「N-Worker」3名から学ぶ、自然な生き方を仕事に繋げる方法

「N-Worker」3名から学ぶ、自然な生き方を仕事に繋げる方法

働き方に関するイベントに潜入し、イベントの詳細をお届けするイベントレポート

前回に引き続き今回も「次世代型フリーランス『N-Worker』の働き方(番組収録×イベント)」の中から、司会と登壇者によるディスカッション「N-Workerに聞く『これからの働き方』」の内容を中心にご紹介します!

第1回
従来の肩書きでは表現できない!次世代型フリーランス「N-Worker」の正体とは?
第2回
「N-Worker」3名から学ぶ、自然な生き方を仕事に繋げる方法

まずはこの方、「ノート三冊分の自分史コンサル」を行っている阪井 裕樹さん!

阪井 裕樹さん:コーチ・コンサル・講師で起業した個人を成功に導く『起業エンジンメーカー』

黒田:「ノート三冊分の自分史を書く」という方法に出会ったのは、ご自身が就活対策として試してみたことがきっかけだったわけですね?

阪井:そうなんです。それが就活だけでなく後に転職をするときにも役立ったので、これは使えるんじゃないかということで、周りの人に教え始めたのがスタートですね。

田島:実際どんなことを書くんですか?

阪井:最初に書いていただくのは「親との関係性」です。自分の名前の由来や両親がどこで出会ったのかなど、親に直接聞く機会ってあまりありませんよね?そういう自分のルーツを親に聞くことで、親が自分のことをどう思っていたのかがわかるんですね。

あとは自分との対話、つまり内省ですね。自己対話を繰り返すことで自分自身をより深く知っていくんです。20〜30年生きてきたら、やっぱりノート三冊分くらいは全然書けてしまうもんなんですね!

黒田:今回、阪井さんはN-Workerという括りになるわけですが、今後そういう自然体な働き方というか、自分のやりたいことを実現するためには、どのようにすればいいのでしょうか?

阪井:特に個人で仕事をしていく場合、どうやって「差別化していくか」が重要だと思うんですね。今はいろんなノウハウがありますが、結構、流行り廃りがあると思っているので、私がコンサルを受けていただいている方にいつも言っているのは「時間軸にとらわれない自分の強み」を見つけてくださいということです!

それはつまり継続可能なかたちで、自分が本当にやりたいことを追求していきましょうということです。そうすれば、きっと事業としても成り立つはずです。いつもそういうことを中心にお伝えしてますね。

併せて、会場の方からの質問に対する回答もご紹介します!

(会場からの質問):「たとえ1円にならなくても、やりたいことは何か?」を考えることが大切とのことですが、とはいえ稼がないと生活ができなくなると思います。お金にならないことをどのように稼ぎに繋げていけば良いのでしょうか?

阪井:私は今年の4月に独立したのですが、その前に3年ほど今の仕事を「副業」として位置づけていた期間があったんですね。つまり本業があっての副業ということで、それがお金にならなくても生きてはいけるので、自分の中でひたすらやりたいことを追求していくことができました

そうすると「伝播(でんぱ)」していくんですね。自分のやりたいことをひたすらやっていると、仮に人を集めることはできなくても、「共感」してくれる人が一定数現れるんです。

私は代官山で朝活を主催しているんですが、最初は誰も集まらなかったんですよ。「一人朝活」って銘打って「朝の7時に代官山にいるから、来たい人はおいでよ!」という感じでやっていたんですね。すると3ヶ月後くらいからはポツポツ人が集まり始めたんです。

代官山ってすごく朝が早いんです。すごくリッチな人がリッチなワンちゃんを連れて歩いてるというのを見るだけで満足してたんですけど、そういう雰囲気を他の方にも体感して欲しいなという想いで「一人朝活」を続けていたら、だんだんと人が集まって来て。それに付随して私のセミナーにも来ていただけるようになって・・と。その結果、ようやく収益化に繋がったという感じです。

なので、私の場合はやりたいことをひたすら追求していったら、いつの間にかお金に変わっていったというのが回答かなと。ちなみに、今は朝活で参加者を募集すると1時間くらいで満席になるくらいになりました!(笑)

続いては、プロジェクトによって「肩書き」や「役割」を変えて働かれているという、タカハシさん!

目の前の困っている人には、自分が出せる「最大限の力」を!

黒田:営業を全くせずに、ずーっと紹介だけで仕事を繋いでいけるという状況を作るためには、常に良い結果を出さないといけないですよね?

「紹介したけど、あんまり良い結果が出なかった・・・」となったら、その後はお仕事をいただけなくなってしまうと思うんですが、その辺は何か気をつけてらっしゃることはありますか?

タカハシ:「できること」と「できないこと」は常に正直に伝えてお仕事を進めています。

黒田:そのギリギリのラインだった場合はどうしますか?受けたいけど、これはまだできないかもしれない…。でも、将来的には……みたいなお仕事。

タカハシ:それは結構受けちゃいますね!

黒田:そうなんですね。それはもう頑張ってなんとか勉強しながら追い付くといった感じですか?

タカハシ:そうですね。私は結構飽き性なので、同じことをずっと続けることができないんですよ。それで新しいこと、つまりクライアントがまだ解決できていない問題をどう解決するかということが仕事になるので、たとえばyentaを使ってコネクションを作り、そこで情報収集をしたり、クライアントと同じ業界で働いている友人から話を聞いたりなど、いつも私なりの最大限の力を注ぐようにしています。

人脈を広げるコツは「常にgive」の精神

タカハシ:自分の仕事に繋がるかということに関係なく、友人が困っていたり、情報や人脈を必要としていたら紹介して、繋いでということを常にやっています。それはもう、ただの「おせっかい」というか、そういうことが好きでやっているんですね。

そうすると、今度私が困っているような立場に立った時に、周りから勝手に人を紹介してもらえたり、人脈を繋げてくれたりするんですね!

