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「休みたい」からじゃない。「やりたいことが沢山ある」から選んだ週4日正社員という働き方 —— 才志堂

「休みたい」からじゃない。「やりたいことが沢山ある」から選んだ週4日正社員という働き方 —— 才志堂

「休みたい」からじゃない。「やりたいことが沢山ある」から選んだ週4日正社員という働き方 —— 才志堂

2016年9月から週3・4正社員の募集を開始している、株式会社才志堂
前回は週3・4正社員を導入した想い、またメンバーの「生き方」にフォーカスした環境づくりについて代表取締役の金澤さんにお話を伺ってきました。

そんな同社で、週4正社員として働きながら、自分らしい「生き方」をしているメンバーを発見!なぜ週4正社員をしているのか、今後才志堂でどのようなことをしていきたいのか、お話を伺ってきました。

西田 晃平(にしだ こうへい)

株式会社才志堂 Webディレクター、業務コンサルタント、ビデオグラファー 2008年サンフランシスコ州立大学映画学部修士課程修了。帰国後、自主映画製作を志す中、今後のエンターテイメント全体においてWebの重要性を感じWebの知識を学ぶ。映画と言うアナログな媒体とは真逆のシステム会社に飛び込み、Web製作だけでなくシステム開発を経験。その経験を活かし、某下着メーカーにてITツールを駆使した業務コンサルティングを開始。現在は、動画製作、Web製作、システム開発、生産管理から人材育成まであらゆる業務を行っている。2016年より、才志堂でその幅広いノウハウを活用し、才志堂の描く新しい働き方の提案を普及する活動に参画している。

第2回
「休みたい」からじゃない。「やりたいことが沢山ある」から選んだ週4日正社員という働き方 —— 才志堂

やりたいことが沢山あるから始めた週4正社員

現在は週に何日、才志堂で仕事をされているんですか?

西田 晃平(以下、西田):週4日程度は才志堂でWebやアプリケーションのディレクション業務をしています。

ただ、フルタイムで働いているのではなく、才志堂の仕事をしながら、下着メーカーで業務コンサルタントの仕事もしつつ、依頼があれば動画制作もしてますね。
あとは、冬になるとボランティアでスケート教室の先生も。

色々なことされてるんですね!とはいえ、お休みはあるんですか…?

西田:普段は日曜日だけ休みなんですけど、ボランティア活動が始まると休みはないですね(笑)

でも、どの仕事も仕事をしている感覚はなくて。週4正社員を始めたのも「ゆっくり休みたい」って理由ではなくて、やりたいことがいっぱいあるからですし。
コンサルティングもコツコツ長いことやってきて実績を残していますし、アプリのディレクションも面白い。

それに、ただひたすら同じ場所で同じ仕事をしていたら、僕自身が飽きちゃうしモチベーションも下がってしまうと思って…そうやって色々探していく中で見つけたのが才志堂でした。
アパレル店舗、ネット通販事業、システム開発、Webデザイン制作と様々な分野の会社に携わってきましたが、IT知識と飲食の融合を目指している企業は初めてで。自分のアイデアの幅を広げる上でも、今まで培ってきたノウハウを生かす上でも最適な企業だと思って週4正社員として仕事を始めました

一つの組織にいると、そこでの経験しか積むことができない

株式会社才志堂 西田晃平

色々な業界のノウハウを培ってきていると、多くの場所で活用できますよね。

西田:それはすごく感じますね。
一つの組織にいると、そこでの経験しか積むことができないし、コミュニケーションも一遍化してしまいます。一つの場所での常識は、ただのローカルルールなだけだったりします。

例えば、集団の型にハマっているからツーカーのコミュニケーションができているだけで、別の場所でそれが通じるとは限らないですよね。
他にも、パソコンのデスクトップが汚い人や共有フォルダを汚くしてしまう人はダメだと、業務コンサルをしている時によく言うんですけど。自分以外や既存社員以外の人がパッと見た時に分からないような構造になっている時点で、仕事の設計上アウトなんです。他の業務にもその煩雑さが影響されてきますから。

僕自身、経験からそれがダメだと分かっているので、もしそういう働き方をしている会社に入った時には、改善してあげることができます。

良いところ、悪いところを埋め合わせることができるんですね。

西田:そうしないと僕も仕事が回らないですしね。
複数の場所で仕事をしているからこそ、僕がいない時や早く仕事を切り上げて別の場所で仕事をしなければならないこともあるので、効率をとても重視していて。
効率良く仕事をするための業務設計をしますし、僕だけではなく周りの人にも効率の良い仕事の仕方を教えることも多いです。

才志堂に入ってからは、効率を上げるために何か提案されたんですか?

