本的にはみんなで「どういう制度があれば居心地がよく、働きやすい環境になるのか」を突き詰めてから制度化をしています。例えば「CreatorDay制度」の場合、立案者は代表でしたが、制度の内容はみんなで話し合いながら決めました。

── 全体会議などの時間を使って話し合いをしているのでしょうか?

阿部:全体会議を開催するときもありますが、必ずこうやって決めようというルールはないですね。全員で0から話すと非効率なケースもあると思うんです。事案に対して気になっている人が自然に集まって意見交換したり、制度化したいと思っている人が自主的に草案をまとめてみんなに提案するとか、様々な形式で行われてますね。

一方で会社でこれを決めたから、もうやりますみたいなトップダウンで進めることはありません。代表も「こういうのやりたいと思っているけど、どう思う?」とスタッフに対して必ず確認をします。

──そういった自然に議論ができる環境をつくるために工夫されたことはありますか?

阿部:一般的に「意見や指摘」ってネガティブに捉えられる表現なので言いにくいと思うんです。そこをポジティブに変換していくことが重要だと思っていて。シグナルトークでは「意見や指摘」という言葉を使わないで「ブラッシュアップ」という言葉を使っているので自然な議論が生まれているんだと思います。

── え?それだけで効果って違うのでしょうか?

阿部:違いますね!例えばサイトリニューアルのケースでも、「これはダメだよね」って指摘するのではなく、「ここをこうやってブラッシュアップしたらもっと良くなりそう」と言ったポジティブな表現を使うことで活発な議論が行われています。

自分らしく長く働ける環境を目指して

── お話を伺っていて、シグナルトークはカルチャーや制度を通じて自然に「自由と責任」を両立できる環境だと感じました。

阿部:ありがとうございます。クリエイターの理想郷を作るためには、短い時間で高いアウトプットをだすことが重要と会社全体で認識しています。すべての取り組みがここに直結するようにしていることが「自由と責任」の両立に繋がっていると思いますね。

── 現時点でも理想的な働く環境が整っていると思いますが、これからの目標などはあるのでしょうか?

阿部:「CreatorDay制度」導入前の2016年は月間労働時間147.3時間と全国平均の161.1時間を大きく下回りましたが、売上は過去最高でした。2017年は「CreatorDay制度」によって、「倍速・倍価値」の意識を高め、月間労働時間は128時間、売上は過去最高にすることを目標としています。もちろん労働時間が減っても給与は全員そのまま!これが達成されると自分らしく長く働ける環境を構築できるかと。

── 最後にシグナルトークで活躍できる人物像について教えてください。

阿部:一人ひとりがプロとして行動できる人ですね。会社の規模も大きくないので、一人が対応する範囲も広く、多くの案件を抱えることになります。そのため、しっかりとセルフマネジメントをしてタスクやスケジュール管理をしていくことが重要になります。その中でどのようにサービスのクオリティ高めていくのか。また、どうすればお客様に喜んでいただけるのかを考えて行動できる人は活躍できると思います。

── 本日はありがとうございました。

次回予告

── 阿部さん、すいません!一つ聞き忘れてしまったんですが、シグナルトークは決算賞与として経常利益の50%を分配しているってホントですか?

阿部:もちろん本当です。これもクリエイターの理想郷をつくることに関連していて、利益の多くをスタッフに還元したい想いから決算賞与として経常利益の50%を分配してます。

みんなで頑張った結果の一つが利益なので、会社としてちゃんとみんなにリターンを返さないといけないと思うんです。ちなみに経常利益の50%以上の決算賞与を出すこともあります(笑)

シグナルトークには自分が理想とする働き方ができる環境と、頑張った分だけリターンが返ってくる仕組みがしっかりと構築されていて、本当に理想的な環境を実現されていました。

また、インタビュー中も「倍速・倍価値」という社内共通言語を多用されていて、制度を含めた一つひとつの取り組みに対する浸透度が非常に高いことに驚きました。

シグナルトークのHPには、1回のインタビューでは書ききれないほどに充実した制度や取り組みが記載されているので必見です。

次回は制度を利用して自分らしい働き方を実現しているスタッフのインタビューをお届けします!

▼今回お話を伺った会社
株式会社シグナルトーク

第1回
「週休3日・リモートワーク・副業」全部叶う理想の組織 ── 株式会社シグナルトーク
第2回
リモートワークで1日の無駄をなくし、理想の働き方を実現する ── 株式会社シグナルトーク
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