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クリエイターの得意を活かし個性が輝く組織へ!愛知県のデザイン会社・ライオンハート経営陣インタビュー!

クリエイターの得意を活かし個性が輝く組織へ!愛知県のデザイン会社・ライオンハート経営陣インタビュー!

クリエイターの得意を活かし個性が輝く組織へ!愛知県のデザイン会社・ライオンハート経営陣インタビュー!

代表取締役会長 市川厚さん

三重県出身 陶芸家の両親のもとに生まれる。 アパレルや広告業界を経て、WEB・グラフィックデザインの世界へ。 2004年、現社長の長澤さんとともにライオンハートを設立。

代表取締役社長 長澤功雄さん

京都府出身 代々、僧侶の家系に生まれる。 創立10周年を迎えた2014年、現会長の市川さんに代わり代表取締役社長に就任。

執行役員 妹尾利津子さん

北海道出身 フリーランスのデザイナーを経て、ライオンハートに入社。 人事担当として、採用とクリエイターの育成を担っている。

三者三様の人生がライオンハートで交わるまで

自己紹介をお願いします!

市川さん(会長):三重県の四日市市で、陶芸家の両親のもとに生まれました。
陶芸の家ですから、両親が働く横で粘土細工をして遊んでだりしていて、仕事=楽しいことという価値観の中で育ちました。

20歳の時にアパレル会社に入社して、3~4年勤めましたが、そこで、はじめての大きな挫折を味わうことになったんです。
今まで自分はある程度優秀だと思っていたところもあったのですが、全然ダメで、たくさんの失敗をして。その時に、言い訳をして生きていくのはダメだと強く感じて。

その時ちょうど、世の中には様々なデザインが溢れていて、そのひとつひとつに、人の行動を変える力があると感じ始めたんですね。

デザインがきっかけで、今まで興味のなかったのもを手に取ったりとか、コーヒーを買いに行くつもりがデザインに惹かれてオレンジジュースを買ってしまうとかね。
商業デザインって面白いなと感じて、広告業界への興味が高まっていきました。

そういった興味の高まりと、これからは言い訳しないで生きていこうと決意したこととが重なって、アパレル会社から転職して今のWEB・グラフィックデザインの業界に入りました。

転職を考えた時にちょうど、実家の方で妹が広告制作会社に勤めていて。
人が足りていないということだったので、その会社に勤めさせてもらうことになりました。
そこで今のライオンハートの社長の長澤と出会って。

会社員として仕事をしていく中で、これは自分でやったら(起業したら)自分をもっと追い込めるんじゃないか?って思ったんですね。
つまり、言い訳ができない極限の状態で、自分を成長させられるんじゃないかと。
それがきっかけで長澤や仲間を集めて、ライオンハートを起業しました。
いろんな失敗もありましたが、なんとか生き残って今があります。

長澤さん(社長):僕は京都府の亀岡市の出身で、実家は曹洞宗のお寺なんです。
父は今でも現役で住職をしています。

代々、僧侶の家系で育った事により、様々な環境の人の話を聞く事は自然と多くありました。
目の前の相手の話を聞く事の大切さを両親に教えられてきたようにも思います。
また学生時代や社会人として仕事の経験をさせてもらう中で、「世のため、人のためになる仕事をしたい」という想いもあり、 会社にとっての経営理念のような、個人としての人生理念を持つ事の重要性に気付かせてもらいました。

そして、僕は人生理念として「今ここに、真心を尽くす」という言葉を大事にしています。
全く同じではないですが、曹洞宗の教えの中にもこういった意味合いの教えがあるんです。
この言葉を見つける前は、僕はお寺の生まれでありながら、そういったお寺での教えとは違う生き方で、成功してやろうという私欲があった時があります。
心のどこかで、お寺から遠ざかろうとしていた感じですね。

自分の生き方を見つめ直す中で、大切にすべきは自分のルーツであったり、 今の自分が育ってきた環境を大切にして、等身大の自分でいる事が自然なんだと思うようになりまして。
一族の中で、住職なってくれている兄弟や従兄弟の存在があるので、僕がこうしてお寺から離れて、会社経営や自由な道を選択させてもらえているのかなと感じていますね。
だからこそ、自分自身が与えてもらった役割を果たしていきたいと思っています。

妹尾さん(執行役員):私は北海道で生まれ育ちました。
青森県の大学の教育学部に進学し、美術教員になるために学んでいましたが、教員の道には進まず画家を志しました。

卒業後は、昼間販売の仕事をしながら、夜はアトリエで描くという生活をしていましたが、根性がなくて続けられず断念。単身でライオンハートのある愛知県にやってきました。
フリーランスのデザイナーを経て、ライオンハートに入社し、再び会社員になったという感じですね。