西田:入社して早々、コミュニケーションツールをSlackに変えようと提案しました。

Slackだとタスク管理が便利なんですよ。Googleカレンダーやredmineと繋げられてSlack上に通知が来たり、メッセージに星マークをつけられるんですけど、「あれやっといて!」みたいなメッセージに星マークをつければ、すぐに確認できたり。
会話もメッセージに対してのスレッドが立てられるので、このメッセージは何に対してだっけ…?というのがなくなります。
とにかく作業効率がかなり良くなるので、すぐに変えてもらいましたね。

そんなに違うんですね!
とはいえ、入社してすぐに提案できるのはすごいですよね。気負いして提案できないこともあると思うので…。

西田:新しい場に裸一貫で行ったら、それは発言しづらいと思うんですよ。
だけど、僕の場合はすでにやってきてよかったと思ったことを「これよかったよ」と言うだけなんです。その会社さんからすれば新しいアイデアかもしれないけど、僕は今までに散々いい!と思って立証してきたものを見せるだけなので、自信を持って発言できますし進めやすいです。

まさに複数の仕事をしているメリットですね!

やりたいことを詰め込んで効率的にさばく

複数の場所で働いていて大変だったことはないんですか?

西田:あまりないですね。僕、逆に暇な時間が苦手なんですよ…。
自分のやりたいことをとにかく詰め込みたいですし、詰め込んだものをいかに上手くさばけるか。そこが面白くて。その方が効率的にやりたいことができていますし、仕事で大変な時があっても困難に打ち勝ちやすいんですよ。急に波がきても面白い!って思えるようになるので、逆に楽かなって思いますね。

しかも、長時間働かなきゃいけない、休日もないといったブラックな働き方をしているわけじゃなくて、あえて凝縮して働いています。たまに夜中の0時過ぎまで仕事をすることがあるんですけど、それが突発的にあってもやりたいことやってるので、やらされている感じはないですよね。ワーーーーって仕事してたら0時過ぎちゃってた!みたいな(笑)
ただ、0時まで働かなくてももっと早く仕事を終わらせる、効率よく仕事ができる方法はあると思うので、じゃあ凝縮して効率的にやるにはどうすればいいんだろうって考えて改善しています。

そんな感じで働いていたら徐々に効率的になってきて、最近では19時には帰ってますね。20時に仕事が終わるのは割と遅いです。

仕事の楽しみ方は「面白くないことを面白くする」

世の中的には、仕事を楽しめてない人やお金を稼ぐために仕事しないといけないと考える人など、仕事に対してマイナスイメージを持っている人がまだまだ多いと思います。
その点、西田さんは仕事をとても楽しんでいるなって感じるのですが、どういう風に仕事に取り組めば楽しめると思いますか?

西田:僕は、つまらないことや大変なことがどうしたら面白くなるかを考えて実行することが大事かなと思います。何かトラブルがあっても、問題を解決するのにはどうしたら面白く解決できるのか、トラブルを解決するためのゲームとしてみる。
簡単すぎるゲームって飽きちゃうけど、難しいゲームだと楽しかったりするじゃないですか。仕事も同じだと思うんですよね。

高杉晋作の辞世の句に「おもしろきこともなき世をおもしろく」という句があり、そこに終止するなと思います。面白くないことでも面白くすると面白くなるから、まずは一回だけ面白くなるように考えてみる。たった一回だけでもいい、やってみると実績がつくので、またトラブルが起きても、また面白くしてみようかなって思えるんです。

なるほど。

西田:例えば、ひたすら名刺を仕分けする仕事を任されたとします。地味な作業で大変…と思うけど、体を動かしながらいかに早く仕分けられるか、っていうスポーツだと考えれば、だんだん面白くなってくるんですよね!
何も考えずに手が勝手に動くようになってきたらこちらの勝ちなんですよ。どうしたら面白くなるのかっていうのを、一回つまらない仕事だなと思った時に考えてみる。
だから、逆に難しいのは暇な時ですよね。暇は解決のしようがないので(笑)

