<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=1176794389076832&ev=PageView&noscript=1" />

ITが変える地方の在り方とは──3名のエンジニアが想い描く未来の兆し。

ITが変える地方の在り方とは──3名のエンジニアが想い描く未来の兆し。

ITが変える地方の在り方とは──3名のエンジニアが想い描く未来の兆し。

働き方に関するイベントに潜入し、イベントの詳細をお届けするイベントレポート

前回に引き続き今回もシビレ株式会社が主催のサテライトオフィスイベント『地方発 IT INNOVATION』の中から、それぞれが考える未来のお話、また参加されていた地域の魅力をご紹介します!

ファシリテーター:池本洋一(いけもと よういち)さん

リクルートでSUUMO編集長を務める。住まいの専門家として、自メディア他テレビ・新聞・雑誌を通じて発信。コラム執筆や講演活動も行う。

島根県代表:羽角 均(はすみ ひとし)さん

株式会社モンスター・ラボ島根開発拠点のエンジニア。東京に本社があるモンスター・ラボは2014年に島根県松江市にオフィスを開設。縁もゆかりもない島根県に夫婦でIターンを果たす。

徳島県代表:辰濱 健一(たつはま けんいち)さん

Sansan株式会社徳島県神山ラボのAndroid アプリエンジニア。古民家を改装したオフィスで東京のメンバーとリモートで開発を行っている。

福岡市代表:大屋 誠(おおや まこと)さん

株式会社IDCフロンティア 技術開発部 R&D室長。IoTや行動認識のプラットフォームの開発に力をいれている。東京から福岡市に家族4人(奥様、お子さん2人)で移住を果たす。

第2回
ITが変える地方の在り方とは──3名のエンジニアが想い描く未来の兆し。

未来を見据えたIT INNOVATION

地方発 IT INNOVATIONの司会 リクルート 池本 洋一 2

池本 洋一氏(以下、池本):さて、先ほどは現在行っているIT INNOVATIONのお話をして頂きましたが、次は今後どのようなことをしていきたいのか『IT INNOVATIONのこの先の兆し』について、お伺いしたいなと。
地域を代表してということでも構いませんし、一人のエンジニアとしてでも構いません、今後地域とどうIT INNOVATIONをしていくかという観点で、こんなことが出来たらいいなとか、こんなことを考えているとか、コメントを頂きたいなと思います。始めに、島根県お願いします!

羽角 均氏(以下、羽角)街と酒蔵の人材をマッチングするサービスをITで作りたいなって考えています。
島根には酒蔵が30か所以上あります。でも、お酒って冬にだけ作っているので冬しか雇用がなくて、蔵の働き手の人たちがどんどんいなくなってしまって、どこも人手不足に…それが原因で潰れそうな蔵がいっぱいあるんですよ。だから、蔵の働き手の人たちをちゃんと働き手として存続させることを目的にサービスを作って行きたいと思っています!

池本:人を呼び込むわけではなく、地元に残ってもらうことが重要なんだね。でも、どんな形でマッチングさせようと思っているんですか?

羽角:島根って夏は観光産業が盛んなんですよ!だから、季節ごとに働く場所を変えられないかなって思っていて。例えば、冬は蔵に入って、夏は海の近くのホテルで仕事をするという感じで、街と蔵、ホテルと蔵、飲食店と蔵…みたいな感じで、ITを通してつなげていきたいですね。

池本:なるほどね、季節ごとで働く場所が変えられれば、蔵の働き手の人たちの存続に繋がりますもんね!では続きまして、徳島県お願いします!

辰濱 健一氏(以下、辰濱):はい!ITのコミュニティを活かして、地域の課題を解決していきたいです。
僕自身、勉強会を開催していて感じることがありまして…参加者が少なくて、初学者の方が多いんです。

池本:それは学生さんが多いってこと?

辰濱:そうですね!なので、スキルを持っているエンジニアさんに来てもらって、初学者の人たちに教えたり、参加者を集めたりしてほしいなって思ってます。
相手が学生さんなら、ITを知ってもらう良いキッカケになりますし、ITの力をつけて地元で働くという選択肢も増えるので!そして、学んだ知識を活かして地域の課題を一緒に解決していけるようになれば楽しいんじゃないかなって考えています!

池本:いいですね~。未来のエンジニアを育成するためにも、そういう取り組みってめちゃめちゃ大切だよね!では最後に福岡市、お願いします!

大屋 誠氏(以下、大屋):地方と都会をつなぐイベントや、コワーキングスペースで合宿やるとか、そういうイベントを上手く活用して生活の選択ができるような仕組みがあったらいいなと思ってます。
色んな働き方がある中で、東京と地方を色々と味見ができればいいかなと思っていて。

池本:味見って?

