なんとなく知っているけど、なんとなく知らない「産休」「育休」について理解しよう。

なんとなく知っているけど、なんとなく知らない「産休」「育休」について理解しよう。

「いつから産休入るの?」「いつまで育休?」私の周りでも20代の半ばから、こんな会話がだんだんと増えてきました。

ところで、「産休」と「育休」について質問されたら、ちゃんと答えられますか?出産経験のない場合は特に、「なんとなく知っているけど、なんとなく知らない......」そんな人も多いのではないかと思います。

女性にとっても男性にとっても、働き方や生き方がガラッと変わる大きなターニングポイントですので、きちんと理解しておきましょう♪

産休と育休のおさらい

産休について

産休は、「産前休業」と「産後休業」この2つの休業を合わせて「産休」と言います。

【産前休業】(※誰でも取得可能)
産前休業は、出産予定日の6週間前から休みを取得できる制度です。双子以上の場合は14週間前から可能です。「私、出産の直前まで働いてたのよ!」なんて声も時々耳にしますが、この取得は任意ですので、期間も休むタイミングも自由に決めることができます。会社に対して取得申請を行います。

【産後休業】(※誰でも取得可能)
産後休業は、出産の翌日から8週間休みを取得できる制度で、この期間は原則として働くことはきません。ただし、産後6週間を過ぎていて医師が認める場合のみ早期復帰も可能です。産前と違い、特に会社への申し出は必要ありません。

育休について

【育児休業】(※取得条件あり)
育休は、産後休業の翌日から子どもが1歳になるまでの間、希望する期間休むことができる制度です。会社に申し出ることにより、男女ともに取得可能です。取得を希望する場合、申請期間は休業開始予定日の1か月前までと法律で決められているため、産前休業と一緒に申請しておくのが安心ですね。

要注意!誰でも取得できるわけではない「育児休業」

産休と違い、就労状況によってはこの育児休業を取得できる人とできない人が出てきます。

【育児休業を取得できる人】

  1. 同一の会社で1年以上働いている(※申出時点)
  2. 子供の1歳の誕生日以降も同一の会社で働き続ける予定である
  3. 子供の2歳の誕生日前日以降も働き続ける予定である(例えば7月27日うまれであれば、その前日である7月25日までに雇用契約が満了予定になっていたり、更新されないことが決定していないこと)


【育児休業を取得できない人】

  1. 同一の会社で働いた期間が1年未満である
  2. 1年以内に雇用契約が終了予定である
  3. 週の労働日数が1日以下である
  4. 日雇いなどで日々雇用されている

(参考:あなたも取れる! - 厚生労働省

細かく条件が定められているため、ご自身の状況をしっかりと確認しておく必要があります。このタイミングで転職などを考えてる方がいらっしゃれば、要注意ですね!

待機児童問題に直面した場合は?

都市部に住んでいらっしゃる方にとっては他人事ではない「待機児童問題」。このような問題に直面してしまったなど、復帰不可能なやむを得ない理由がある場合 、1歳までだった育児休業を1歳6か月まで延長することが可能です。

【育児休休業の延長条件】

  1. 保育所に入所希望をし、申込みをしているが入所できない場合。
  2. 子の養育を行っている配偶者が、やむを得ない事情で養育が困難となった場合。

 これらのどちらかに該当した場合にのみ、延長が認められます。

「産休」「育休」は共に国が定めている制度です。ですが、会社によっては特別な制度を設けていたりと若干異なることもあるため、妊娠・出産を考えている方は会社の制度を調べておくことも必要です。

※皆さんが一番知りたいであろう『産休・育休中の給料のお話』はまた後日、詳しくご紹介いたします。


ここまで産休育休についてつらつらと書いてきましたが、一昔前とは違い、育休を使って100%の力を育児に注ぐことが必ずしも正しいわけではありません。日本では育児休業を期間いっぱい取得する人が多いという印象がありますが、海外では子供をシッターさんにお任せして産後数週間ですぐに仕事復帰なんてこともよく聞く話です。

育休はあくまでも1つの手段にすぎません。
ご自身はどういうタイプなのか、夫婦でどういったライフスタイルを送りたいのか、子育て生活をどう楽しんで行きたいのか、じっくり考えて選択していくことが必要ではないでしょうか。

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