ライフスタイルとワークスタイルが一体化して自然とたどり着いた「旅する働き方」というカタチ

ライフスタイルとワークスタイルが一体化して自然とたどり着いた「旅する働き方」というカタチ

「旅する働き方」

なんて素敵な働き方なのだろう・・・!
まさに私がやりたいと思う働き方を実践している会社が表参道にある・・・!!
実際には旅する働き方って一体どんな働き方だ・・・?
気になる、気になる!!!

ということで、イキゴトさんにインタビューに伺いました。

第1回
ライフスタイルとワークスタイルが一体化して自然とたどり着いた「旅する働き方」というカタチ
第2回
人・組織・地球をイキイキと輝かせていくことを目指して ── イキゴト創業のルーツと未来

五味 勇人 氏

株式会社イキゴト代表取締役社長。大学卒業後、個人事業主事務所を立ち上げ、これからの暮らし方・働き方を研究、その後、人・組織・地球をイキイキと輝かせていきたいという想いのもと、2010年に(株)イキゴトを創業。ブランドプロデューサーとして、様々なブランドの、新規ブランドの立ち上げや、リ・ブランディングを手掛ける。

野口 伸 氏

大学2年時、創業間も無いイキゴトにインターンとして参加。卒業までの3年間をイキゴトで過ごす中で深くビジョンやミッションに共感し、自然な流れで社員として入社。クリエイティブ制作からマーケティング活動まで、ディレクターとして旅するように働く。

都市と日本各地を行き来する、旅する働き方

── いきなりですが・・・「旅する働き方」とは、どのようなワークスタイルなのでしょうか?

五味勇人氏(以下、五味):わたしたちはブランドプロデュースを行っている会社で、日本各地を旅するようにめぐりながら、様々な企業さまと仕事をしています。

このワークスタイルの特徴は4つありまして、
1つ目は、地方企業さまとの仕事が全体の7割以上であるということ。
2つ目は、魅力的な地方の方と出会い、仕事を創っていくということ。
3つ目は、都市と地域をつなぐということ。
4つ目は、四半期に1度、様々な土地に出向いての合宿。
都心にとどまるのではなく、様々な場所に移動しながら働くことを会社の文化としています。

── なるほど。ここ(表参道)を起点として、様々な場所に移動しながら働かれているんですね。

五味:そうですね。

── 具体的には、地方にいる間はどのように働いていらっしゃるのですか?

野口伸氏(以下、野口):地方の企業様と打ち合わせをしたり、名産品や文化と触れ合い、SNSをはじめ様々なつながりで出会った人を起点に新しいプロジェクトを考案したり、様々な働き方をしています。

── このスタイルというのは、企業さまが地方にあるから旅する様に仕事をするようになったのか、またはもとから旅する様に仕事をしたいと思っていたから今の現状のスタイルになったのか、どちらでしょうか。

五味:どちらかというと前者、自然とそうなっていったというのが実際のところです。僕らが一番最初に大きな仕事をさせていただいたのが、小田原だったんですね。そこがベースとなって各地域と仕事をするようになったんです。

あとは、僕自身も地方に行くことが多くて、その中で自然と繋がってお仕事をすることもありますね。だから、ワークスタイルとライフスタイルが自然と融合していった結果がいまのカタチになります。

野口:そうそう、この間も休日に佐渡島に行っていたんですが、たまたま出会った方が病院の事務局長をやっていらっしゃって、会話の中でうちの話をしたらすごく興味を持ってくれて、今ちょうどお話をしているところだったりします。訪れた場所のその土地の人のご縁であったり繋がりを大切にしながら常に動いていますね。

 

移動がもたらす、クリエイティビティと想像力

── 具体的にはどのくらい「旅する」状態ですか?

野口:僕の場合は、今だと1/3くらいです。一時期は一年の半分くらいと多かったですね。もちろんメンバーそれぞれ違いますし、僕自身も時期によって変わってくるのですが、今は1/3くらいを地方で過ごしています。

── 実際に旅する働き方をしていらっしゃって、良いなと思うポイントはどこでしょうか?

野口:自由度の高さと、とにかく新しい刺激が多いことですね。

五味:僕たちはそもそも移動すること自体を大事にしてるんですよ。

── 移動すること自体をですか?