田島:すごいですね!でもそれって、他の人ではやろうと思ってもなかなかできないことじゃないですか?

黒田:聞いてて思うのは、「give and take(ギブ・アンド・テイク)」という言葉があると思うんですが、それをgiveから始めていって、give、give、give、giveして最後、結果的にtakeをしているというだけで、タカハシさんは最初からtakeを目的にしていないというか。まずは与えるという姿勢がすごく感じられたんですね。それが人脈が自然と広がっていくコツなのかなって思いました!

最後はこの方。以前に星野リゾートで働いた経歴を持ち、現在は「半分ソムリエ、半分Webの人」というユニークな立場で活躍されている浦川さん!

ネット上にワインの情報がまとまったサイトがないんだったら自分で作ればいい!


浦川:最初、星野リゾートに入った頃は、ここまでワインの仕事をやるとは思ってなかったんですね。ただ、星野リゾートって“高い”ですよね?にも関わらず、「いやあ、僕ワインのことはあんまり詳しくないんすよ」というスタッフがいたらどう思います?(笑)

黒田:(お客さんが持っている)期待値は高いはずですもんね……。

浦川:なので、ちゃんと覚えなくちゃいけないんですよ!その時に、いろいろと教えてくれたのが今の「師匠」です。そこでワインにはまり、プライベートでもワインについて調べようとしたときに、「ネットに情報なくない?」って思ったんです。

実際にワインのことを調べてみても「楽天」にたどり着くんですよ。で、ものすごく太く、大きな字で「お買い得!!」とか「何年に一本の〜」とか必要のない情報ばかりが載っていて、必要なのはそんな情報じゃないよ!と(笑)だったらワインの情報がちゃんと載ったプラットフォームを作りたい!そう思って動き始めたわけですね。

黒田:そういうWebのセンスを持ったソムリエの方ってすごく珍しいですよね。それと浦川さんはソムリエのキャラクターもお持ちですよね?

浦川:「ソムリン」ですね。私の兄がイラストレーターをやっているんですけど、その兄にお願いをしたらべらぼうな量のキャラクターを描いてくれて、それを周りの人に見せたら一番人気があったのが彼(ソムリン)なんですね。

田島:すごいですね。兄弟間のコラボレーション!


ソムリンTwitterアカウントより)

抱いていた野望が、“師匠”との出会いによって加速。「半ソムリエ・半Web」のきっかけ

(真ん中で“変顔”をしているのが、浦川さんが師匠と呼ぶキュービック代表・世一社長)

田島:さきほど星野リゾートで働いていたときに“師匠”がいらっしゃったということですが。

浦川:師匠といいますか、まあ最初はお客さんだったんです。ゲストでいらっしゃって、話をしていったらシンパシーが合って、プライベートでも会うようになり・・。本当はそんなことやっちゃいけないんですけど、まあいろいろと話すようになりまして。

ソムリエって、サービス業を5年間やらないと資格を取っちゃダメなんですよ。なので、そこだけはちゃんと取ってから星野リゾートを辞めるようにしたわけなんですが、日々の業務の中でも頭の中でサービスデザインとかWebの広告の知識を習得したいという想いがすごく強くなってきて。それからずっと頭の中にアンパンマンのテーマが流れてきて。「何が君の幸せ〜何をして喜ぶ〜♪」みたいな(笑)

一同:(笑)

浦川:「わからないまま〜終わる、そ〜んなのはイ〜ヤだ〜♪」嫌だーー!!って(笑)それで師匠に東京に行きたいという話をしたら、「ソムリエがいきなりWebのことをやっても絶対失敗する。それだったらうちの会社においでよ」と言っていただいて。一年半ほど前からキュービックという会社におじゃましています。

田島:では、その出会いがきっかけで独立しようと思われたわけですね?

浦川:いえ、もともと独立はしたいという想いがあって、そういうことができそうな会社ということで星野リゾートも選んだので。

田島:では、きっかけさえあれば、いつでもいける準備はできているぞと。

浦川:そうですね。何かやりたいことを見つけて、できるかなと思ったときにはちゃんと始めようとはずっと思ってましたね!

おわりに

前編・後編に渡って「次世代型フリーランス『N-Worker』の働き方(番組収録×イベント)」の中で語られた内容をお届けしました!

さて、最後に改めて今回のテーマである「N-Worker」という働き方について。

実際、筆者の周りでも「せっかく独立してフリーランスになったのに、会社員時代と同じような働き方をしてる…。(もしくはもっと悪化している……。)」という声を聞いたことがあります。

これまで以上に「個人」の持つ影響力が問われる昨今、

・Natural(自然体:仕事と人生を分けない)
・Neutral(中立的:独自の基盤を持っている)
・Nomadic(遊牧的:時間と場所に縛られない)
・Newtype(新型の:次世代型フリーランス)

という4つのNの意味を持つ「N-Worker」として働くことが、実は自分にとっての最適解なのではないかと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ぜひ、これを機に自分らしく働くためにはどうすればいいか、そしてN-Workerという選択肢について、一度考えてみてはいかがですか?

【次回開催のお知らせ】
今回のイベントの主催者である黒田さんより、次回イベントのご案内をいただきました!ぜひ興味をもたれた方は参加されてみてはいかがでしょうか!

新しいフリーランス「N-Worker」の働き方 vol.2
「N-Worker」は仕事と人生を分けない自然体な働き方をしている人たち。新しい働き方に興味を持つ人が集まるイベント

https://www.street-academy.com/myclass/11753/

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