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【地方×テクノロジー】エンジニアが地方でIT INNOVATIONを巻き起こす!

【地方×テクノロジー】エンジニアが地方でIT INNOVATIONを巻き起こす!

【地方×テクノロジー】エンジニアが地方でIT INNOVATIONを巻き起こす!

働き方に関するイベントに潜入し、イベントの詳細をお届けするイベントレポート

今回は2016年12月8日(木)に開催された、シビレ株式会社が主催の『地方発 IT INNOVATION』。ITの先進と言われる、島根県、徳島県、福岡市の3都市が合同で行う本イベントでは、地方移住の魅力や地方で生まれた技術やサービスに関するお話をたっぷり聞くことができました。

ファシリテーター:池本 洋一(いけもと よういち)

リクルートでSUUMO編集長を務める。住まいの専門家として、自メディア他テレビ・新聞・雑誌を通じて発信。コラム執筆や講演活動も行う。

島根県代表:羽角 均(はすみ ひとし)

株式会社モンスター・ラボ島根開発拠点のエンジニア。東京に本社があるモンスター・ラボは2014年に島根県松江市にオフィスを開設、縁もゆかりもない島根県の松江市に夫婦でIターンを果たす。

徳島県代表:辰濱 健一(たつはま けんいち)

Sansan株式会社・徳島県神山ラボのAndroid アプリエンジニア。古民家を改装したオフィスで、東京のメンバーとリモートで開発を行っている。

福岡市代表:大屋 誠(おおや まこと)

株式会社IDCフロンティア 技術開発部 R&D室長。IoTや行動認識のプラットフォームの開発に力をいれている。東京から福岡市に家族4人(奥様、お子さん2人)で移住を果たす。

第1回
【地方×テクノロジー】エンジニアが地方でIT INNOVATIONを巻き起こす!

地方発IT INNOVATIONって、一体どんなイベント?

 ITエンジニアが地方と交わることでどんなイノベーションが起こるのか、「エンジニア×地方」で現在どんなことを実現しているのかを紐解くイベント。
そして、イベントのテーマは『合戦』。島根県、徳島県、福岡市に、それぞれ移住した3名の方が思いのたけをぶつけ合う『アツイ』イベントです!合戦を意識しているため各地域の皆さん、「ハッピ」と「はちまき」を身につけて気合が入っております(笑)

そんな本イベントのファシリテータは、様々な働き方に挑戦していることで有名なリクルートに所属されている池本洋一さんが務めています。
「地方発IT INNOVATION」について池本さんからこのようなお話がありました。

地方発 IT INNOVATIONの司会 リクルート 池本 洋一 1▲テーマの『合戦』にちなんで、池本さんは『大名』をイメージした帽子をかぶっていらっしゃいました(笑)

池本 洋一氏(以下、池本):働き方が多様化していく世の中で、働く場所も暮らす場所も自由になっています。そんな世の中で、ITエンジニアの皆さんは働く場所を自由に選択できる職業、自らの道を自ら作ることができる職業だと私は考えてます。とはいえ、知らないところに行って活躍できる環境があるのかイメージできない不安や疑問があるでしょう。そんな不安や疑問を本イベントで解消して頂ければと思います!

そして、本イベントに参加して頂いた島根県、徳島県、福岡市の3地域は都市の規模がまるで違うんです。徳島県神山は約5,000人の小規模都市、島根県松江市は約20万人の中規模都市、福岡市は約155万人の大規模都市。この3つの都市にそれぞれ移住されたエンジニアさんが、都市の規模との関わりも含め、実際に移住して知った地域の良さや、どのようなイノベーションを起こしているのかなど、ファシリテーションしていきたいと思います!

 

本記事では、そんな地方で起こりつつある最先端の「IT INNOVATION」のイベントレポートをお届けします!

都会にストレスを感じている方必見!地方移住はNon-Stressful!

地方発 IT INNOVATIONに登壇 株式会社モンスターラボ 羽角 均▲島根県代表 株式会社モンスターラボ 羽角 均(はすみ ひとし)さん

池本:最初に各地域のPRをして頂ければと思います!このPRによって、その地域に来る人が決まってきますよ(笑)ということで、まずは島根県からお願いします!  