大屋:例えば、東京に住みながら、福岡に短期間だけ行ってみて仕事をしてみるとか、企業側が期間を設けて地方に行ける制度を作るとか、働き方に対して変化の幅をもたらすことで、そこから自分にはどういう働き方が合うのかなって考えるキッカケを与えていけるようになりたいですね。

池本:うんうん。移住をするキッカケのひとつが、街への関心ですもんね。
今回のイベントで島根県、徳島県、福岡市の3地域の話を通じて、いくつかの街への関心が湧いたと思いますが、それもまた一つのキッカケだと思うんです。そして、そのキッカケから『旅行をする』のではなく『暮らしてみる』ことを体感するのが大事なんじゃないのかな。
旅行として観光ホテルに泊まって観光スポットを巡るだけではなく、ローカルのイベントを覗いてみたり、古民家にあえて泊まってみたり。そういう体験をするだけで地域のコミュニティを感じることができて、相性や雰囲気がわかると思うんですよね。
『旅行をする』のではなく『暮らしてみる』という経験を少しでもして頂けると働き方や生き方の幅が広がっていくと思います!

 

イベントレポートはここまでとなりますが、今回のイベントのお話をもとに、読者の皆さまに少しでも各地域の魅力を知ってもらいたーい!ということで、各地域の魅力をカテゴリに分けてまとめてみました!そして、ちょっとこの地域気になる…と思ったそこのあなた!各地域の耳寄りな情報をお届けしますよー!!

各地域の魅力をまとめてみた!

地方発 IT INNOVATION 地酒 土産▲各地域が持ち寄った地酒やお菓子!

Rubyが自慢の街、島根県松江市

▼暮らし
・地震や台風等の災害が少ない!
・人口当たりの保育所の定員数日本一。保育所に入りやすい!
・大きい病院が受診しやすい!
・松江市(中心市街地)は自転車でグルッと回れるくらいのコンパクトシティ
・とにかく海が綺麗

▼食
日本海で獲れる海の幸!(イカ、岩ガキ、サバ等)
日本酒が美味しい!(特にひやおろしが美味い!)
・日本三大そばのひとつ、出雲そば

▼仕事
Rubyが自慢!(Ruby開発者のまつもとゆきひろさんが松江市在住)
オープンソースに関わっていれば無料で使える場所を松江市が提供している。勉強会や講演会がコストレスでできる!
・エンジニアの皆さんの移住と転職を全力でサポート!
⇒詳しくは『GO島根!ITエンジニア転職フェア』詳細ページ」をご覧ください!
※マッチングのイベントが1月26日に東京で、2月2日に大阪で開催します!

全国屈指のブロードバンド環境、徳島県神山町

▼暮らし
・家賃が安い!
・地元住民の方のコミュニケーション力が高く、すぐに受け入れてくれる!
・自然が多くてストレスフリー!(稲刈りや茶摘み等、自然に触れる活動に沢山参加できる!)
・イベントやお祭りが多く、気軽にコミュニティが作れる!

▼食
・全国シェアほぼ100%のすだち
・ご当地グルメの徳島ラーメン
・徳島を代表する農産品、なると金時

▼仕事
・サテライトオフィスの先駆け!
・全国トップクラスの助成制度
・徳島でのエンジニアライフを行政だけでなく、地元の大学・高専が一丸となってサポート!
⇒詳しくは「徳島サテライトオフィス・プロモーションサイト Tokushima Working Styles」をご覧ください!

人も企業も集まる大都市、福岡県福岡市

▼暮らし
・ほどよく田舎、ほどよく都会!
・空港から中心市街地まで電車で約5~10分と交通の便が良い!
食料物価が安い

▼食
・豚骨ラーメンの王様と言っても過言ではない、博多ラーメン
明太子は日本一!
・実はワインが有名!福岡市民はワインの消費率が高い!
・コラーゲンたっぷり、女性に大人気のもつ鍋

▼仕事
・有名ゲームの多くが生まれているIT都市
・新しいもの好きが集まるイベントや勉強会が豊富!
開業率の高さが21大都市中1位
・福岡クリエイティブキャンプではエンジニアの方々に企業への転職をサポート!
⇒詳しくは「福岡クリエイティブキャンプ2016公式サイト」をご覧ください!

まとめ

前編・後編に渡って、サテライトイベント『地方発 IT INNOVATION』のイベントレポートをお届けしました!
『合戦』というテーマで繰り広げられていた本イベント、とにかくめちゃめちゃアツかった!!地域に対するアツイ想いがひしひしと伝わってきました。

私自身、地方に行ってどんな仕事や働き方ができるのか、どんな生活や生き方ができるのか、イマイチわからん…とあまりピンと来ていなかったのですが、イベントに参加したら『地方でできること』というより『地方だからこそできること』が沢山あるんだ!と気づきました。
自然の多い生活を満喫できる環境や、コミュニティが作りやすい環境は、都会では中々味わうことができませんよね。そういう環境だからこそイノベーションできること、イノベーションできたことが沢山あるんだと感じました。

また、どの地域もそれぞれ魅力があって、みんな違ってみんな良い!もっと色んな地域に興味を持ってみよう!と思えることができました。地方に興味を持つキッカケを与えて頂けたことに感謝(笑)
今の生活に退屈していたり、ストレスを感じていたりする、そんな都会の方々!ちょいと地方に興味を持って様々な地域に足を運び、ゆくゆくは地方移住なんてことを考えてみてはいかかでしょうか!

◆主催である株式会社シビレの本イベントのイベントレポートもご覧ください♪当日のプレゼン資料や写真などが見れますよ!

第2回
ITが変える地方の在り方とは──3名のエンジニアが想い描く未来の兆し。