<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=1176794389076832&ev=PageView&noscript=1" />

キーワードは「ポリバレント」と「再学習」。変化し続ける未来を生き残る為に必要なこと–株式会社ダンクソフト

キーワードは「ポリバレント」と「再学習」。変化し続ける未来を生き残る為に必要なこと–株式会社ダンクソフト

キーワードは「ポリバレント」と「再学習」。変化し続ける未来を生き残る為に必要なこと–株式会社ダンクソフト

前回はダンクソフトさんを変えた社内改革について伺いました。今回は最終回、多様な働き方を推進する会社の思い描く未来とは。

星野 晃一郎(ほしの こういちろう)

株式会社ダンクソフト代表取締役。新しい働き方インテグレーター、C.E.O. デジタルアーキテクト、地域情報化アドバイザー。また、日本パエリア協会の理事長を務める他、中央エフエム(FM840)の取締役兼パーソナリティーとして毎月1回ワークライフバランスとITの番組を配信するなど、17個の肩書を持つ。

衣笠 純子(きぬがさ じゅんこ)

株式会社ダンクソフト広報担当。広報業務のかたわら、「一般社団法人エコ・ペーパーレス協議会 テレワーク検定」の検定教材の制作や、テレワークのセミナーでスピーカーを務めるなど、多岐に渡り活躍している。

社内改革がもたらした多くの付加価値

—— 社内改革でこういった社風になったことで他にいい影響はありましたか?例えば数字とか・・・

星野 晃一郎氏(以下、星野):数字は上がってますよ。でも弊社の場合は数字はそこまで見ないというか、利益や売上にならないようなことばっかりやっているんで(笑)
未来を見据えて投資しているものがすごく多いんですよ。オフィスがいろんな場所にあるのもそうですよね。売上が各地で目に見えて増えているわけではないですが、そこにあることで会社にとって数字ではない違った価値が出てきますから。

—— 違った価値って例えば何ですか?

星野:特に、採用に一番大きな影響があるかもしれないですね。嬉しいことに、普通の感覚からするとダンクソフトには入らないでしょってくらいの優秀な人が沢山入ってくれていますね!

ちなみに、衣笠も凄いキャリアを持っていますよ!

—— どんなキャリアなんですか?

衣笠 純子氏(以下、衣笠):ハイキャリアという意味ではないんですけど…(笑)一番初めの仕事は劇団四季のミュージカルで歌を歌っていました。

—— えぇー!!!すごい!

星野:ね、凄いでしょ!ハイキャリアに負けないくらいの経歴。

—— 素敵です!そこからどうして今の仕事に?

衣笠:喉を壊して劇団を続けるのが難しくなってしまったんです。10年くらい舞台をやっていたんですけどね。10年も一般的な社会人として働いていなかったので…辞めてからは派遣社員としてIT企業で仕事をしていたんですが、ITの仕事を始めてみたら、すごく面白いなって。

自分には技術があるわけではないけれど、そういう自分だからこそ、ITが分からない人に対して、ITの翻訳ができる人になりたいなぁと。

—— そういったことも踏まえて、広報という立場でお仕事をされているんですか?

衣笠:そういった部分が大きいですね。

星野:でも、広報といいながらも色んな役割を持ってくれています。営業もしますし、セミナーもしますし、テレワーク検定の企画もやりますし。

—— すごい!マルチプレイヤーですね!!

衣笠:手を挙げればなんでもチャレンジできる環境なので、できることはなんでも挑戦してますよ。検定も、教材作るならやってみたいなって挑戦してみたんです。そもそもみんな色々とできたほうが良いよって会社なんです。

スペシャリストではなく、ポリバレントに

株式会社ダンクソフトの衣笠さん星野:うちは風土として「ポリバレント」っていうのを要求するんですよ。ポリバレントっていうのは、マルチタレントっていう意味なんですが、やっぱり今の時代、1つの専門分野だけで生きていける時代ではないじゃないですか。

—— そうですね。

星野:LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』って本を読んで衝撃的だったのは、2014年に日本で生まれた子供の平均寿命は107歳らしいんですよ。

—— 107歳!!!