五味そうです。やっぱり想像力とかクリエイティビティを引き出すためには、常に新しいものに触れ続けていかなくてはいけないと思うんです。同じ場所に留まっていると固定化されていっちゃうんですよ。

四半期に一度の合宿をわざわざ地方でする理由もその一つです。

── どのような場所で、どのような合宿をするのですか?

五味:前回は富士山の麓の町に行きました。
まず到着してすることは、カメラマンに同行してもらっての写真撮影ですね(笑)

── 写真撮影ですか(驚)もしかすると、コーポレートサイトの素敵な写真はその時のものですか?

五味:そうです。個々がどういった人間かということも大事だと思っていて、場所やイメージは個々で違うので、その人に合わせて撮影しています。

あとは四半期の振り返りだったり、会社の未来についての話し合いですね。日々仕事をしていく中で、中長期的な会社の話とか文化的なものを育んでいく話とかは普段なかなかしづらいところがあるので、そういうところをゆっくり話したりしています。で、寝て、次の日の朝にその土地を巡ったりして帰ります。

・・・結構、仕事してないですね(笑)

── (笑)

野口:地方に行っても仕事内容は東京にいるのと同じことをしている…まぁ、それはそれでいいんですが、それではただのリモートになっちゃいますよね。物理的に離れた距離でただ働いているという。

僕たちはそうではなくて、この合宿もしかり、仕事もしかり、せっかくそこにいるんだったら、その地域にしっかり根付いて、その地域の仕事を作ったりだとか、そことの繋がりを感じながら生きていくっていうのがすごく素敵なことだと思っていますし、大事にしてるんです。

 

その地域に根ざすこと

── そこでしかできないこと、味わえない空間ってありますよね。

野口:そうなんです。だから、僕は地方に行ってもほとんど観光はしないですね。

何かを見に行くというのはもちろんありますけど、それだけではなく、その先々で出会ったご縁を大事にしたいんです。いろんな繋がりというのは、移動だけだと見えてこない。ただ地方に行って点で移動するというより、その線もちゃんと楽しむことを意識しています。

あともう一つこの働き方でいいなと思っている点は、自分の地元や深く関わりのある地域でプロジェクトを持てるということ。僕の場合は、山梨や北海道、淡路など各地に祖父母や親族がいるのですが、そこで仕事ができるというのは単純に嬉しいですね。

── その気持ち、すごくよくわかります。弊社の代表と私は浜松出身なんですが、将来的には地元で何かできたらいいねとよく話してるんですよ。

五味:今、地方創生をキーワードに、地域を活性化していくことが求められているので、僕らの社員の地元に貢献できたら嬉しいと思っています。

── 今後、地方は特に重要なキーワードになってきますよね。

野口:地方に行ってみて気がつくのは、都会とは違った経済があるということ。地元にいる人たちって野菜とかお米とかを当たり前のように分け合って生きていて「年収50万なんだよね、ははは~(笑)」って言いながらすごく幸せそうに暮らしているんです。それが良いか悪いかという話ではなくて、そういう経済もあるということ。

今後は、ネットで自分の畑や漁場を持てるような世の中になっていくと思っていて、そうなってくると、そんな時代の中で自分たちはどうやって働くのか、働いていけるのかをしっかり意識していかないといけない。

逆にこの働き方で難しいと思う点は、とにかく自分のスキルがないとその土地土地でちゃんとプロジェクトができないことです。だから個人の成長がものすごく重要で、個々の成長を高めていけばいく程、会社にとっても相乗効果じゃないですけど、もっと幅広く、いろんな土地でつながりを作ることができるんですよね。

 

個と会社の循環的成長

── 会社としては個の価値を高めていくために具体的にしていらっしゃることはありますか?

五味:ひとりひとりのパーソナルブランディングに取り組んでいます。ひとりひとりの発信力や知名度が上がると嬉しいと思っています。

働いている人がただ目の前の仕事をしているだけだと、やっぱり駄目だと思っていて、ブランディングのプロとして、自分自身が何のプロフェッショナルかを明確にして、こういう風に生きていくというのをカタチづくって生きてほしいと思っています。

生き方に目を向けると、自然と語り口調が変わってくるんですよ。語り口調が変わると、人により共感されやすくなったり、その人を通じてイキゴトに仕事依頼が来たりする。そうやって個人の成長と会社の成長がうまく循環する仕組みを作っています。

 

次回は、イキゴトを立ち上げるにあたっての想い、思い描く会社のあり方について代表の五味さんのお話をお届けします。

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