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地方で「サロネーゼ」って成り立つの? その極意を弥生さんに聞いてみた

地方で「サロネーゼ」って成り立つの? その極意を弥生さんに聞いてみた

地方で「サロネーゼ」って成り立つの? その極意を弥生さんに聞いてみた

【この記事のポイント】

昨今では地方で起業を目指す人も増えていますが、自宅で趣味を生かした「サロネーゼ」という起業は成り立つのか?

今回は、香川県高松市でハーバリウムやフラワーアレンジメント、アクセサリー、レザーコレクションなどのお稽古サロンを運営し、多くの女性から憧れの存在である川﨑弥生さんに、サロネーゼ成功の秘訣をお聞きしました。

ガーハラダ

兵庫県出身、四国帰化人。大手金融会社15年勤務後、犬の気持ちが知りたくてペット業界にて脱サラ。 その後、成り行きで開業支援やwebマーケティング、各種講師など、請われるまま首を突っ込み続けるギロチン生活を送る。 2017年、うどんの気持ちが知りたくて香川県の地域情報webマガジン「ガーカガワ」を開設、現在に至る。 最近のトピックは、シオマネキの気持ちが分かった事。時々ガー子。

地方都市で実践する「サロネーゼ」という生き方

突然ですが、サロネーゼという言葉を耳にされた事がありますか?

サロネーゼとは・・・

サロネーゼは、主に自宅でサロン(教室)を開催して人気を博している女性たちのこと。分野は美容、リラクゼーション、フラワーアレンジメント、料理、手芸など。2006年に女性雑誌『VERY』が特集を組んだことから人気が高まった。

出典:Wikipedia


僕の中では、お上品で様子の良い、キラキラ輝いているご婦人というイメージなのですが、ちょこっと起業コンサルなんかもやってる僕としては、前々からめっちゃ気になる存在でした。

どんな人がどんなふうに活動されているのか? ぶっちゃけ儲かってるの??みたいな。 

で、いつかちゃんとお話しを聞きたいなぁ~ なんて思っていたのですが、そう言えばもう何度もお会いしている人の中にイメージぴったりのサロネーゼさんがいるじゃないか!

という事で、満を持してお宅にお邪魔したのでした。

 想いカタチに

好きから広がる7色のお稽古サロン♪

Atelier Nanairo 川﨑弥生さん。

 どうです?このネーゼ感たっぷりなオーラをまとった弥生さん。

 いつも素敵な笑顔で接してくれる弥生さんなら、きっと多少ツッコんだ質問も、少々のイジリも暖かく包み込んでくれるに違いない!

そんな期待を持ちつつ、サロネーゼの実態やその成功の秘訣などについていろいろお聞きしてみようと思います。

 

きっかけは、憧れの先輩のようになりたいという思いから

今日はよろしくお願いします。というか、いきなりすごいものが出てきましたけど・・・

 

 弥生さん:「そんな事ないですよ。いつもお教室が終わったあと、こんな風にお茶しながら生徒さんとおしゃべりしています。」

 そんな風に、嫌味を感じさせずにさらっと言うところがサロネーゼっぽい・・・

 

僕だけスイーティになるのも申し訳ないので、一緒に食べながらお話ししましょう(汗)

弥生さん:「うふふ。ありがとうございます♡」

 うちでは永遠に出てこないであろうアール・ヌーボーっぽいお皿に、これまた上品なお菓子に紅茶。

ここで「うちはいつも(高級ブランド名)ですのよ」なんて余計な事を言うと一気に下賤なエセネーゼになるところですが、弥生さんにはそういう嫌味なところがまったくない。

立ち居振る舞いがすごく上品なんだけど、いつも屈託のない笑顔を見せて、すごく親しみやすいんですよね。

 ところでいつも思うのですが、弥生さんのその笑顔はいつも僕の心臓を射抜いてくれます。それって普段から意識しているんですか?

 弥生さん:「特に意識はしてないんですけど、ただ、うちの親の仕事の関係で小さい頃からあちこち引っ越してましたので、その影響もあるかもしれませんね。とりあえず笑っておけば何とかなるみたいな(笑)」

ああ、僕の親も転勤族だったので分かります。転校生って早く学校に馴染むために、いろいろ気を使いますもんね。

 弥生さん:「それと、これまで出会ってきた皆様から『笑顔がいいね』って褒めてもらえたのも大きいと思います。そのおかげで自然に笑顔になれているのだと思うと、ほんと感謝でいっぱいです。」

 弥生さんを見てると、やっぱり女性の笑顔って最強だと思いますよね。いつも楽しそうですし。ご自宅でサロンを始められたのも、楽しいことをやりたいみたいな動機だったのでしょうか?

弥生さん:「それが、実は会社勤めだった頃、女性の先輩ですっごく綺麗でかっこいい人がいたんです。

ああ、私もあんなふうになりたいなぁ… という憧れがきっかけでしたね。」 

そこから、お花の勉強を始めて、最初は本当に自分だけの趣味だったんだそう。

そして、少しずつ納得できるものが作れるようになって、ある時、人にアレンジしたお花をあげると、思った以上に喜んでくれた事が嬉しかったそうです。

弥生さん:「人が喜んでくれると、ますますやる気になって、そこからは幅を広げるためにいろんな勉強をしましたね。」 

好きだから苦労も苦労とは思わない。楽しむことが成功の極意!