羽角 均氏(以下、羽角):凄いプレッシャー!(笑)
島根県はとても住みやすい街です!人口当たりの保育所の定員数が島根県は日本一(※1)なんで、保育所に入りやすいですし、医療に関しても島根県では大きい病院が受診しやすいんですよ。東京だと大きい病院で診察してもらうのに結構待たされるとか、紹介状がないと診察できないといった問題が島根県は少ないんです。
しかも、自転車だけでグルッと回れるコンパクトな都市ということもあって、生活するにはちょうどいい広さなのも住みやすさの一つですね!

※1…総務省 社会生活統計指標2016 「E 教育」→Excelシート→「保育所数(0-5歳人口10万人あたり)」

池本:へぇー!自転車だけで回れるっていうのはかなり便利ですね!

羽角:そうなんです!あ、エンジニアの皆さんにもう一つPRしてもいいですか?(笑)

池本:なんでしょう?(笑)

羽角島根県の自慢はなんと言ってもRuby!Ruby開発者のまつもとゆきひろさんが松江市に住んでいるので、東京より気軽に講演会やイベントでお話を聞くことができちゃうんです!松江Ruby会議というイベントを開催していて、そこにまつもとさんがゲストで参加してくれるので、エンジニアさんにとってはかなりアツイのではないでしょうか!

地方発 IT INNOVATIONに登壇 Sansan株式会社 辰濱健一▲徳島県代表 Sansan株式会社 辰濱 健一(たつはま けんいち)さん

池本:アツイ想いを島根県にはブツけて頂きましたが、徳島県も負けていられませんよね?(笑)

辰濱 健一氏(以下、辰濱):負けてられませんねー!徳島県も凄く素敵な街ですよ。自然豊かでのどかでいい感じな徳島県神山町ですが、家賃がとてもリーズナブル!僕自身、かなりお求めやすいお値段で一軒家を借りてます!

池本:ちなみにお家賃はおいくら…?

辰濱:お家賃、なんと1ヶ月6,000円です。

一同:えぇぇぇーーーーーー!!!

池本:まじっすか!?安すぎ(笑)
一軒家なら誰か来ても泊まれますしいいですね!

辰濱:そうなんですよ、一泊6000円くらいで泊まらせようと企んでます(笑)

一同:(爆笑)

池本:お家賃以外にも、徳島県のいいところあります?(笑)

辰濱:もちろんです(笑)徳島県神山町はIT関係者以外にも、多様な職種の方々が移住されています。
四国八十八か所のお遍路のお寺があることで、地元以外の人と関わる機会が昔から非常に多く、地元以外の人をすんなりと受け入れる文化が根付いていることは、他の地域にはないメリットだと思います。地域の方と移住者のコミュニケーションが活発に行われていますよ!

池本:『コミュニケーションを取れる場』みたいなものもあるの?

辰濱:ありますよ!ご存知の方も多いと思いますが、徳島県と言えばやっぱり阿波踊り
阿波踊りには移住者の方、地元の方が沢山参加しているので、移住者同士だけじゃなく元から住んでいる地元の方との交流ができるコミュニティになってますね!

地方発 IT INNOVATIONに登壇 株式会社IDCフロンティア 大屋誠▲福岡市代表 株式会社IDCフロンティア 大屋誠(おおや まこと)さん

池本:なるほどね!まさに徳島県ならではのコミュニティですね。では、一気に都市の規模が大きくなります、福岡市お願いします!

大屋 誠氏(以下、大屋):はい!福岡市も負けていられません(笑)僕が推す福岡市の魅力は、東京では1日1つの趣味をするだけでも結構大変だけど、福岡だと1日に2つも3つも趣味ができることです!

池本:それはどういうこと?

大屋:僕、もともと朝遊んだ後、仕事をするという生活をずっと夢見ていたんですけど、東京に住んでた時は凄く難しいなと感じていて。でも福岡だとそういう生活が割と簡単にできちゃうんです!
自宅から徒歩5分くらいで海のサーフスポットに行けたり、農業をやるための畑と鶏小屋は軽トラで片道20分くらいで行けたり。海も山もバランス良くあって、自分の好きなことを満喫しながら生活ができますよ!

池本:じゃあ、東京に住んでいる時とはかなり生活が変わったんだ。

大屋:変わりましたね~、家族の暮らし方も変わりました!嫁が狩猟免許を取って、イノシシに罠を仕掛けてみたり(笑)
あと、福岡に来て一番よかったのが子育てです。東京に住んでた時は、子どもたちみんな塾や習い事で忙しくしていたんですけど、こっちに移住してからは農作業しながら宿題やるとか、そういうゆっくりした流れで子どもたちが過ごせるようになりました(笑)

池本:福岡市は家族との時間を大切できる豊かさが得られそうですね~。
皆さん、地方移住をしたことによって、ストレスから解放されてる感が満載ですね!

