【着物対談】かっこいい大人はおダシが出てる?インビジョンの自然体な働き方

【着物対談】かっこいい大人はおダシが出てる?インビジョンの自然体な働き方

【着物対談】かっこいい大人はおダシが出てる?インビジョンの自然体な働き方

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12年前にGMOインターネットグループで上司部下の関係だったインビジョン株式会社の吉田さんと当メディアを運営する株式会社えふななの新田。今回、インビジョンの新規事業「サムライプラットフォーム」の撮影を着物屋さんで行うとのことで、「折角なら対談も着物でやろう!」とご提案をいただき、着物対談が実現しました!

取材協力場所:埼玉県鴻巣市「きもの・振袖専門店樋口屋

吉田 誠吾(よしだ せいご)

インビジョン株式会社のCEO兼カンパニーカルチャークリエイター。人材ビジネス歴16年目・経営歴9年目・ドローン歴1年目の2児のパパ。

根建 智菜(ねだて ちな)

新卒入社2年目。一見おとぼけ風だが、広報・WEBマーケッター・営業etc.マルチタスクな日々をのりのりで楽しむ仕事人間。夢はアパレル広報。

インタビュアー 新田 勢剛(にった せいごう)

株式会社えふなな代表取締役。 「シゴトを楽しむ、人生を楽しむ。」という理念を広めたいとの想いから当メディア「Fledge」を立ち上げる。三児のパパとしても日々奮闘中。

働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やしたい!

吉田:着物ってテンション上がるね!

新田:ですね!これならインタビュアーとしてガンガン良いお話を引き出せそうです(笑)早速質問してもいいですかね?吉田さんが起業しようと思ったきっかけって何ですか?

吉田:親父が会社を経営していて、「誠吾、仕事って面白いぞ!」「会社はお前には継がせない。ゼロから自分でやれ!」って言うことを小学校5年生くらいから言われ続けてたのね。この言葉が親父からの遺言だと思ってて…軽く洗脳されてたね(笑)

新田:おー、最高の遺言ですね!

吉田:まぁ、死んでないんだけどね(笑)今も現役で会社経営してるよ。

一同:(爆笑)

新田:インビジョンでは、「働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やす」というミッションがあると思いますが、これをミッションにしたのはなぜですか?

吉田:自分の体に流れる血かな。

新田:血ですか?そこ、もっと具体的にお願いします(汗)

吉田:これも親父に影響されてる部分があるんだけど、「仕事って面白いぞ!」を子供とか仲間に自然と語れたり、言葉にしなくても、雰囲気とか行動に出ちゃってる人ってかっこいいよね!もちろん自分も事を成す面白さを語れる大人でありたいし、自分の子供やうちのスタッフ、関わる人、全員なってもらいたい。かっこいい大人たちが周りで繋がっていけば地球がもっと楽しくなるかなと。

新田:ただ、仕事を面白いって語れるかっこいい大人はまだまだ少ないですよね?

吉田:そうだね。ある統計データなんだけど、積極的に仕事をしてる人の割合が、日本だと7%で世界平均だと13%らしいよ。

新田:やっぱりそうなんですか。日本は、何で低いんですかね?

吉田:うちの親父のような存在が少ないのかも。そもそも日本人って良くも悪くも謙虚だから、仕事に対してプラスのアウトプットをしている人が少ないっていうのはあると思う。日本は、しつけとかルールが厳しいから制御されてるっていうかレールを敷かれちゃうよね。だから、真面目で保守的な人が育っちゃうんだろうね。

新田:悪いことじゃないかも知れないけど、個性を失わせてしまってるというか。

吉田:7%しかいないから、このままだと採用しようと思っても良い人と巡り合う確率が低いよね。じゃあ、どうしようってなったときに、そもそもただ単に雇用を増やすだけじゃなくて、働く幸せを感じるかっこいい大人を増やさないとダメだなと思って。

「やってみた!」という経験値を重ねていくと、徐々に人としての味が出てくる!

インビジョン株式会社の吉田誠吾1

新田:かっこいい大人はどうしたら増えるんですかね?

吉田「やってみた」という経験値を増やすことが大事じゃないかと。俺の中に40%ルールっていうのがあって、10人中4人くらいが盛り上がってれば何となく全体が盛り上がるみたいな。人って結局寂しがり屋さんだと思っていて、盛り上がっているところに人が集まってくるよね。フェスとか地元のお祭りとかのイメージ。会社とか仕事も一緒かなと。

新田:なるほど。てことは、「行動できるかっこいい大人」を40%まで増やせば日本はもっと盛り上がるってことですね!吉田さんって採用の事業を通じて、いろんな会社を見てるじゃないですか?いろんな会社を見てきた中で、共通する課題とかってありますか?