僕が最初に弥生さんを知るきっかけとなったハーバリウム。

ご自宅には華やかなものから可愛らしいものまで、たくさん飾られていました。

 

でも、趣味で喜ばれるのと、仕事としてお金をいただくのとは別物なので、そのあたりは結構思いっきりも必要だったのでは?

 弥生さん:「ほんとそうですよね。結婚してからも神戸や広島など転々としていましたから、最初は仕事としてやるつもりはまったくありませんでした。

ただ、いつかは自分の勉強した事を人にも伝えたいという思いはありましたので、作品も知識もためてためて…という時期を過ごしていました。」

で、地元である高松に帰ってきたタイミングで一気に花を咲かせたと。

 弥生さん:「だといいのですが、やっぱり最初はなかなかうまくいかなかったですよ。チラシを作って商店街で配ったりしてましたから。」

  

やっぱりそうですよね。みんな表に出ている華やかなところに憧れて事業を始めるのですが、成功している人は見えないところでしっかり努力している。スタートアップ時の苦労もちゃんと受け入れていますよね。

 弥生さん:「それから運良くいろんな人たちとも知り合えて、マルシェやイベントなどにも出店できるようになりました。

でも、元々好きな事だったので、あまり苦労したという感覚はなかったですね。」

 なるほど、好きな事だから苦労も苦労と思わないという事ですね。こういうビジネスモデルでは、案外一番大切な事だったりするんですよね。

 僕もいろんな起業家のお手伝いをしましたが、こういう趣味性の強い事業は「儲かりそうだから」ではうまくいかないんですよね。「好きが高じて」というパターンが一番成功しやすい。

好きな事だから何でもどん欲に勉強できますし、行動力だって当然違ってきます。

 ぶっちゃけ、いい感じに儲かっているんじゃないですか?

 弥生さん:「ハラダさん、これ見てください! 最近、アクセサリーのお教室も楽しいんです。」

あれっ? 話をはぐらかしてません??

 

 いや…、確かにかわいいけども…(笑)

 

 弥生さん:「これからの季節は、こんなリースも作ろうと思っています。なかなか好評なんですよ♡」

 

 ハーバリウムにフラワーアレンジメントにアクセサリーに、レザーコレクションでしたっけ?先ほどのバッグとか。それぞれ生徒さんもたくさんいらっしゃるようですし、これはそこそこ儲かってまんな~(笑)

 客単価とか頻度や人数、自宅なので固定費は少ないはず、それに材料費などなど・・・

僕の勝手な見立てですが、サロネーゼとしては十分成功していると思います。

ただ、儲かる儲からないといった事を表に出さないのもサロネーゼの基本なんですよね。なので、これ以上の邪推はやめておきます。

 最後に、これからお教室をやりたいと思われている人にアドバイスはありますか? 田舎暮らしみたいな事に憧れて都会から香川に移り住みたいと思われる人にも、サロネーゼという選択肢があっても良いと思いますし。

 弥生さん:「そうですね。私もいろんな所に住みましたが、あまり都会とか地方とか関係ないと思うんですよね。人と人とのつながりを大切にする事はどこでも変わりはないですし。

私の場合だと、とにかく好きなことを楽しんでやる事。自分が楽しくやっている事が人に伝われば、自然と人の輪も広がってくると思います。

有難いことに、私の周りには素敵な方が多くいて、刺激にもなりますし、いろいろ助けてもいただいています。生徒さんにも恵まれて、これからも自分でも楽しみ、皆さんにも楽しんでいただけるように頑張りたいですね。」

 さすが、楽しむという事にはブレがないですね。今日はいろんな作品も拝見して、弥生さんの笑顔とともに良い目の保養になりました。本日はありがとうございました。

 

 何度もふれましたが、弥生さんとお会いするたびにその笑顔と、どことなく感じる品の良さがあって、同じ女性からすると憧れてしまう存在なんだろうなと思っていました。

 今回、じっくりお話をさせていただいて、弥生さんが持つそのキャラクターの謎が少し分かったような気がします。

品の良さの秘密は、自分の行動や信念にブレがない事。そこに一種の人間的な心の余裕みたいなのもがあり、その裏付けとなっているものは好きな事を楽しみながらやる、楽しいから努力を努力と思わずやれてしまう。

結果的に、本来スモールビジネスを行う上での気構えや知識なども自然に備わっているからこその自信なんでしょうね。

 そして、サロネーゼとしての一番大事な事。それは、上に書いたような事を表には微塵も感じさせないスマートさも必要という事。キレイなものを扱うサロネーゼという仕事は、自分自身がいつもキラキラと綺麗でいなければ成り立ちませんからね。

本当に、今日は良い勉強になりました。 

◆川﨑弥生さんのFacebook

https://www.facebook.com/Yayoi.Kawasaki.3