預けられないなら一緒に出勤!広がりをみせる「子連れ出勤」の今

預けられないなら一緒に出勤!広がりをみせる「子連れ出勤」の今

「働きたくても、働けない!」子どもを保育園などの保育施設に入れることができず、働くことを諦めてしまったといった声が、日々各所から聞こえてきます。

そんな中、中小企業を中心に「子連れ出勤」を認める企業が増えてきています。ここでは企業が「子連れ出勤」を採用する理由と、実際に導入している事例についてご紹介します!

企業が「子連れ出勤」を採用する理由

1.出産や育児を理由とした人材の離職

企業が「子連れ出勤」を採用する大きな理由の1つに、在籍中の社員が出産や育児をきっかけに企業から離れてしまうという大きな課題があります。厚生労働省の調査によると、女性の出産前の就業率が70.7%に対して、出産後には26.8%まで低下しているというデータがあります。

(参考:仕事と家庭の両立をめぐる現状① - 厚生労働省 

企業の中には自社スペース内に託児所を設けたり、保育士の資格を持ったスタッフを配備したりといった例がありますが、まだまだそういった例は数が限られているのが現状です。そこで特に女性の割合が高い中小企業を中心に、保育設備の代替手段としての「子連れ出勤」に注目が集まっています。

2.優秀な人材を採用するための企業ブランディング

在籍中の人材を引き止めるだけでなく、新たに人材を採用する際にも「子連れ出勤」の制度が効果を発揮します。

企業が「子連れ出勤」を公に認め、それを積極的に発信していくことで、子どもが産まれても働き続けられる環境があるということを多くの求職者へアピールすることができます。

これまでは「仕事」と「子育て」のどちらかを泣く泣く選ばなくてはならなかった・・・という方でも、「子連れ出勤」を認められる企業であれば、その両立が可能になります。

「子連れ出勤」を導入した企業の例

それでは実際に「子連れ出勤」を行っている企業をご紹介します!

ソウ・エクスペリエンス

自社で「子連れ出勤」を実践するだけでなく、「子連れ出勤』100社プロジェクト」と呼ばれる子連れ出勤の啓蒙活動を行うなど、「子連れ出勤」を普及すべく情報発信を積極的にされている企業です。

※ソウ・エクスペリエンスさんについては、個別にインタビューを行っていますので、ぜひ合わせてご覧ください!

⇒「 職場に子どもがいる日常。子連れ出勤を実践するソウ・エクスペリエンスの働き方 」

R-STORE

ソウ・エクスペリエンスの取り組みに感銘を覚え「子連れ出勤」を開始させたというR-STOREでは、社内のBBQや社員旅行にも、子連れで参加するのが当たり前というカルチャーが特徴的です。

モーハウス

スタッフの大部分が「子育て中の女性」というモーハウスでは、子育てと仕事を両立することで同社の販売商品である授乳服、授乳用インナーへの商品作りにその経験を活かすことができているのだといいます。

ザッパラス

ザッパラスでは、子どもを連れて来たい人は誰でも使える「Mother’s Working Room」という専用の部屋が用意されています。この部屋は予約をすればいつでも自由に使えるとのこと。また、約200名ものスタッフを抱えながらも、子連れ出勤に関して特別な人事制度を用意していないという点が驚きです。

「子連れ出勤可」によって救われるママたち

現段階では、「子連れ出勤」を取り入れている企業の数はまだまだ限られています。しかし、優秀な人材の奪い合いとなっている現代においては、企業の新たな労働力の確保に繋がるなど、「子連れ出勤」を導入することで企業が得られるメリットは数多くあります。 

また働き手にとっても、「子連れ出勤」を活用することで「仕事」と「子育て」の両方を諦めたくない人にとっての心強い選択肢となるでしょう。今後の広がりに注目です。

※もし読者の方で、「子連れ出勤」を行っていて、Web上でもそのことを公にされている企業をご存知の方がいらっしゃれば、ぜひ教えてください!いずれかの形でご紹介させていただきます!タレコミはこちらまで!

 

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