時短勤務制度を利用してビジネススクールへ!社外活動から生まれた組織へのシナジー ── 株式会社もしも

時短勤務制度を利用してビジネススクールへ!社外活動から生まれた組織へのシナジー ── 株式会社もしも

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組織力の向上を目指し、社員が会社の制度を考える委員会「組織力向上委員会」を結成している、株式会社もしも
そんなもしもで、実際に「時短勤務制度」を利用して、グロービスマネジメントスクールに通っていたメンバーがいました。社内の制度を利用して社外活動を行ったことで、会社に対する考え方や想いの変化についてお話を伺ってきました!

第1回
出産立ち会い率100%、エンジニアの退職率0%!? 社員の「もしも」を形にした、株式会社もしも
第2回
時短勤務制度を利用してビジネススクールへ!社外活動から生まれた組織へのシナジー ── 株式会社もしも

小嶋 光一(こじま こういち)

株式会社もしも コーポレート本部 経理担当。 経理のシステム化や効率化を行い業務を遂行している。自身のスキルアップのため、週に一度、時短勤務制度を利用し、2017年4月より3ヶ月間グロービスマネジメントスクールに通学。副業では趣味の登山をテーマにしたサイトを制作。アフィリエイトやアドセンスの広告収入によって収益を上げる。 また、大手企業が運営する経理メディアへ掲載する記事を執筆し、今後も継続的な執筆を検討中。3歳と7歳の子どもをもつ。

「組織力向上委員会」の結成から、組織づくりに対して主体的になった

── 小嶋さんは「組織力向上委員会」に参加されたことはあるんですか?

小嶋 光一(以下、小嶋):実は委員会の初期メンバーとして参加していたんです!
発足した当初は意見があまりでなかったんですけど、回を重ねていくうちにすごく意見がでるようになりましたね。

── 初期メンバーだったんですね!委員会が発足された後で「会社のここが変わったな!」と感じることは何かありますか?

小嶋:一番大きな変化は、社員が主体となって組織について考えるようになったことですね!「自分たちが考えたという納得感」「それを実行してくれる会社へのありがたみ」が増しました。組織力向上委員会が結成される前は、経営陣が組織について考えて、施策が実行されていたので、社員からすると「施策が降ってきた」ような感じで…納得感やありがたみが薄い印象でした。

ただ、社員の人柄もあるのですが、組織力を向上するには「厳しく」の意見があまり出ないんですよ。今後はそういった意見がもっと出るように、また、意見を出しやすい雰囲気作りが課題だと感じています。

── 小嶋さんの思う「厳しい」意見ってどのようなものなんですか?

小嶋:会社の今後の方向性についてもっと意見を交わしたいと思っています。
今でてくる「厳しく」の意見って、時間を守ろうとか勤怠の連絡をしようとか、目先の意見が多いんです。

それも確かに大事な部分ではありますが、もっと先のことを考えていくことも重要だと考えています。「これからどんな会社にしていきたい」とか、その「目標に向かってどのように進んでいけばいいのか」とか、会社の一番太い柱を経営陣だけではなく会社のメンバーみんなで考えて議論していきたいですね。

自分を大きく成長させるため、会社の制度を利用してグロービスへ

── 小嶋さん自身、すごく会社のことを考えていますよね。

小嶋:代表の実藤とは学生時代から20年来の付き合いということもあって、「もしもがいい会社になって欲しい」とぼんやりとは考えていました。

でも、グロービス(※)に入学したことがキッカケで、「いい会社になって欲しい」というぼんやりとした考えが、より高い目線で具体的に考えられるようになりましたね。

※グロービスとは…グロービス・マネジメント・スクールの略。「仕事の現場で活かせる」考え方やスキルを身につけるビジネススクール。

── へー!お仕事をされながらグロービスに通われていたんですか?

小嶋:そうなんです。今年の4月~6月の3ヶ月間短期集中で通っていました。会社の「時短勤務制度」を利用して、授業や勉強会の日には定時より1時間早く退社して、存分に勉強させてもらいました。

そのおかげもあり、クラスでMVPを取ることができたんです!

── 素晴らしいですね!!そもそもグロービスに入ろうと思ったキッカケって何だったんですか?

小嶋:私自身、10年経理の仕事をしています。もしものベンチャー創業期に入社して、何もないところから経理体制を構築し、社外の目(監査や税務調査)が入っても問題がないところまで、この10年で成長させました。

ですが、会社も経理も安定化しつつある中で次の10年を考えた時に、「このままの環境では大きく成長はできない」と考えるようになりました。
そんな時に、上司からグロービスを勧められ、今まで学んだことのないことを学ぶことで「自分を大きく成長させてくれる」と思い、通うことを決めました。

社外での学びが、組織力の向上へ繋がる

── 通ってみて、「大きく成長できた」と実際に感じましたか?