私は、割と両極端な性格で。
白か黒かしかない、グレーがない人間なので、入社当時はとにかく扱いづらかったと思います、納得できないとなかなか言うこと聞かないですからね(笑)
 
ライオンハートに入社する前に、2日ほど勤めて超円満退職した会社と出会ったのですが、その会社の社長さんが、私が退社する時にくれた言葉がすごく印象に残っていて。
「俺は自分の居心地のいい場所(会社)を自分で作ったけど、あなたはこれから自分で作るか、自分でそういう場所を見つけてその先で自分に合った環境を作っていくのか、そういうことも能力だから」って言ってもらったことに、とても共感できたんです。

周りと同調するのが上手、それもとても大切な能力なんですけど、バランスとるのが上手だったら、自分の居心地の良さっていうところにフォーカスできない思うんですよね。

私の振れ幅の大きさが、居心地の良さを自分で見つけたり、作っていくことに合っていたというか、そうしないとやっていけないくらい不器用だったのかなとも思います。
そういう自分の特性を、ライオンハートという会社が受け入れてくれたから、8年も続いて役員になったのかもと感じています。
入った当初は、Webの実績多少つけたら1年くらいで辞めようかなって思っていましたから。

まったく違った生き方をしてきたお三方が今、ライオンハートの経営層として会社を引っ張っていっているんですね。

企業理念「笑顔創造」を軸とした仕事に対する心がけ

お仕事において、お三方がそれぞれ大切にされていることはどんなことなのでしょう?

市川さん言い訳せずにやってみる(自責)ということですかね。あとは、人を尊敬すること。
尊敬できない人の言うことって、聞けないじゃないですか。
人を尊敬できると、その人言うことを素直に聞ける。
僕自身、素直に聞いてさらに、実践することで成長できたという経験があるので、会社の中でもそれは大切に、心がけていることですね。

あと、ライオンハートの企業理念「笑顔創造」も。
お客様やパートナー、仲間の笑顔を創造するという意味なのですが、例えば、大切な人になにかプレゼントしようと思ったら、相手の笑顔を想像しながら、一生懸命考えると思うんですね。仕事もそれと同じかなと、僕は思っていて。
誰かの笑顔を思い浮かべながら考えるのって、楽しいじゃないですか。
本来、こういう気持ちで仕事するのがいいよなって。

僕は実家の仕事や母方の祖父の仕事を見て、子供ながらに仕事って楽しそうだと感じながら育ちました。実際、学生時代のアルバイトも楽しかったんです。
そういった経験を持つ僕にとっては、楽しい=仕事なので、こういう発想になるのかなと思います。

長澤さん:仕事はお客様あって、パートナーあってのもので、 僕たちは仲間という風に呼んでいるんですが、共に働く社員の存在があってやれていることだと考えていて、企業理念である 「笑顔創造」ができているか?を大事にしています。

「笑顔創造」って、一見簡単そうに見えるんですけど、 ビジネスでもあるので交渉ごともあっ たりしますし、局面によっては難しいこともあるんです。
例えば、何か仕事の中での齟齬があった時には、僕がお話をさせてもらうこともあるので、
そもそも、起こっている事象は事実なのか、判断基準がはっきりしない場合にも、 丁寧に確認や共有をさせてもらって、相手の言葉に耳を傾けながら、「笑顔創造」に基づいて対応をしています。

社内においても、いろんな個性がある中で、会社が大事にしている価値観「笑顔創造」の共有が、何より重要だと考えています。

妹尾さん:私は、頭と心を使うっていうことが一番かなと思っています。
アイデアを作ったりとか、わざわざ人様の会社に潜って考えたり、周りにいる人の立場とか考えとか性格とか、全部加味して話していくので、魂すり減るんです。
でも、なんでそれをやってるのかといえば、私にとってはそれが面白いからだし。
必要とされるために、心と頭を使いたいって思ってるのかなと思いますね。

もともとデザイナーとしてデザインしていた時も、命を削って創ってる、そういう過激なことをずっと言っていて(笑)、そういう部分は基本的にずっと変わっていないと思います。

三者三様の観点から、お客様やパートナー、仲間の笑顔を創造するという「笑顔創造」を本当に大切にお仕事をされていることがとてもよく伝わってきます。

ライオンハートが掲げる「モンスターファーム構想」とは

「笑顔創造」を軸として、貴社が今後の組織としての目標として掲げていらっしゃる「モンスターファーム構想」について、まずはどんな経緯で着想に至ったのかをお聞かせいただけますか?