経験から基づいた今後の展望

株式会社才志堂 西田晃平

今後、西田さんが才志堂で実現していきたいことについて教えてください。

西田:才志堂としては、僕みたいな働き方をしている新しいメンバーを集めていきたいと思っています。色んな場所で働いて経験を積み、お互いの経験からお互いの課題を解決していく、才志堂をそんなプラットフォームにしていきたいなと。

才志堂では、フリーランス、個人事業主、自分の会社を経営しながら働いている人が多いんです。そこを活かして、うちのメンバーは常に才志堂にいるわけではないけど、一人じゃないという状況や、そういうチーム作りをしていきたいですね。

あと、子育て層・主婦層の方々がリモートワークできるよう、効率的な仕事の方法やコミュニケーション方法を教えていきたいと思っています。

なぜ、子育て層や主婦層の方なんですか?

西田:僕が今コンサルをしている下着メーカーさんに、子育て層や主婦層のパートの人がすごく多くて。彼女たちは家事をするため、子どものお迎えに行くために、16時まで働くと決めたらその時間までぎゅっと凝縮して仕事してくれます。

そんなパートの人たちに業務コンサルとして、パソコンはマウスを使わずにコマンド打ちできるように教えたり、Excelの関数を教えたり、Slackを使ってもらったりしてます。その方が効率いいですから!って徹底的に丁寧に教えるんです(笑)
最初はパートの人たち「わー、できない!」「覚えられない!」って言うんですけど、2ヵ月くらい経つとコマンドも関数もSlackもバンバン使えるようになって。主婦の方って、普段から家事・育児など色々なタスクをこなしてるマルチタスカ―だから、取っ掛かりさえあればすぐに身についちゃうくらい優秀なんです。

そうやっていく内に、決められた時間の中で効率よく仕事ができるようになり、Slackが使えるようになり、自然とリモートワークできるノウハウが身についちゃう。
今の日本は、会社に託児所をつくろう、保育園を増やして待機児童を減らしましょうと様々な取り組みをおこなっていますよね。それはそれでやらなければならないことだと思います。ただ、企業は企業で効率的な仕事のやり方をもっと推奨していくべきです。

友達にシングルマザーの人がいるんですけど、子どもが37.5以上の熱を出してしまったら、保育園や託児所があっても関係なく会社を休まざるを得ない。
そういった理由があるから働けない人って沢山いて、仕事の戦力がまだまだ眠っているはずなんです。だけど、リモートワークのノウハウを持ってオフィスにいる時と同じ水準で仕事ができる主婦の方や子育てしてる方を増やせれば、戦力になりますからね。

西田さんはそういう人たちに向けて、場所を選ばずに仕事ができるようなやり方を推奨していきたいってことですか?

西田:そうですね。パートの皆さんを見ていると、Excelの関数が打てるようになって作業効率が上がることで、以前よりも楽しんで仕事をしています。それで成果が上がって、結果的に給与に繋がったりしていて!
その姿を目の当たりにすると、女性のパワフルさはかなり重要だなと僕は感じます。

主婦の方、子育て世代の方が働けるような場所をつくったり、働き方のトレーニングをしてあげれる場をつくりたいです。その人たちが、仕事をして成果を残すことができれば、それだけで実績が付きますよね。いきなり大きなことをするのではなく、実績をちょっとずつ積み上げていけたらいいなと思っています。

いきなり大きなことを始めるというよりは、地道にできることからですね!
貴重なお話、ありがとうございました!

さいごに

週3・4正社員となると「週5日も働かなくていいんだ!」「週3日休めるなんて最高!」という意見が多いイメージがありました。
しかし、「生き残るために色んな場所で経験を積んでほしい」才志堂の想いと、「やりたいことが沢山ある!だから週4正社員がいい」西田さんの想いを聞いて、色んな選択肢があるんだと気づきました。
週3・4正社員自体まだまだマイナーな働き方なので、自分らしく生きる人が増えるためにも今後増えてほしい働き方の一つだと改めて感じることができました。

また、やりたいことをとことんやっているからか、西田さんは本当に楽しそうな表情で仕事の話をしてくださいました。思わず、どうやったらそんなに楽しく働けるの…?と質問をしてしまうほど。これからは「おもしろきこともなき世をおもしろく」この言葉を意識しながら仕事していこうと思う、そんな学びのある取材でした。

貴重なお話、本当にありがとうございました!

▼今回お話を伺った会社
株式会社才志堂

第2回
「休みたい」からじゃない。「やりたいことが沢山ある」から選んだ週4日正社員という働き方 —— 才志堂