<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=1176794389076832&ev=PageView&noscript=1" />

生きると働くをフラットに繋ぐ。オープン&シームレスを体現した「えんがわオフィス」とは── プラットイーズ

生きると働くをフラットに繋ぐ。オープン&シームレスを体現した「えんがわオフィス」とは── プラットイーズ

生きると働くをフラットに繋ぐ。オープン&シームレスを体現した「えんがわオフィス」とは── プラットイーズ

徳島駅から車で約40分、神山町という山の中に築80年の古民家を改装して造られた、全面ガラス張りで大きな縁側が特徴的なオフィスがあります。その名も「えんがわオフィス」。東京・恵比寿に本社がある株式会社プラットイーズのサテライトオフィスで、株式会社えんがわ(株式会社プラットイーズの子会社)の共同オフィスでもあります。

神山のサテライトオフィスとしてはとても有名なこの場所。そんな「徳島県を代表するサテライトオフィス、絶対に訪問したい!」という想いで取材依頼の連絡をしてみると、快く承諾いただき今回の取材が実現しました。

取材を始める前に、恵比寿から神山に来て数ヶ月の橋本敏和さん、大阪から神山へ働きだして1年の橋本育さんが、なんと東京から遥々やってきたFledge取材班のために「えんがわオフィス」を案内して下さいました!(お心遣いに感動)

えんがわオフィスの全貌をお届けしていきます!

橋本 育実(はしもと いくみ)

株式会社えんがわ 徳島県徳島市出身。関西でテレビの番組制作会社で働いた後、曾祖母の出身地である徳島県神山町の株式会社プラットイーズのえんがわオフィスで働き始め、徳島県のPR動画を作成中。4K徳島映画祭では実行委員としても活躍。

橋本 敏和(はしもと としかず)

株式会社プラットイーズ 東京都目黒区出身。「田舎で仕事や生活をしてみたい」という想いを叶えるべく、本社の恵比寿オフィスで働いた後、徳島県神山町のえんがわオフィスへ移住を果たす。テレビ番組の放送編成やCMに関わる業務など映像の技術者として活躍中。

第1回
生きると働くをフラットに繋ぐ。オープン&シームレスを体現した「えんがわオフィス」とは── プラットイーズ

【神山町】
人口:5,654人(推計人口、2017年1月1日)
・・・町面積は、徳島県内24自治体の中で9番目に大きい173.30k㎡、町の中央を東西に横断する鮎喰川上中流域に農地と集落が点在し、その周囲を町域の約 86%を占める300~1,500m級の山々が囲む。年平均気温は14℃前後、年間降水量は2,100mm前後。地区によっては冬に数センチの積雪があります。
引用元:神山町公式ホームページ

えんがわオフィスってどんなところ?

まず、案内されてすぐ目に飛び込んできたのはオフィスの名前にもなっている大きな縁側!

えんがわオフィスの縁側天気がいい日には、ここでBBQをしたり、お昼ご飯を食べたり、仕事が煮詰まったらぼーっとしたり、本を読んだり…スタッフの皆さん、思い思いに縁側を利用しているようです。この日も、ふと気がつくと縁側で会議が始まっていました

立派な縁側に加えて一際目を惹くのが、壁のない大きな窓。全面ガラス張りで驚くほどオープンなこちらの建物が『母屋』と呼ばれるメインオフィスになっています。

えんがわオフィスのテレビモニター
この母屋は耐震壁を使用し、万が一災害があった時にも耐えられる造りになっています
そして、TV放送に関する業務や映像のアーカイブ業務を行っているため、オフィスのあちらこちらに大量のTVモニターがずらっと並んでいるのです!

そんなTVモニターを見ていると、他のモニターとは違う映像が映っているのを発見。

えんがわオフィスのデスクこちらは東京・恵比寿本社と繋がっているテレビ会議用のモニターでした!恵比寿と神山は業務中はSkypeで繋がっており、同じビルのフロア違いのような感覚で業務を行うことができるそう。

そんな沢山のモニターに囲まれたオフィスをぐるりと見渡していると、壁から人が…!

えんがわオフィスのトイレ▲まるで忍者屋敷のような隠し扉!?

そこには建築家さんこだわりのトイレスペースがありました。(デリケートな場所なので扉の前だけご覧ください♡)更に、隠し扉の中にはシャワールームもあるんです!

隠し扉にひとしきり驚き興奮したところで、続いて二階へ案内して頂きました。

えんがわオフィス2階スペース二階に足を運ぶと広々とした和室があります。
おおよそ月に一回、恵比寿と神山で社員同士の交流プログラムを実施していて、神山に来た恵比寿の方々は一週間程、この和室を利用して滞在されるそうです。
また、プラットイーズの社員さんだけでなく、地元の方も行事ごとで遅くなった時やお酒を飲んでしまった時に、泊まっていくこともあるそう(笑)

じっくり母屋のお話を聞いていると、なにやら一階から美味しそうな匂いが…

えんがわオフィス みんなでランチのご飯
一階に降りてみると、ダイニングテーブルにとっても美味しそうなご飯がずらり!ここ、えんがわオフィスでは週に一度「みんなでランチ」が実施されています。大きな食卓をぐるっと囲んでまかないご飯を食べる、なんとも素敵な習慣です。シェフを務めるのは、社員でもあり、みんなの胃袋を掴んで離さない神山出身のお母さん。この日はなんと、私たちFledge取材班の分までまかないご飯を用意くださいました!

