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夢中になれるものを追いかけてロンドンへ!音楽×ファッションの日本にない隙間を狙った事業展開を──イチカ

夢中になれるものを追いかけてロンドンへ!音楽×ファッションの日本にない隙間を狙った事業展開を──イチカ

夢中になれるものを追いかけてロンドンへ!音楽×ファッションの日本にない隙間を狙った事業展開を──イチカ

友人の紹介で出会った、イチカさん。彼女のことを教えてもらい、Facebookで見つけた時、独自の世界観とファッションにぜひお会いしたいと思いました。本名、年齢、その他諸々非公開の彼女の働き方・生き方について、ちょっぴり知ることができるインタビューです。

Ichika(イチカ)

イギリス・ロンドン アパレルブランド『CYBER DOG(サイバードッグ)』ロンドン店ショップ店員 本名、年齢、出身地非公開。専門学校卒業後、渋谷109のショップ定員やゴーゴーダンサー、通訳やツアーアテンド等を経験。その後、ワーキングホリデーでイギリスロンドンへ渡英。

唯一無二!サイバードッグとの衝撃の出会い

今、ロンドンでどんなことをしているんですか?

イチカ:アパレルブランド「CYBER DOG(サイバードッグ)」のロンドンの店舗で販売員をしています。

サイバードッグ・・・それは、どんなファッションですか?

イチカ:サイバードッグはレイバーファッション。つまり、レイブ(※)に行く人が着るファッションですね。わかりやすく言うと、ゴスロリ×ギャルのイメージです。だけど、同じレイバーファッションでも、音楽の種類や国によって、ファッションが違ってくるんですよ。

パンクファッションの人はパンクが好き。ゴスロリファッションの人はビジュアル系が好きというように、音楽からファッションが派生したり、その逆だったりしますね。だから、音楽とファッションはすごく親和性があると思います。

私もサイバードッグに出会ったのは、ある意味音楽がきっかけでしたから。

※レイブ・・・ダンスミュージックを流す大規模な野外音楽イベントやパーティーのこと。現在見られるようなレイブは、1980年代後半のイギリスで始まったとされている。参考:コトバンク

どんな出会いだったんですか?

イチカ:私がサイバードッグを知ったのは中学生の時。当時ゲームセンターにハマっていて、ダンスダンスレボリューションやビートマニアが流行ったじゃないですか(笑)

流行りましたね!懐かしい(笑)

イチカ:そこからダンスミュージックが好きになっていったんですが、そのゲームに出てくるキャラクターが着ていたのが、いわゆるサイバーファッションという服であり、サイバードッグからインスパイアを受けていたファッションでした。

それを知って、早速サイバードッグの原宿店に行ってみたんですが、あまりにも刺激的なファッションに衝撃を受けましたね!「こんなの見たことない!」と、とにかく大興奮しまして、その時、電気で光るライトTシャツを12,800円で購入しました(笑)

光るTシャツですか!?私は未だに見たことがありません(笑)サイバードッグはファッション界ではどういう存在ですか?

イチカ:今ってクラブに遊びに行くのに、クラブウェア(クラブに着ていくための服)ってフェスなどの大きなイベントの時にしか買わないと思うんですが、昔はわざわざ購入している人が多かったんですよ。サイバードッグはヨーロッパにおける、クラブウェアの走りみたいな存在ですね。

自分の「好き!」が詰まっていたから、サイバードッグで働きたいと思うようになったんですか?

イチカ:そうですね。サイバードッグは唯一無二。外観も内装もコンセプトがはっきりしています。ショップ店員もそれぞれにこだわりがあって、すごくかっこいいんです。


▲とある日のIchikaさん

好き!やりたい!と思える仕事をする

日本ではどんなお仕事をされていたんですか?