長澤さん創業当時はお客様やパートナーもなく、本当にゼロからのスタートでした。
年齢が若かった事もあり、我々は仕事をさせて頂くためにも、真面目でいる必要性があったのですが、ライオンハートはルールと規律が多い、軍隊のような会社になっていきました。

創業から10年経った時に、市川と2人で話して、10年生き残れた、生き残らせてもらったけれどその一方で、もうちょっと貢献できる事があったなっていう気持ちもあって。
規模や売上だけの話ではなくて、もっと人の役に立てるような状態が作れたんじゃないかなっていう部分で。

それで社長交代のタイミング(10年前)に、社長を筆頭にしてピラミッド型だった組織をぐ るっと反転させた組織に変えていこうと考えました。逆ピラミッド型ですね。
顧客満足を一番で走ってきた組織から、そこに社員満足を加えて組織を変えていく挑戦。

経営は社員を支援する、社員はお客様を支援するという構造を目指しました。
僕の中では、それがモンスターファーム構想の原型だと考えています。

市川さん:人それぞれ、いろんな個性や得手不得手がありますよね。
例えば、そういったそれぞれの能力を、多角形の上にパラメーターで表示させたら、みんなそれぞれ結構いびつな形だと思うんです。
そういういびつな形を何枚も重ねていった時に、ひとつの円のようになったらいいのかなって思って。
誰かの長所で、誰かの短所を補うようなイメージの具現化が、モンスターファーム構想です。

圧倒的に長所が突き抜けている人たちは、ある一点が突出していたりすることで、とてもいびつなんですよね。
さらにそういう人って、いびつさゆえに、通常の会社組織だと持て余してしまったり、うまくいかないことも多いのかなぁと感じることがあって。
でも、そういう人が困っている人を助けられる場面もあるだろうなと考えた時に、いびつさを持った人が活躍できる場所を作れないかなと思ったんです。

モンスターという言葉を使ったのは、外見でいうならひとつ目のやつだったりとか、それくらいの強い個性、様々な個性があっていいんじゃないかなということで付けました。
貢献できうる能力が圧倒的、ただ扱いは難しいといういびつな形を表す意味でも、モンスターという言葉がしっくりきましたね。

そういった経緯で生まれたモンスターファーム構想においての、お三方の役割はそれぞれどんなものなんでしょうか?

市川さん:はじめはひとりでやっていたところから、長澤が手伝ってくれるようになって2人に、次に妹尾が入ってくれて…っていう中で、この3人が1本ずつ脚となった3本脚の椅子があるとしたら、脚の長さは僕たち役員の成長、座面の大きさが会社の規模やスタッフ数、スタッフの個性や事業内容の広がりだと思うんですね。
各々の成長に応じて変化していくその椅子を、倒れないようにバランスを取って支えるのが僕の役割かなと思っています。

長澤さん:市川は社員たちに対しても、輪の中に入ってすごくラフに、一緒に文句言ったり愚痴をこぼしたりもしながら、リーダーっぽくないリーダーのような感じで、すごく上手に調整をかけてくれていますね。
僕は経営的なところから、クリエイターたちが安心して仕事ができる環境を整えたり、活躍できる場所を作っていくという役割です。

また、活躍した時にその活躍をしっかり評価してあげられるような経営をしていくことも大切だと考えています。予算交渉や、お金周りのところは私の担当ですね。
クリエイターたちが苦手とする予算交渉や、金銭面の心配から解放してあげたいと思っています。

妹尾さん:会長は「バランスを取ってる」と言っていますが、社長も社長で、会長とは違ったタイプのバランサーで、社員のトラブルとか不安とかを思いっきり聴き切って調整してくれたりとか、時には心の毒を吐き出させてくれたりとか。
みんながスムーズに動けるように、多くの時間を費やしてくれていると思います。周りの人の感情をすごく拾ってくれる人です。
そういう意味では、社員の不満を一番吸い取ってくれてる人かもしれないですね。

私は簡単に言えば仲間を集める役割です。
今は客寄せパンダのようなポジションが自分の役割かなと思っています(笑)

客寄せパンダに近いんですが、客寄せパンダもそれなりに緊張感があります。
パンダの質が低ければ人は見向きもしてくれないから。
ライオンハートの場合は全員が客寄せパンダになり得るんで、一人でやる時と仲間とやる時とがあったり。
みんなの客寄せパンダ的魅力を見抜いていないと、適材適所もできないので、なかなかエネルギーが要ります。
仲間の魅力を眺めていると、いろんなドラマが見えてきて、未来も想像できたりして、それを糧にパンダ活動しています。

また、次を育てるということも、自分の役割として捉えています。

長澤さん:妹尾は社員から執行役員になってくれた、創業メンバーである僕と市川以外で初めて、経営に踏み込んでくれた人で。
今年から本格的に人事を任せていて、採用と教育、クリエイターを育成し育てていく役割をになってくれています。

社員の目標になってくれる存在だとも感じていますね。
それは立場だけの話ではなくて、彼女自身がやってきたこととか、働き方などの面もそうで、以前1ヶ月フランスに行って仕事をしてきたりだとか、そういった経験や可能性を彼女が具現化してくれることで、社員たちに良い影響を与えられたと感じています。
モンスターの可能性を表現してくれる存在です。

モンスターたちの得意を活かし個性が光る面白い組織へ

それぞれの役割の中で、モンスターファーム構想の実現に向けて、お三方が心がけていることはどんなことなんでしょう?