地元の食材にこだわり、バランスを考えて作られたお昼ご飯。お米は、社員のみなさんが一生懸命に育てて作った「えんがわ米」。野菜もお米もお魚も何もかもが美味しくて、何よりこんな美味しいご飯を用意してくれたえんがわオフィスのみなさんのお心遣いに、Fledge取材班またもや感動。

えんがわオフィス みんなでランチ代表の隅田さん・神山にいるスタッフの皆さんと一緒に、みんなで食べる「幸せ」と、美味しい「幸せ」を噛み締めながらまかないご飯をいただきました。
そんな中、代表の隅田さんからサテライトオフィス開設のきっかけを聴かせていただきました。

「やったらええんちゃうん?」な神山町のポリシー

── 隅田 徹さん
株式会社プラットイーズの取締役会長を務める。プラットイーズで映像事業を行う傍ら、WEEK 神山というメディアで宿泊事業にも携わっている。


隅田 徹(以下、隅田):災害時にも事業が継続できるように、BCP対策(※)としてサテライトオフィスを検討していたんだけど、その場所探しで日本全国20か所くらいは回ったかな。

(※)BCP対策…災害などリスクが発生したときに重要業務が中断しないこと。また、万一事業活動が中断した場合でも、目標復旧時間内に重要な機能を再開させ、業務中断に伴うリスクを最低限にするために、平時から事業継続について戦略的に準備しておく計画。(引用元:BCPとは - マネジメント用語 Weblio辞書)


── 20か所も!?神山以外にはどんな地域を見てたんですか?

隅田:高知や北海道、北から南まで見に行ったね。あと震災が来る前から見始めてたこともあって東北の陸前高田にも行ったかな。
サテライトオフィスを探し始めた頃は、まだベンチャーを誘致してる自治体がほとんどなくて。島根県や高知県、あとは大分県くらいだったかな、ベンチャー企業を誘致していたのは。

── そんな中で神山に決めた理由って何だったんでしょう?

隅田:もう「人」で決めたね。サテライトオフィスをどこにしようか考えてた時、神山だけは「来たかったら来いよ!」「興味ないんやったら来なくていいよ〜!」って凄くラフで(笑)

今は少し変わってきたけど、当時は地域のために何か貢献しようっていうより、自分たちのビジネスや、BCP対策のためにサテライトオフィスを設置しようと思っていたし、設置するなら自分たちも楽しみながら、みんなで面白いことができたらいいなって思ってた。
神山では、それが叶うと思ったんだよね。

── 実際、神山に来てみてどうですか?

隅田:楽しみながらできてるよ!神山って田舎にしては都会的な部分があって、地元のルールがなんだとか強制されることもないから居心地も凄くいい。

地方って何か変わったことをしようとすると「やめたほうがいいよ」って止められてしまうことが多いと思うんだけど、ここ(神山)は何をするんでも「応援するよ!」「楽しんだらええんちゃうん?」って認めてくれるんだよね!

── やりたいことができて、さらには後押ししてくれる環境なんですね!

隅田:そうなんだよ。
神山全体に「やったらええんちゃうん?」ポリシーが浸透してるんだよね。僕自身も、もともと「やってみたらいいんじゃない?」っていうポリシーがあったから。神山に決めた最大の理由は、そのポリシーが合致したからかな(笑)

── それは凄い!なんだか運命的(笑)

隅田:そう(笑)だから、えんがわオフィスではずっと「やったらええんちゃうん?」のポリシーで動いてる。

ただ、自分たちが楽しむってことは町の人も楽しめるような環境を作っていくことだから、そういう環境づくりをえんがわスタッフのみんなはやってて、だから、お互いにWin-Winな関係を築けていると思ってるよ。

えんがわオフィスのコンセプトは、「オープン&シームレス」

隅田:まあでも、ここ(神山)にオフィスを決めた時、スタッフのみんな「え!神山!?」みたいな反応だったけどね(笑)

── えー!そうなんですか?

橋本 育実:恵比寿のスタッフに当時の話を聞くと、みんな「どういうこと!?」「神山ってどこ!?」って感じだったみたいです(笑)

加えて、えんがわオフィスのデザインにしても同じような反応で、隅田から、オフィスのデザインについて、「古民家を大改造します。」「ガラス張りにします。」って言われた時は、「え!大改造!?」「ガラス張り!?」ってみんな思ったみたいです(笑)
だって、普通に壊して建て直した方が絶対安いんですよ。

── それでもこのデザインにしたのには何か理由があったんですよね?

橋本 敏和(以下、橋本敏):会社のコンセプトに「オープン&シームレス」を掲げているんです。そのコンセプトを一番大きく反映させたのが、母屋の全面ガラス張りな窓ですね。外と内、地域と会社の境界をなくして、フラットな関係を築きたいという想いがここに込められています

なので、外から地元の人にも仕事してる様子が丸見え(笑)

── 気持ちいいくらいオフィスの中が丸見えですよね(笑)

橋本敏:でしょ(笑)こうやって縁側で井戸端会議が始まったり、時には隣に住んでるおばあちゃんが「うどん作ったよ~!」って持ってきてくれたり、畑で獲れた野菜をくれたり。地域の方も気兼ねなく来てくださるので嬉しいですね。

── それもこのオフィスがあってこそですね!

縁側でいきなり会議が始まった様子は、まさにオープン&シームレスそのもの!
美味しいまかない飯をいただきお腹いっぱいになったところで、私たちも縁側へ。縁側の片隅に腰掛けて、大自然を感じながら、神山での暮らし方・働き方についてのお話を2人の橋本さんに伺いました。

 

▼今回お話を伺った企業
株式会社えんがわ

 

第1回
生きると働くをフラットに繋ぐ。オープン&シームレスを体現した「えんがわオフィス」とは── プラットイーズ