地方のイノベーションが日本のイノベーションへ繋がる。

池本:「あなたの街のIT INNOVATION教えてください!」ということで、折角地方に行くなら地方という場を活用してエンジニアとして何かできたら面白いですよね。そのあたりで、実際にどんなことをされているのかご紹介いただけたらと思います!最初に徳島県お願いします!

辰濱地域特有の課題をITで解決しています。農作業をやりたいけど人手不足とか、森が荒れ果てているとか、畑が鳥獣被害に遭ってるとか、そういう課題がこの地域には沢山あって…その課題に対して何か取り組みが出来ればと、Facebookでイベントを立てて、若い世代を中心に人を集めて、課題を解決しています!

池本:Facebookでイベント立てて、人は来るんですか?

辰濱:来ますよ!都市の規模が小さいからこそ、みんな、地域の課題に当事者意識を持って活動してくれるんです。しかも、その活動を通してエンジニア同士の横のつながりがとても密になるので。

池本:それは素晴らしいね!エンジニアがフラッと移住しても、FacebookやSNSを利用すれば、そういう課題解決のイベント情報が入ってきて、そこで集まった人たちとの交流にも繋がるんだね!じゃあ、次は島根県行きましょうか!

羽角:はい!島根県は、松江市の古民家でハッカソンをやりました!ハッカソンでは、日本酒飲み歩きイベント「松江トランキーロ ひやおろしde総選挙」で使用する投票スマホアプリを島根県自慢のRubyで開発しました(笑)
土日の二日間だけという、かつかつなスケジュールの中、様々な企業さんや学生さん、県職員さんも参加して、無事にスマホアプリを完成することができ、ひやおろしイベントも、100人以上の方に参加して頂き無事に成功(笑)徳島県神山町じゃ、100人以上の人を集めるのは難しいですよね(笑)

辰濱:言いますね~(笑)

池本:急に合戦モードになりましたね(笑)

羽角:(笑)
そんな感じでハッカソンではエンジニアをはじめ学生さんや県職員の方が集まり、ひやおろしイベントでは地元の人が集まる、この企画を通じて色んな人たちとの関係性を作ることができました!そういうエンジニアと地元の人との関係性を作りやすいのは、松江市くらいの中規模都市なんじゃないかなと思います。

池本:ハッカソンはエンジニアならではのイベントだし、ひやおろしの飲み歩きはご当地ならではのイベント。上手く、エンジニアと地域とがコラボレーションしているね!
さて、それでは福岡市はどんな感じでしょう?

大屋勉強会やイベントを活発に行っていますよ!福岡の皆さん、新しいもの好きの人が多いので、色んな分野で勉強会やってみよう!ってなるんです。デベロッパーサミットみたいなこともやったりして、その中で僕はDevOps(※2)系の勉強会をしました。
色んなイベントや勉強会が、かなりの頻度でやっているので新しいもの好きな人には刺激の多い地域なんですよ!自分の好きな分野や得意な分野で勉強会を行うことも参加することもできるので、楽しみながら知識やスキルを身につけることができますね。

※2…DevOps(デブオプス)は、ソフトウェア開発手法の一つ。開発 (Development) と運用 (Operations) を組み合わせたかばん語であり、開発担当者と運用担当者が連携して協力する開発手法をさす。
引用元:Wikipedia

池本:結構な頻度でイベントや勉強会が行われているとのことだけど、そういうイベント情報ってどこかに掲載されていたりする?

大屋:はい!福岡IT関連勉強会のFacebookに情報が掲載されているので、チェックしてみてください!

池本:イベントや勉強会でどんどん新しいものに触れるのは、変化の当事者になって輪の中に入っている感じがして楽しそうですね!
地方でのイノベーションは、日本全体に波及していくイノベーションに繋がる可能性があります。地域が抱えている問題は日本全体の課題になっているかもしれない、でも東京にいると自分が当事者になってイノベーションしていくことは中々難しいですよね。だから地域住民として、エンジニアとしての力を上手く発揮しながら、課題の当事者になって解決していける、それが地方でエンジニアとして暮らすことの魅力なのではないでしょうか!

第1回
【地方×テクノロジー】エンジニアが地方でIT INNOVATIONを巻き起こす!