イチカ:渋谷109でショップ店員として働いていました。なぜ109かというと、当時それがステイタスだったんです。109で働いているってだけで男性にもモテましたね(笑)あとは、専門学校に通ったり、ハンバーガー屋さんで働いたり、夜のお仕事をしたりもしていました。クラブイベントのお手伝い、ゴーゴーダンサーや外国人タレントが来日した時の通訳やツアーアテンドとかもしていましたね。

たくさんの仕事を経験してますね!仕事を決める時の基準はありますか?

イチカ:仕事は自分な好きなことをやるのが一番!だって、嫌々働いてストレスを溜めて、そのストレスを発散するためにお金を遣って...なんてもったいないじゃないですか。だから、やりたいことを、やりたい時にやればいい。そう思っています。

日本の店舗ではなく、ロンドンで働こうと思ったのはなぜですか?

イチカ:大好きなサイバードッグの原宿の店舗がなくなってしまったんですよ。その時は、海外に行ってまで働くとは考えていなかったんですが、ワーキングホリデーという制度があることを知った時に、「あ、ロンドンで働こう」って思ったんです。それに、トランスはヨーロッパ発祥なので、ダンスミュージック好きな私としては、ヨーロッパに住んでみたいという気持ちもありましたしね。

そして、色々私なりに調べてみると、ロンドン店で日本人が働いているという噂を耳にしたんです。「だったら、私にもできる!」そう思って、ロンドン行きの決断をしました。

そこに不安はなかったんですか?サイバードッグで働ける保証もなかったんですよね?

イチカ:保証はなかった。でも自信はありましたね!

日本に店舗があったり、カタカナのデザインの服を作っていたりと、デザイナー自身が日本好きなのを知っていましたし、ファンである私自身がブランドのことを熟知してる自信があった。だから、もう自信たっぷりです。「CYBER DOGで働くためにビザを取ってロンドンに来たのに、私を雇わないでどーするんだ?」くらいの勢いでした(笑)

実際のところ、メールで履歴書を送って、面接に行って、すんなり採用してもらえましたね。


CYBER DOGのホームページで日本語を発見!

帰国しても、私だけにしかできない仕事を

いつも行動する上で、大事にしている考え方はありますか?

イチカ:常にポジティブに。死ななきゃいいや!くらいの気持ちでいますね(笑)生きてればなんとでもなるじゃないですか。

こういったファッションをしているので、ロンドンでも日本でも、隠し撮りをされたり、何か影で言われたりするんですよ。でもそれは、私がとっても魅力的だから。惹きつけちゃってごめんねくらいな気持ちで、いつもポジティブに捉えてます♪

ワーキングホリデーを終えて帰国することになると思うのですが、何か考えていることはあるんですか?

イチカ:今の時代はファストファッションが流行っているからなのか、あまり音楽とファッションを絡めた動きをする企業が見られないんです。そこを狙って、自分自身のブランドを持ちたいと思っています。自分がそうだったように、クラブに行って楽しむための服を作りたいし、発信をしていきたい。もちろんそれは、自分が大好きなレイバーファッションという分野でやってきたいし、それができるのは私だけだと思っています。

編集後記

インタビューが始まって、私が一番に聞いた「名前は?年齢は?」というありきたりな質問に、彼女は私が必要としている回答をくれませんでした。

「苗字はナシでいいかな」
「年齢は何歳でもいいなあ。非公開で!」

当たり前のようにそう答える彼女に、私は自分の『普通』が一瞬で壊され、そしてなんだか嬉しくなったのを覚えています。世界一周も中盤、約半年が過ぎて多様な価値観というものを知った気になっていましたが、同じ日本人でもいろんな人がいるなあと、改めて彼女に教えてもらいました。

「自分は自分!私は最高にかっこいい!」そう言い切る彼女は、とても魅力的で彼女の語る帰国後の野望も、彼女なら必ず実現できるんじゃないかと思います。イチカさん、インタビューから個人的な飲みまで、ロンドンでの素敵な時間をありがとうございました!

── Special thanks to Sarin & Gorira