はじめまして!埼玉県の浦和で匿名の地域ブログを運営している埼玉たまこと申します。
昼間は会社員をやりながらさいたま市の地域ブログ「浦和裏日記」を運営して早5年。今回は、私がなぜ地域ブログをやるにいたったのか。
そして会社員+副業という、イマドキでありながら実際にやっている人はまだ少ないその幸福度はいかなるものかシェアしたいと思います。
埼玉たまこ
埼玉生まれ、さいたま市育ち、さいたま市在住のOL。女性の幸せは「職住近接」と思いたち、見事に県内の会社に就職。「余暇が多いから」ということ、「現在の代替可能な仕事への恐怖」からブログを開始。街の魅力を掘り下げたい、という想いで地域の情報を発信している。
ブログを始めたのは、病気で動けない人の人生を代わりに生きるためだった
話は就職活動中の学生時代にまで遡ります。
当時、授業とバイトと就職活動という3つの大きなタスクを同時進行していた私は、ある日突然動けなくなります。
体全身が膨れて、顔は変形、自分の足で歩くことも難しく車椅子生活を覚悟しました。
同世代の友人はとっくに就活を終えて残りの学生生活を謳歌する中、私は内定もないのに、生きるか、死ぬかという問題に直面していました。
幸い病名が判明し、薬も効く体質だったので病気の症状は治りました。ただし、副作用ありまくりの薬を数年飲むことになります。
一度発症すると再発の可能性は拭えず、6割が再発すると言われました。再発に気づくのが遅ければまた入院するところからやり直しです。
当時、「なんで私なんだろう…」と思わずにはいられませんでした。普通に健康に生きている人が心底羨ましかったです。
退院後、ストレスだった就職活動を辞めることにしました。あまり働きたくない会社からは内定が出ていたのですが、泣く泣くそこで働くことにします。
このとき、病人に職業選択の自由はないのだと思いました。
「今後の人生は医療費のために働くのだ」
将来には絶望しかありませんでした。
▲退院日のご飯 3週間で4kg痩せましたありがとう
やりたくない仕事をしていると人の心は死ぬ
やっぱりやりたくないお仕事だったので心身に影響がでました。一睡も出来ない日が何日も続き、朝起きれなくなってしまいました。
抗うつ薬を飲んでも激しい副作用がでて、悪化の一途・・・
その時ふと思いました。
せっかく病院の外で生きられる生活をしているのに、勝手に自分の心を壊して、自分
は何をしているんだろう。
私が学生の頃にかかった病気は薬が効かない人もいます。
となると入院は長期化し、まともな職にはつけません。
未だに同じ病気で苦しんでいる人がいる中、私は同じ病気の人に顔向けができない
…
ということで会社を辞めることにしました!
▲新入社員時代のたまこ『死ぬことしか考えられない』
楽しい本業で余暇のない人生と、本業を諦めて余暇を多くとる人生
転職活動は新卒での惨敗が嘘のように、2箇所から内定が出ました。
1つは楽しいお仕事でした。
ただし残業は底知れず…通勤時間も長く、これまでと肉体的苦痛は変わりません。お給料は良さそうでした。
2つ目は、全く持って興味のないお仕事でした。
ただ残業はなく、プライベートの時間を多くとる事が出来ます。お給料は底辺ですがパートレベルの楽な仕事で正社員ポジションです。
悩んだ挙句、2つ目のプライベートが充実出来るお仕事を選びました。
そしてこの時、プライベートの時間を使って本業で足りない分を稼ごう!という発想に
切り替わります。
将来また入院した時のためにも、自分が肉体労働をしなくても収益が出る仕組みを作
っておいた方がいいと思いました。
ネタに困らないという理由で選んだ地域ブログ
もともとブログは中学生の時からやっていました。ただ、収益化をさせたのは社会人になってからです。
それまで雑記ブログを運営していました。
しかし収益化させるならジャンルを特化させた方がいい!ということで、ネタに困らず
無理なく続けられる地域ブログを選択しました。
当時はこれほどまでに地方創生も謳われておらず、同様のブログもそこまでありませ
んでした。
収益化という側面では地域ブログは最適解ではありませんのでおすすめしません 。
私はたまたま自分の好きなこととマッチしていたので、無理なく続けてこれています。
病気があったからブログが生まれた
回り回って病気があったからこそ、ここまで這いつくばってこれました。
だから病気になってよかった!と言えます。
私の病気はそもそも原因不明ですが、ストレスが引き金となると言われています。何事においてもストレスは万病の元ですよね。
だからこそ、やりたくない仕事で盛大なストレスを抱えている人、いつか病気になった
とき、これまでの人生を深く後悔するかもしれません。
そうなった時、収入源がひとつしかないとますます落ち込むと思います。
かつての私がそうであったように。
会社員+副業という生き方を同世代の女性に伝えたい
そもそも女性の身体は、週5フルタイムで働けるように設計されてないと思います 。いつも辛くないですか?
お給料はほとんどの場合、男性よりも低く設定されていて、子どもができれば、3分の2まで減る場合もあります。そのあと病気にでもなったら…?
果たして経済的に豊かな生活ができるのでしょうか。
私はよく「将来どうしたいのですか?」と読者さんから尋ねられます。
ブログを通して「こうゆう生き方」を伝えたいと思ってやっています。
2本目の収入の柱があると経済的にも精神的にも豊かなんだよ。
自分が倒れたとしても、もう頑張らなくていい。
ゆっくり休んで元気になったら働き出せばいいんだよ。
そしてブログを通して本業を見つけ、そっちにシフトしていきたいと思っています。今は政府も副業を後押ししてますから会社員+副業はいずれメジャーな働き方になる
でしょう。
副業は自分の好きなことであればなんでもいいと思ってます。
私はたまたまブログが最適解でした。
ブログ副業は幸福度が高い
ブログをやっていたおかげで普段出会えない方々に出会うことができました。
一般人が体験できない経験をさせていただいて、間違いなく人生を豊かにさせてくれ
ています。
『Fledge』と出会えたのも、ブログをやっていたからこそでした。記事を書けば書くほど、それは資産となって積み上がり、自分自身の『自動販売機』が出来上がってきます。
たくさんの読者さんを獲得すれば、その影響力をいかようにも扱うことができます。なによりも、いろんな人とコラボして、楽しいことができるこの環境がこの上なく幸せに思います。
ブログ副業は再現性が高く、やりたい!と思ったときにすぐ始めることができます。
地域ブログは泥臭くて、少々遠回りですが、地域愛のある人にはおすすめです!
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\“地域”を盛り上げたい方大募集/
「我こそは地方創生アンバサダーに適任だ!」という地元愛溢れる方、