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数ヶ月の休みに加えて支援金まで!「サバティカル休暇」を認める企業とそのメリット

数ヶ月の休みに加えて支援金まで!「サバティカル休暇」を認める企業とそのメリット

数ヶ月の休みに加えて支援金まで!「サバティカル休暇」を認める企業とそのメリット

先日、政府が主導する働き方改革の取り組みの中で、安倍首相は「『モーレツ社員』の考え方が否定される日本にしていきたい」と発言するなど注目を集めました。

長時間労働を前提とした従来の働き方からの脱却が、いまや国全体の大きな課題の1つとなっています。

その中でも今回は、仕事と切っても切れない関係にある「休暇」、特に長期の休暇制度「サバティカル休暇」について取り上げ、企業の事例と併せてご紹介します!

海外では導入が進んでいる「サバティカル休暇」

みなさん、「サバティカル休暇」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?

最近では海外企業に倣って、最低でも一か月以上の連続した休暇をとる「サバティカル休暇」の導入を検討する企業が国内でもじわじわと増えてきています。

このサバティカル休暇は、先進諸国ですでに導入が進んでおり、フランスでは勤続年数が6年以上の社員に対し、なんと6か月から11か月の長期休暇を取得する権利が法律で定められています

休暇中に今一度社員が自らの働き方を見直す機会を設けることで、その後のさらなる成長や期間中に得られた経験の社内への還元などを目的としています。

また、長期休暇を全て有給休暇に充てることができるため、経済的な不安もなく社員が休暇を満喫できる仕組みとなっています。

企業がサバティカル休暇制度を取り入れるメリット

1.社員が新たなことに挑戦し、大きな経験を図ることができる

例えば休暇期間が「1週間」ほどだったと仮定しましょう。その場合、おそらく日常の疲れを癒すのにプラスして、近場へ旅行に行く程度であっという間に休暇期間は終了してしまいます。

そこで、2週間以上、場合によっては数ヶ月単位の本格的な長期休暇をとることで、普段の生活の中ではとても経験することができないこと(例えば、海外ボランティアや留学、別の企業で働く機会を作るなど)に挑戦することができるため、休暇取得前とは比べ物にならないくらい、大きな財産を持って社内に戻ってくることでしょう。

また、長期休暇をとった社員の穴を埋めるために、残された社員が新たな業務分野にチャレンジすることで、これまでとは違ったスキルアップの機会がもたらされるという考え方もあります。

2.発想力を養い新たなデザインや製品開発につながる

長期休暇中に、わかりやすいところでは「海外に一定期間滞在する」といった経験を積むことで、感性が磨かれ発想力が養われる効果が期待できます。

それにより、これまでになかった新たな企画やデザインが自社の商品へと結びつき、一時的に労働力が減ったとしても、中長期的にみると会社にとってはより大きな収益が得られる可能性が生まれます。

3.病気や介護が理由の離職を防げる

ケガや病気により、何週間かの療養が必要になった場合、長期休暇の取得が難しい会社では社員が離職するリスクが高くなってしまいます。

また、介護と仕事の両立が長期化している社員は、介護疲れからうつ病などの病気を発症し、離職せざるを得ないケースもあります。

サバティカル休暇制度では、このような病気や介護が理由の離職を防ぎ、有能な人材確保にも一役買うことができます。

サバティカル休暇制度を認めている企業例

ヤフー株式会社

ヤフー株式会社

ヤフー株式会社では、自らのキャリアや経験、働き方を見つめなおし、考える機会をつくることで、本人のさらなる成長につなげることを目的としたサバティカル休暇制度を用意しています。勤続10年以上の正社員が対象で、2~3カ月の範囲で取得可能です。なお、休暇期間中、一定期間は会社から支援金が支給されるとのことです。

ワブデザイン株式会社

ワブデザイン株式会社

ワブデザインは、ウェブやアプリの制作、デザインを手掛けている会社です。

2012年から30日間のサバティカル休暇制度を取り入れており、この休暇期間中は、給与が通常通り支払われるのはもちろん、社員は趣味や留学など自由に過ごすことが認められています

また、希望があれば休暇期間中に他の企業で働き、スキルや経験値アップに取り組むこともできます

社員が公私ともに充実した人生を送ることが、より良いデザインを生むという信念の元、このユニークな休暇制度が生まれています。

株式会社リクルートテクノロジーズ

株式会社リクルートテクノロジーズ

株式会社リクルートテクノロジーズでは、勤続3年以上のキャリアを持つ社員は最大で連続28日間の任意サバティカル休暇が認められています。

それと同時に、長期休暇の取得を応援するものとして、一律30万円の手当てが支給されます。

また、3年以内に長期休暇を取得しなかった社員に対しても、30万円の支給を行っているなど、「社員一人ひとりが成長し続けること」をモットーに、特徴的な人事制度を取り入れています。

サバティカル休暇の取得が当たり前になる時代がやってくる?

日本では社会人になると、学生の夏休みのような長期休暇をとるのが難しくなります。しかし、サバティカル休暇を導入する企業が増えている中、海外のように長期休暇を取得するのが当たり前の時代がやってくる可能性も十分に考えられます。

日本人は良くも悪くも周囲を気遣うあまり、申し訳なさそうに休暇を取る人が多いように思います。まずは幸運にも長期休暇を取得できた人については、ぜひその人の口から積極的にそこで得られた経験について発信していただきたいと思います!

また、企業についてもそういった事例を発信し、自社のイメージアップにどんどん使ってもらえたらいいのではないでしょうか!

それによって少しずつでも周囲に感化されるような人が増えていけば、案外「昔は長期休暇が取れない時代があったんだよ・・・」と子どもに語れる日がそう遠くない未来がやって来るかも知れません。