今回は、地域おこし協力隊として取り組んでいる私の事業についてのお話です。
私がやっていること、それはざっくり言うと“体験型情報発信”です!
佐藤彩希(さとうあやき)
1991年5月生まれ。北海道札幌市出身。大学卒業後、茨城県のラジオ局で3年勤務。一度札幌に戻るも「どうしても茨城で暮らしたい!」と茨城県潮来市の地域おこし協力隊に。 現在は潮来市の小学生とともに地域住民に取材しラジオ番組を制作する「こどもジャーナリスト育成事業」を進めながら、市内の撮影などを通してSNSでの情報発信を行う。
こどもたちと一緒にラジオ番組をつくる!
2018年8月20日に茨城県潮来市の地域おこし協力隊として着任した私。
SNSを使った情報発信をずーっとしてきました。でもそれだけじゃあわたしが潮来市に来た意味がない。「わたしだからできること」は何かないか…
そこで始まったのが
こどもジャーナリスト育成事業です。
ずばり、こどもたちがラジオ番組のパーソナリティになる、という取り組みです!
パーソナリティといってもただ喋るだけではありません。
地元の人に取材をしてそれをしっかりとまとめ、その内容を話してもらいます。
目的は、
★人の話を聞く力を身に着ける
★知りたい情報を聞き出す力を身に着ける
★知りえた情報をわかりやすく伝える
★地域のことを知ることで地元への誇りを高める
などです。
〇〇の力を身に着ける、なんて偉そうに書きましたが私自身その能力がまだまだ足りないなと実感しています。
この事業を通してこどもたちと一緒にスキルアップしていくことも目論んでいます。
なぜラジオ番組?
最近小学校でも情報の時間があるらしく、簡単なパワーポイント作業をすることもあるそうです。
そんな時代ですが、いや、そんな時代だからこそ、”ことば”だけで表現するラジオに挑戦してほしいと思ったのです。
わたし自身がラジオ番組制作に携わっていたのでサポートできる部分が大きいと感じたのも大きな理由です。
多くの人に作品が披露されるとなれば、こどもたちの発表に対する姿勢も変わるかな、なんて思っています。
進捗状況は?
2019年7月末現在、こどもたちが潮来市で頑張る人(キーマン)に取材をするという段階まで進みました。
夏休み明け、9月下旬からはいよいよラジオ番組作りに入ります。
取材をしたこどもたちは「もっと使える言葉を増やしておけばよかった」「相手の話をよく聞く練習をしておけばよかった」と感じたようです。
ラジオは映像がないのですべてを言葉で表現しなければなりません。声の高さやしゃべるスピードによって相手に与える印象は大きく変化します。そのことを感じてほしいなと思っています。
これからのこと
「まずはやってみよう」というのがわたしのモットーです。
冒頭に“体験型情報発信”と言いましたが、輪の中に入って体験したからこそ伝えられる情報を発信していきたいと思っています。
ただの“記録者”にはなりたくないんです。できる限りのところまで入っていって、あわよくばその環境に浸かって…わたしの記事を読んだ人がその内容にあるイベントだったり食だったりを疑似体験したような気持ちになってもらえたら最高です!
いろんなところにアンテナを張って、情報をキャッチして体験して…体が何個あったら足りるのだろう…(笑)
▼佐藤さんの活動詳細はこちら
Facebook:@itako.chiikiokoshi
Twitter:@itako_okoshi
ブログ:https://itakocity-ayaki.hatenablog.com/
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