突然訪れた半年間のリモートワーク期間を乗り越えるために行った8つのこと

突然訪れた半年間のリモートワーク期間を乗り越えるために行った8つのこと

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家庭の事情や環境の変化によって、突如としてキャリア上の壁にぶつかることがあります。今回ご紹介する株式会社LiBの松永さんもそんな一人です。

松永さんは旦那さんの仕事の関係で、東京から愛媛の今治に行かなければならなくなりました。しかし、リモートワークとコミュニケーションギャップを埋めるための様々な工夫によって、その期間を無事に乗り越え、現在は東京に戻りキャリアアドバイザーとして活躍されています。

今回はそんな松永さんが登壇されたイベント『リモートワークジャーニー@TOKYO 2nd』の中で語られた、半年間のリモートワーク期間を乗り越えるために行った8つの取り組みについてご紹介します。

「急にリモートワークが必要になった!」「会社の中で一部の人だけがリモートワーク」という方にぜひ読んでいただきたい内容です。

株式会社LiB 松永佐和子(Sawako Matsunaga)

ラグジュアリーブランドでの販売、人材業界での営業、アパレルPRと紆余曲折の社会人生活。自分の道を探し続け、ようやく女性が輝ける社会を作りたいという目標を見つけてLiBにジョイン。採用面接時に「3ヶ月後に家族の都合で今治に行くので、成果を必ず返すことを条件にリモートワークをさせて欲しい」と提案、約束通り目標を達成し今治へ移住。現在は東京に戻り、自身のリモートワーク体験も踏まえたキャリアアドバイザーとして活躍中。

▼リモートワーク実施前

1.リモートワーク実施前に「結果」を出して信頼関係を築く

松永佐和子氏(以下、松永):今治へ出発する前の3ヶ月間で信頼関係を築くためにも、まずは「結果を出す」ということが非常に重要だと考えました。結果を出すことで私自身がリモートワークをさせてもらうに値する人間だと思ってもらうことが大事だと考えて、集中して仕事に取り組みました。

また、この時リモートワークをすることが、私個人のチャレンジではなく会社全体のチャレンジなんだと、社長が会社全体に向けて何度も発信してくれたんですね。それが非常に大きかったなと思います。

会社全体としてのチャレンジということで、エンジニアがパソコンのセッティングを手伝ってくれたりだとか、同じチームのメンバーがどうしたら私が働きやすくなるかを考えて協力してくれるなど、本当に助かりました。

2.自己プレゼンの場で「飲みに誘ってください!」と宣言

松永:LiBでは入社時に自己紹介ならぬ「自己プレゼン」を行っているんですね。私は入社時点でリモートワークを行う予定であることを決めていたので、自己プレゼンの場では「できる限りコミュニケーションを取りたいので、遠慮なく飲みに誘ってください!私も誘います!」と言いました。仕事も忙しかったんですが、できる限りのコミュニケーションはとるようにと意識をしていましたね。

▼リモートワーク実施中

3.日報「今治便り」を発信して自分を知ってもらう

松永:実際にリモートワークを開始した後に工夫したこととしては、対面で会う機会が少なくなることで何をやっているかわからない人間になってしまうんじゃないかと考えて、毎日自分で「今治便り」という名前を付けた日報を書いて全社員に向けて発信していました。

内容は主に「今日どんな仕事をやったか、明日は何をやるのか」ということを書きました。あとは仕事・プライベートを問わず「私が今日何を思って、どういう生活をしているか」という内容も書いていました。

例えば「今日はこんなに可愛いお店見つけましたよ〜!」とか、そんな情報も発信をしたりしていましたね(笑)

4.他の社員と一緒に食事ができる日を作る

松永:リモートワークの実施期間中は当然、今治にいるのですが、月に一度、月末の3日間くらいは東京に帰る機会を作っていました。

そのときに、ランチやディナーをできる限り他の社員と一緒に行くようにして、仕事の話はもちろんですが、他愛もない話もたくさんしました。それによって何かあったときにでも、協力してもらえるような関係性を築けるように意識して過ごしていました。


イベント会場には、リモートワークの導入に関心の高い方たちが集まっていました

5.社内のチャットツールでは、仕事以外の話も共有

松永:社内のコミュニケーションツールとして使っている『Slack』では、もちろん仕事の内容も投稿しますが、おいしかったご飯の話とか、今日はこんなものを失くしちゃってショック…というような、ちょっとした日常生活について投稿するチャンネルがあります。

そこでは、できる限り他愛もないことも発信したりするように努めています。あとは、そのメッセージの中に絵文字を使うなど、感情を理解してもらいやすくする工夫をしていましたね。

6.毎朝Skypeで朝礼に参加

松永:あとはSkypeで朝礼に参加していました。毎朝、朝礼前に東京のメンバーにSkypeを立ち上げてもらってみんなの顔を見たり、声を聞きながら仕事をしていました

自分がちょっと集中したいときや、他の人と話さなきゃいけないときは切っていましたが、ちょっと寂しいなと思ったら「Skypeに繋げて!」ってお願いしたりしていました。

必要に応じて、お互いの姿が見えるようにしていたので、あまり孤独だとは思わなかったですね。

7.随時、報酬体系の見直しを依頼

松永:評価制度に関して、LIBでは社員がそれぞれいくつかのミッションを設定していて、それに対しての行動や数字の面から評価してもらうことになっています。

その際に、仕事をしていくうちに実態と合わなくなってしまうこともありますので、その際は随時相談しながら内容を見直していくということが大事だなって思っています。

リモートワークスタートによる業務内容の変更に合わせて報酬体系も「固定給+成果報酬」というかたちで、他の社員とはちょっと変えてもらいました。

最初は社長から「こういうのどう?」という感じで評価基準を提案していただき、それに対して私からも「ここは納得いかないです!」とか(笑)相談しながら変更していましたね。

リモートワークをしていく上で「遠慮をしすぎない」というのはすごく大事なことですので、それが叶うかどうかは別として、意見はガンガン言うようにしていましたよ。

8.不透明になりがちな「報酬体系」は対面の場で同僚に共有

松永:あとは、私の方からもどのくらい働いているのかとか、報酬体系はどういうふうに変更しているのかなど、公言はしないですが、飲みの場とかではちょこちょこ話したりしていました。「不公平じゃないのよ」って(笑)「ちゃんと働いて、ちゃんともらっているのよ」という話はなるべく自分からするようにしていましたね。

「リモートワーク」の活用でピンチをチャンスに!

松永さんは、普通の人では諦めそうな状況に置かれてもなお、リモートワークを活用することで、大きなチャンスをつかみました。自分らしく働く、そのための手段として「リモートワーク」を活用し、成功した。そんな松永さんのような事例が今後ますます増えてくるといいですね!

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