星野:今までの常識とは違って、30歳までの知識と経験で60歳まで生きていくっていうのはもう無理なんですよね。そこを踏まえた人生設計をしなきゃいけないので、絶対に再学習の時間が必要なんです。じゃあそのための時間を設けなきゃいけないってなると、どんどん柔軟な働き方に対応していかなければ、多分続けられないですよね。

1個の職業だけではなくて、ポリバレントのように幾つかのことができていて、何か1つが無くなっても、次のまた別のものにシフトしていくっていうように、複数を常に見ておかなくてはならないんです。劇的に価値観が変わっていくこれからの世の中において、テレワークだったり、多様な働き方って絶対に求められるんですよ。

それは日本だけではなくて、世界中ですからね。その中でも日本は先進例なので。そんな長生きな国はどこにもないですよ(笑)

衣笠:例えば介護の問題なんかもありますけど、介護される側もする側も長生きするってことなので、働き方が柔軟じゃないとお互いに幸せじゃないですよね。

—— そうですね。あと、出産も遅くなってますしね。

星野:そうそう。そのために、テレワークは普通にできるようになっとかなきゃいけないですよね。だから働き方の制度を変えなきゃいけない。

—— 御社はもうその状態ですか?

星野:うちは全員在宅勤務の実験もしてますので、普通に誰でもできる状態ですよ。

—— すごいですね!

星野:介護とかそういったことじゃなくても、台風や雪の日は当たり前のようにほとんど会社に来ないですよ(笑)

衣笠:弊社は全員テレワークセットが支給されているんです。

—— どんなセットか教えてもらってもいいですか?

衣笠:セットというほどの物ではないのですが、基本的に全員にモバイルルーターを貸与しています。また、希望者には家用のディスプレーも貸与しており、在宅勤務時も社内と同じ環境で仕事ができるようになっています。

—— そうなってくると、プロジェクトやタスク管理などはもちろん個人で?

星野:仕事をする拠点がバラバラだと、どうしても会社側で全てを管理するのは難しくなってくるので、管理はほぼ個人に任せていますね。もちろん、グループでタスク管理などを共有する仕組みも使っています。でも今の時代、自分で自分を管理するのが理想の働き方だと思うんです。だから、セルフマネジメントはもう必須スキルではないでしょうか。

今後生き延びていくために、再学習の場を

株式会社ダンクソフトの星野さん—— それでは最後に、今後の展望を教えていただけますか?

星野:再教育できる環境を作ることですかね!

さっきも言ったように、これからの時代を生きていくためには再学習の時間が必要なんですね。徳島県阿南市で新しいオフィスを開いて、みんなが一緒に学べる場所を展開していきたいなと今考えているところです。

—— どういった方々に向けてやっていくんですか?

星野:主にテレワーカー向けです。子育てに入った女性や自宅で働きたい方が、ちゃんと自分が望む場所で仕事が出来るようにする、そういったことに取り組みたいと思っているんです。そこから徐々に広げていって、シニアの方たちもそうですし、無職の若者に向けてもやりたいですね。

—— 無職の若者が多いのって社会問題にもなっていますしね。

星野:本当に社会問題ですよね。と言いながらも、僕自身、社会に出たのが28歳の時です(笑)それまでは音楽活動をしていて、音楽だけでは食べていけないから塾でアルバイトをしてたんです。

—— そうなんですか?

星野:思い返してみると、その頃って就職先がなかったなって。

そんな時、たまたま塾に来ていたエンジニアの人に2社の会社を紹介してもらって、その内の1社に社長がいなかったんですよ。だから、社長のいる方の会社に入ってみようかなと思って入社したのが、ダンクソフトだったんです。

—— 面白いきっかけですね(笑)

星野:面白いでしょ(笑)でも、僕が入社して2年半くらいで社長が亡くなってしまったので、社長の跡を継ぎました。

そういった経緯があるように、気づいていないだけで色んな選択肢があることを若者にも伝えていかないとと思ってるんです。100歳まで生きるとなれば、若いときに仕事を決める必要もないですよね。歳を取ってからでも働きたい時に働ければいいと思いますし。

そうやってこれからを考えた時に、ちゃんと学び方を学んでおかないとって思うんです。だから僕たちからそういった世の中を作っていければいいなと思っています。

 

【編集後記】

今後劇的に変化するであろう未来を生き抜く為に、「ポリバレント」という考え方を持ち、「テレワーク」や「サテライトオフィス」を当たり前の働き方に変え、いつでもどこでも問題なく働けるように「オフィスをシンプルに」する。多様な働き方を成功させている裏には、一貫した考えと行動がありました。そして、お話を伺いながら目に浮かんでくるのは、遊び心を忘れず、楽しく働かれているみなさんの姿。今後も最先端の働き方を追求し続けるであろうダンクソフトさんに、目が離せませんね!