小嶋:感じましたね。そう感じた大きな理由は、勉強の量と質が変化したからです。
今までは、仕事と家庭の2つの軸で生活していて、ほとんど勉強の時間を確保できていなかったんです。ですが、グロービスに通い始めてから、いい意味で強制的に勉強をすることになるので、以前より勉強量が劇的に増えましたね。

また、勉強の質に関しては、細々と本を読んだり独学で学んだりしていたものの、中々定着せずに中途半端なことをやっているなと日々感じていたんです。しかし、グロービスに通うことで体系立てて学ぶべるのはもちろんですし、授業スタイル自体が受け身ではなく自ら率先して学びに行かないとついていけなかったり、グループワークが中心で少人数のグループやクラス全体で議論したり。こういった授業スタイルが学びを定着させてくれるんじゃないかなと。

そしてもう1つ嬉しい変化は、勉強仲間が社外にできたことですね。向上心のある優秀な方が多いので、今後も刺激し合い成長していける環境ができたように感じます。

── 社会人になると社外に仲間を作るのって中々難しいので、貴重ですね!
グロービスに通い始めたことで、仕事に対しての変化はいかがでしょう?

小嶋:会社のメンバーや会社全体の課題を狭い視点でしか見れていなかったのが、学びを深めたことで広い視点で見れるようになりました
クリティカルシンキングという思考の型を学ぶ授業を受けていた時に、自分がいかに雑に思考していたかに気づいたんです。

ただ、卒業してから、とてつもない勢いで学びが抜けていくことに焦りを感じていて、“分かる”と“できる”は違う、を痛感する日々で…なので、グロービスで学んだ内容をもとに部門を横断した7人のメンバーで社内勉強会を隔週で開催してます。具体的には、クリティカルシンキングを学び、そこから自分で考え抜くこと、他人と一緒に考え抜くこと、を学んでいます。参加メンバーから「企画を考える際に役立った」という声もあがっており、これからも継続的に実施していこうと考えています。

── 社外での学びを、社内に還元できるのは個人としても会社としても嬉しいですよね。

小嶋:そうですね。うちの会社自体、しっかりと仕事で成果を出していれば、自分の裁量で勉強や副業、プライベートなどの時間を取ることができます。
スクールに通えたのも「時短勤務制度」が利用できたからですし、そういった個人のスタイルに合わせた働き方ができると、より会社に還元しようという気持ちになるんです。それが、組織力の向上にも繋がってると実感しましたね。

今後の展望は「パラレルキャリアの実践」


── それでは最後に。今後はどのような生き方・働き方をしていきたいですか?

小嶋:色んな場所でパラレルキャリアをして、学びを深めていきたいです。
今、弊社には「複業」ではなく「副業」の制度しかないので、将来的には「複業」ができるようになりたいなと。「副業」自体はやっているのですが…。

── なるほど。「副業」ではどのようなことをされているんですか?

小嶋:趣味が登山なので登山グッズを紹介するサイトを作ってます。
去年くらいに、経理がAIに取られるというニュースがあって。将来的に経理が必要なくなってAIが全部やってくれることに危機感を覚えたんです。
同時にプログラミングやサイト制作とかに興味を持っていたこともあって、経理業務を自分でシステム化できるようになったら、すごく強みになるんじゃないかと考えました。
なので、手始めに弊社のアフィリエイトサービスを利用して、趣味のサイトを作ったんですよ。

その後、本格的にプログラミングを勉強したいと思い、社内の詳しい人に教えてもらいながら、全メンバーの誕生日3週間前になるとメールが送られてくる「誕生日アラート」という簡単なシステムを作らせてもらいましたね。

── かなり本格的にプログラミングをおこなわれているんですね!
でも、「副業」ではなく「複業」をしたいということですが、その理由は何かあるんですか?

小嶋:10年もしも専属で経理をやってきましたが、もしもではない別の場所、例えば上場企業や、創業間もないベンチャー企業で一から経理を構築したいという想いもあるんです。
その一方、私は代表との付き合いも長いですし会社のことも好きなので、出たくないという気持ちもあります。
週の前半と後半で働く場所を分けたり、午前と午後で分けたり…そういう働き方ができたらいいなって。

会社としても「複業」を取り入れて、門を広げておくことは大事かなと。一社だけにはとどまらず、複数社またいで所属されている方って優秀な方が多い印象を受けます。そういった方たちのリソースを2割でも3割でも頂ければ、優秀なスキルや新しい考え方を会社としても取り入れていけると感じます。
個人にとってだけでなく、会社としても「複業」を取り組んでほしいですし、そういった意見をどんどん社内に発信していこうと思ってます!

── 小嶋さんのもしもをより良い会社にしていきたいという想いが伝わってきました。
貴重なお話ありがとうございました!

まとめ

「組織力向上委員会」の結成から大きく社内が変化していった株式会社もしも。社員自身が自分たちや周りのメンバーにとってどのような制度が必要なのかを考える機会があると、自分の仕事だけではなく、制度を実行してくれる会社に対しても責任感が生まれるような気がしました。

今回お話を伺った小嶋さんも「時短勤務制度」を利用して学びに行かせてもらってるからこそ、そこで得た学びを会社に還元していこう!という強い想いが伝わってきました。
社員の「もしも」を形にして、「会社」と「社員」が対等の関係を築くことが、組織力の向上に繋がっていくんですね。

▼今回お話を伺った企業
株式会社もしも

 

第1回
出産立ち会い率100%、エンジニアの退職率0%!? 社員の「もしも」を形にした、株式会社もしも
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