吉田:お役所みたいに稟議の縛りがきつかったり、後ろ向きな発言・会議が多いよね。「何かをやりたい」と思って稟議を通そうとしたら一蹴されるみたいな。経営サイドが、やりづらい環境にしちゃってるのかなって思うことは多いよね。だから、「やってやろう!」とか「突破してやろう!」っていう人が増えていかないんだと思うよ。

新田:そうですよね!みんな挑戦しようって気持ちが失せちゃいますもんね。一方で、「やってみよう!」って言ってもなかなか動かないケースも多くないですか?スタッフがそこの一歩目を踏み出すために何か社内で工夫してることってありますか?

吉田:「やりたい事って本当は何?」「あなたの3つの武器は何?」そんな会話をナチュラルな空間で、スタッフと共有する時間を大切にしてるかな。会社だと、なんとなくザ・会社モードになっちゃう人が多いから、本音が引き出しづらいような気がしてて。
やりたいって話があったときに、「じゃあそれいつやろっか?」みたいな(笑)どんどんツッコみを入れていく感じ。この間も、32歳で転職してきたスタッフがいるんだけど、気仙沼出身で気仙沼を盛り上げたいって言っていて。ブログも書いてるんだけど、ブログ書いてどんな影響力があるの?他にできることないかね?って話をして、もっと具体的に考えて社内でプレゼンしちゃおうよ!って行動に移せるように背中をポンと押してあげる。少し強めに。だから、内定式を気仙沼でやることになったんだよね。こうやって、Goalまでのプロセスを一緒に描いてあげたり、具体的な日付を切ってあげると頑張れるケースは多いと思う。この「体験」の積み重ねが大事かな。

新田:インビジョンって、みんなでみんなをサポートし合うみたいカルチャーがありますよね!

吉田:そうかもね。あとインビジョンのカルチャーで言うと、おダシを出すみたいな(笑)

新田:え、おダシを出す?どういうことっすか?(笑)

吉田:やっぱりさ、味噌汁のダシって最高だよね!(笑)

新田:あ、はい…そうですね(笑)

根建:みんなおダシを出していこうみたいな!

吉田:自ら何かをやってみて、「あ〜超ヤバイって胸が締め付けられるような失敗体験」とか「事を成し遂げて、思わず叫びたくなるような成功体験」っていうのを繰り返していくと、徐々におダシが出てくるんだよ!逆にいうと、ただ単に、人から言われたタスクをこなして家と会社の往復だけの人からはおダシは出にくいと思うよ。

新田:なるほど!試行錯誤の中から味が出てくる感じっすね!

吉田:そうそう!味が出てる大人ってかっこいいみたいな。だから、おダシが出てる人を増やしたいし、会社としてもどんどんおダシを出していきたいね!

新田:しっくりくる表現ですね!それでは、仕事を楽しむために必要なことって何だと思いますか?

吉田:たとえば、「ただ稼ぎたい」ってやつはだいたい稼げないよね。「誰かに稼がせる」って思考を持ってる人が結果的に稼げると思っていて、何が言いたいかっていうと、自分が主じゃなくて、人の困っていることをサッと解決したり、期待値を圧倒的に超えて喜ばせたりすると、表面的じゃなくて本質的な人の繋がりができてきて仕事が楽しくなってくるんじゃないかな。

新田:確かにそうですね。利己主義じゃなくて、利他主義ですね!

吉田:根建が一番好きな言葉だね(笑)

根建:間違いないですね!

吉田:さっき話した40%ルールじゃないけど、利他の精神を持って動ける人が40%くらいは欲しいね!

新田:現状は何%くらいなんですか?

吉田:30%弱くらい!

根建:…(苦笑)私、「置きに行かない」って言葉も好きです!これも社内で流行語みたいになってて。

新田:違う意見を持ってるのに周りに合わせちゃったり、無難にこなすみたいな?

根建:まさに!「今置きに行ったでしょ!」とかこういう社内の流行語ってその言葉一つで盛り上がれるからいいですよね!

スタッフには、何かを成し遂げたときの高揚感と失敗をたくさん経験して欲しい!

インビジョン株式会社の吉田誠吾2

新田:インビジョンの社員が働く幸せを感じるために、社内で行っている施策などありますか?

