働き方改革が叫ばれる昨今業務の効率化や働き方改革を推し進める動きが活発になっていますがそれは都市部の企業に限ったことではありません。地方の企業や自治体でも積極的に取り入れを検討しているとよく耳にします。働き方改革で重要となっているのがIT化の導入で業務の効率化です。
IT化といってもICTやAIといった難しい話をするつもりはありません。
地方の企業、自治体それぞれの業務に合わせたシステムを導入すれば業務効率に繋がり、結果として働き方改革に繋がるという話です。
今回は地方企業、自治体が独自システムを導入するメリットをご紹介します!
自社の業務に合わせて自由に作ることができる。
独自システムを導入する最大のメリットは、自社の業務に合わせて必要な機能を洗い出し、自社にあったシステムをシステム開発会社と一緒に創り上げていくことです。
独自システム以外の選択肢としてあらかじめ出来上がっているパッケージ製品があります。こちらは導入まで短期間で比較的価格が安い商品もあるといったメリットがあります。しかし決められた機能しか使えないためカスタマイズに費用がかかったり、運用のために技術力のあるスタッフが必要で月々の運用コストがかかったり、既存の業務フローの変更を余儀なくされてしまうといったデメリットもあります。
業務を効率化したりコスト削減をするためには、まず自社の業務の流れをしっかりと洗い出し、きちんとしたシステム開発の手順を踏み、自社で必要な機能を満たしたシステムの導入を目指しましょう。
必要な機能を順次追加することができる
導入後、システムを使っているうちに「もっとこうしたい!」「こんな機能を追加したい」という要望が出てくることはよくあります。そんなときパッケージ製品では対応ができない場合があります。
独自開発の場合は、導入後の拡張性・汎用性などを考慮しながら構築していくので機能追加にも柔軟に対応できるので、パッケージ製品に比べ拡張性に優れています。
例えば最初は予算の都合に合わせシステムを開発・導入し、後々機能の追加をしていくといったシステムを使いながら育てていくというやり方ができるのも独自開発のメリットです。
システムを長く使用することができる。
独自システムでは機能、見た目、操作性等細かく擦り合わせしながら作り上げていくので、企業や自治体の業務に合わせたオーダーメイドのシステムが出来上がります。必要な機能を随時追加していくことで業務自体が変わらない限り長く使用することが可能です。
また導入後の運用面でのよくある問題が、せっかくパッケージ製品を購入しても従業員が使いこなせないようなシステムを導入してしまい、逆に効率が悪くなってしまったり、使わなくなってしまうケースも見られます。自社の業務を洗い出し、しっかりと要件を定義していくことで長く使い続けられるシステムを目指しましょう。
独自システムは決して安いものではありませんが長く使い続けて採算をとるという考え方が良いと思います。
使っているパッケージ製品との連携も可能。
実は独自システムとパッケージ製品の連携が可能な場合があります。
例えば、「売り上げ管理システム(独自) + 会計システム(パッケージ)」の組み合わせで導入を行ったとして、売り上げ管理システム(独自)から売上・仕入の情報を抽出し、会計システム(パッケージ)に取り込むことで会計システムから伝票や請求書を発行することが可能です。
結果として作業効率アップと、ヒューマンエラーを軽減することができます。
現在はパッケージ製品のみを使っている方は独自システムとの連携を視野に入れて考えると、導入後の幅が広がります。
まとめ
ここまで独自システム導入のメリットをお伝えしましたがパッケージ製品が悪いわけではありません。予算の都合があって価格を重視する場合や、速く導入したい場合「パッケージ製品」がお勧めです。
独自性を重視し自社の業務に合わせたシステムを導入したいという場合は独自システムが適しています。
独自開発する上で最も重要な事は、「使う企業と作るシステム会社との間で認識のズレがない事」です。
しかし地方にはシステム開発を行える企業がまだ少ないという現状があります。大阪にある弊社ロックシステムでも独自システムの依頼は度々頂いており、日本全国対応可能です。
ロックシステムは大手企業ではありませんが大手にはない、使う企業・自治体に寄り添いながら、それぞれのニーズに合わせたシステム開発ができると考えています。
業務の効率化を望んでいない企業・自治体はないかと思います。しかし無駄なシステム投資とならないために自社にぴったりマッチした独自システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
ちょっと興味あるというご相談ももちろん大歓迎です!
最後までお読みいただきありがとうございました。
株式会社ロックシステム
「ブラック企業をやっつけろ!!」をキーワードに、昔から「きつい」「厳しい」「帰れない」と言われていた、IT業界を変えたいという思いを持って設立された大阪のシステム開発会社。
現在ではすべての従業員が残業ほぼゼロを達成、報酬、サポート、研修制度等、労働環境を変える取り組みを全社あげて取り組み、人材不足が叫ばれるIT業界で創業当時から順調に社員数を伸ばし、ブラック企業とは真逆の方向に進んでいる。
また業界未経験からでも本当に必要なSE・PGの知識が学べる、エンジニア排出率100%の「ロックシステムアカデミー」を開校。プログラミングから開発現場での実習、コミュニケーション能力の習得、就職サポートまで一貫して行う。ロックシステムアカデミーを中心に、SEやIT人材を生み出すための仕組みを取り入れている。