市川さん:彼らって、めちゃくちゃ扱いづらいんですよね。
ただ、発想力とか能力を発揮したりすることとかって、環境にも恵まれていないと難しいことだと思うんです。
で、だいたい生意気なんですよ、そういう人って(笑)
でも、その生意気な部分だけで見られてしまうと、挑戦する機会すら与えられないんじゃないかなと思った時に、僕らはそういう機会を放出して、与えるというか、巻き込んで一緒に取り組んでみるとか、そういうことは意識しています。

長澤さん得意なことに注力できる組織、環境作りをしていきたいと思っていますね。
得意なことに注力できることは、クリエイターにとって幸せなことだろうと思うんですね。
それは笑顔創造の観点からも、大切なことだと思います。

妹尾さん:会社自体はお客様のために、社会のためにあるべきだと思います。
ただ、会社はお客様だけがいれば成り立つというものでもなくて、その中にいる社員たちのおかげでなりたっているので、私としては両方お客様だなと思っているところがあります。
社員というお客様に対して、面白い組織になっていくということも、すごく大事なことだと思いますね。
そのためには、誰かひとりが光ってるだけでは全然だめで、みんなそれぞれ光ってるっていうのが理想的だなと。

組織としての面白さっていうのが、ひいてはモンスターたちの自己実現というか、自分がいていい場所なんだとか、この能力輝かせられるんだっていうのを感じてもらって、居心地のいいところだと思ってもらえるような組織になるにはどうするべきかというのは、いつも考えていますね。

市川さんあなたの仕事は人に喜ばれる仕事なんだよということや、人の役に立っているっていう実感って、僕自身もそうですしとても嬉しいことだと思っていて。
そういうことを感じられる環境を僕たちが整えていって、モンスターたちには自分の得意を存分に活かして働いていって欲しいですね。

まさに、いびつな個性のモンスターたちが得意を聞かして、お互いを補い合ってひとつの円を形成する、面白い組織の実現というところなんですね。

モンスターファーム構想の実現の先ライオンハートが目指すもの

最後に、モンスターファーム構想を実現していった先の今後の展望をお聞かせいただけますか?

市川さん:ライオンハートはフィリピンにも法人があって、そちらは僕が社長を務めているのですが、いろんな国の人と働きたいなという想いがあります。
それぞれの国の文化や、事情を知っておくことって大事だなと思っていて。

調べて知るのではなく、現地に行ったからこそわかるリアルを体験したいんですね。
その一環として、六大州(六大陸)に拠点を持ち、いろんな国の人たちと仕事ができたらいいなと思っています。

長澤さん組織全体としては、ブランディングエージェンシーを目指しています。
日本国内で現在、ブランディングエージェンシーといえば?というような会社ってないんですね。
なのでライオンハートは今後、ブランディングで突き抜けたいなと。

お客様向き、社会向きに、ブランディングエージェンシ ーといえばライオンハートという風に認知されていけばいいなと思っています。

それにはある程度規模を大きくしていくことも必要なので、採用周りもそうですし、今後10年で10倍の規模に成長させていきたいと思っています。

妹尾さん:会社としては、若い世代をもっと受け入れていきたくて。
インターンからライオンハートの仲間になってもらえるような仕組みを作ったりだとか、特定の人だけでなく、みんなで人を育むことができる組織にしていきたいんです。
若い世代が活躍できる環境を作っていきたいなと思っていますね。

個人的に、「こういう歳の取り方もあるんだ、いいかもな」っていうひとつのロールモデルとして機能できればいいかなって思ってて。
私は家庭を持っていないのですが、子供も作らずに仕事だけして…っていう女性って、今だと女の幸せ捨てた人みたいな言われ方をまだまだします。
でも、これからの世代にそういう思いをしてほしくないなと思っていて。

家庭や家族構成、性別、年齢、ジェンダー、色んなバックボーンが人にはあって、それぞれがその人の個性です。
だから、自分という存在や在り方、生き方を自分自身が堂々と受け入れ、人生を楽しんでほしいんです。
私自身も、私とは違った生き方をする仲間も、多様な生き方の一つとして、誰かのロールモデルになれるような組織だとすごくいいなと。
それには、心と頭を使って、いい表情で働いていくことが一番だと思っています。