吉田:役割とか裁量権を渡すこと。そのときに、いちいち自分にお伺いを立てなくて良い(笑)予算を使わなかったっていうのが最悪で、胸が痛くなる失敗、胸が熱くなる成功をたくさん体験させてあげたい

新田:失敗してチャレンジするのが怖くなっちゃう方とかっています?

吉田:少なからずいるかもね。でも会社のカルチャーとしては、チャレンジして失敗することよりもやらないことの方がダメみたいな雰囲気が大事だよね。「失敗するのが怖いって言うけど、俺からしたらチャレンジしない奴の方が怖いわ(笑)」「万が一、失敗したとして最悪のシナリオは?大した事なくない」みたいな会話はよくしてる気がするね(笑)

新田:なるほど(笑)でも、インビジョンってみんなチャレンジしてるイメージが強いですよね!

吉田:チャレンジして一皮むける人はいるね。その場面を動画で撮影してみんなに見せたりすることあるね!

新田:それメッチャ面白いですね!

吉田:弾けちゃう感じ!

新田:吉田さんの話を聞いてると、感動したり悔しくてスタッフが泣いてるシーンが多くないっすか?

吉田:そうかもね。仕事で何かを成し遂げたときの高揚感って最高じゃない?それをみんなに味わって欲しいし、それを一回味わっちゃうと仕事にハマるよね。そうなると自走できるようになるんだと思う。

新田:そこに行くまでのプロセスが難しいんですよね。

吉田:それはみんなが漠然とやってみたいって思うことに対して「自分にもできるかも」と前向きにイメージできるようにサポートしてあげることかな。仕事ってアベレージで楽しい訳じゃないでしょ?やっぱりチャレンジしてクリアしたときにはじめて仕事の面白さを体感できると思うんだよね!

新田:クリアしていくときの面白さはハンパじゃないっすね!

自由で自然体な組織!目指すはオールナイトニッポン!

インビジョン株式会社の根建智菜

新田:週2日正社員の方がいると思うんですけど、ワークスタイルは比較的自由なんですか?

吉田:そうだね。ケースバイケースで生産性が上がるなら何だっていいかなと思ってて。週2日正社員のスタッフは、本を4冊くらい出版してるんだけど、そっちも力を入れたいし、インビジョンでも働きたいって相談があったから、じゃあ正社員のままで週2日の6時間にしようってなったんだけど。そうやって本人の明確な意向があれば何でもありかな。

新田:いいですね!社員からすると、そういう相談ってしやすい環境なんですかね?

根建:全然言いやすいですよ!個々が相談する時間も取ってくれるし。

新田:女性からすると、結婚とか出産を考えたときに、先をイメージできる会社って良いよね?

根建:それはメッチャありますね!インビジョンならずっと働けるんだろうなって思えます。

吉田:あと、今後「JOB TRIP」っていう新規事業を立ち上げるんだけど、そうすると地方に行くケースも増えるんだよね。仕事で地方に行ったときに、延泊してリモートワークができるようにしたいなと。

新田:おー、ワクワクしますよね!

吉田:行ったことのない場所とか初めてやる体験、そこで出逢った人との関わりとか。こういうのを増やしていけば、自分の引き出しも増えていくし、それが会社としても資産になるよね!

新田:長期的な目線で見ると、確実に資産になっていきますよね!では、今後組織をどうしていきたいとかありますか?

吉田オールナイトニッポンみたいな会社にしたいね!ラジオってマスコミの中でも特に置きに行ってないなって思ってて。トークとか自然体だよね。ナチュラルにコアなファンがついてるみたいな。そういう会社にしたいよね。

新田:ナチュラル!インビジョンのキーワードの一つですね!最後にどんな人と働きたいですか?

吉田:一緒に街の中華屋さんに行ける人(笑)あとは、ビジネスに対するノリの良さだね。マネジメント側の人で言うと、自分の手柄を周りの手柄にできる人。例えば9割くらい自分でやったのに1割手伝ってくれた人の手柄にしてあげられる人かな。

新田:いろいろと勉強になりました!長時間に渡りありがとうございました!

インビジョン株式会社の吉田と根建ほか集合写真

―編集後記
「おダシ」「ナチュラル」「置きに行かない」「オールナイトニッポン」
今回のインタビューでは、インビジョン独自の社内用語がいくつも出てきました。こういう言葉って、企業の本質的なカラーが見えますよね。組織力は採用力。さすが人材系の会社さんですね!事業も大事ですけど、やっぱり社員の成長や幸せを考えている経営者ってステキだなと思います。個人的ですが、人生で最も影響を受けた経営者と対談ができ、本当に幸せな時間でした!ありがとうございました。

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