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インターンシップは、学生・会社・社会の『三方よし』── 150名の学生が活躍するキュービックに迫る

インターンシップは、学生・会社・社会の『三方よし』── 150名の学生が活躍するキュービックに迫る

インターンシップは、学生・会社・社会の『三方よし』── 150名の学生が活躍するキュービックに迫る

日経新聞社が実施したアンケートによると、2019年春卒業予定の大学生・大学院生の約7割が今年の夏休みに「インターンに参加」または「参加予定」だったという調査結果が出ています。

学生にとってインターンシップは、それくらい就活中に「当たり前に行うもの」としての認識が広まっています。

そんな中、学生インターンを自社の貴重な戦力として積極的に採用している会社があります。それが株式会社キュービックです。同社では、学生にとっての就業体験の場としてだけでなく、会社、社会にとっても意義のある取り組みとして全社的に学生インターンの採用を推進しています。

そんな同社の取り組みによる実際の影響や積極的に採用を行う背景にある想いについて、代表の世一社長に詳しくお話を伺ってきました!

世一 英仁(よいち ひでひと)

株式会社キュービック 代表取締役社長 1981年3月23日、埼玉県さいたま市生まれ。東京大学法学部卒業後、弁護士を目指して司法試験に打ち込むかたわら、ひとりで事業をスタート。2006年には司法試験に区切りをつけて事業を法人化、現在に至る。

第1回
インターンシップは、学生・会社・社会の『三方よし』── 150名の学生が活躍するキュービックに迫る

学生インターン第一号は「塾講師時代の教え子」!?

そもそも「インターンシップ」に注目し、実際に採用を開始されたのはどんなキッカケがあったんですか?

世一 英仁(以下、世一):実は僕、以前に学習塾で塾講師のアルバイトをしていたことがあったんですね。その後、キュービックを創業することになったタイミングで、当時教えていた子たちがちょうど大学生になっていたので、本格的に忙しくなってきた業務を手伝って欲しいと声をかけたのが始まりです

そうしてアルバイトとして雇ったメンバーの中に、たまたま早稲田のバドミントンサークルの子がいたんですね。当時はとにかく人手が足りなくて困っていたので、その子にサークル内でも声をかけてくれないかと頼んでみました。その際、一人一人に声をかけさせるのはさすがに負担だと思ったのもあり、サークルのメーリングリストを活用させてもらう形で求人情報を流してもらったんです。その結果、8名しかいなかったスタッフがなんと14名に増えました!

すごい効果ですね!

世一:当時、そんなことをする人はいなかったので、その周辺の人たちの中ではきっとザワついていたと思います(笑)

世一社長が考える、学生インターンを多く抱えるメリット

株式会社キュービック代表取締役社長世一英仁1

現在、社員および学生インターンは何名になりましたか?

世一:社員を含めた会社全体の従業員数でいうと、ここ2年で5倍。50名から一気に250名になりました。そのうち学生インターンは150名ほどです。

すごい増え方ですね!!人数が増えるに連れて大変な部分も出てくると思うんですが、それだけ多くの学生インターンを採用するメリットはなんでしょうか?

世一:たくさんあるんですが、わかりやすいところで言うと「フットワークが軽い」「明るい」「楽しい」というのは大きいポイントですね。社内は賑やかで、すごく活気があります!みんなでスポーツやろうという話が出た時でも、基本的に盛り上がるし、そんな姿を見ていても楽しいですね(笑)

それに自社の「採用」にも上手く繋がっています。例えば、新卒採用の市場でキュービックくらいのステージの会社が大手やメガベンチャーとまともに競い合うとなると、相当なパワーとお金がかかりますし、それでも勝てるかどうかわかりません。

その点インターンシップの場合は、学生たちも新卒採用よりは少し気軽に応募してきてくれますので、優秀な学生からの応募がたくさん集まります。さらに、その中からキュービックにマッチした子だけが正社員として登用されていくため、採用という観点で見るとかなり効率的だと思っています

業務以外のメリットも大きい、学生にとってのインターンシップ

学生インターンには、実際にどのような業務を任せているんですか?

世一:弊社はデジタルマーケティング事業を行っているので、その運営に関する一連の業務に携わってもらっています。例えばコンテンツ企画やライティング、外部ライターとのやりとりから記事を投稿した後の分析・改善。

それから広告の運用をやっているメンバーもいますし、PhotoshopやIllustratorを使ったデザイン業務、HTML・CSS、PHPやRubyなどコードを書いている子もいます。それ以外には、人事や広報を担当している子なんかもいますよ。

すごい。一通りの職種が揃ってますね!

世一:逆に無い職種としては、経理くらいで、インターンの採用もインターンが企画から面談までやってますからね。

そういう意味では、学生にとっては非常にチャンスが多い環境ですね!

世一:そうですね。本人の希望や適性に合わせて経験を積ませてあげることができますし、頑張ってくれるメンバーに関してはかなり大きい裁量も与えています。事業としてもクライアントワークではなく自社メディアの運営がメインなので、裁量に関しては割りと思い切って渡しています。

学生にとって、裁量の大きさの他にはどんなメリットがあると思いますか?

世一:学生の中には純粋に「大人と話す時間」を求めている子もいますので、そういった子たちには「社会人のリアル」を見せてあげられているかなと思っています。

仕事って実際は決してキラキラしてないじゃないですか?むしろ泥臭いじゃないですか?(笑)そういう部分をちゃんと見せてあげるというのも、実は大事なことだと思っています。

それにうちの会社は大企業ではなくベンチャー企業なので、政治的なやりとりや慣習やルールも少なく社員側の人材としてもピュアな人間が比較的多い…と僕は信じているので(笑)ウキウキワクワク楽しく働いている「自分のなりたい大人」の像を身近に見せてあげられているんじゃないかと思っています。

インターンシップを通して大きく変貌を遂げた学生

株式会社キュービック代表取締役社長世一英仁2

学生の中でも、御社のインターンを通じて大きく変わったなという例はありますか?

世一:いっぱいありますよ!現在キュービックの社員として働いている人間なんですが、インターン時代に会社で寝てた子がいるんですね(笑)まあ、最初は割りと単純な作業を任せていたんですが、椅子に座ったままカックンカックンし出しまして…。

これはいかんということで、それまでの仕事内容を変えて広告の運用を任せることにしたんです。そしたら数字がピコピコ動くのが楽しいみたいで、ゲーム感覚で熱中して次第にのめり込んでいったんですね!そこからどんどんキャッチアップして急成長して。

それを見てすごく重要だなと思ったのは『自己効力感』です。「この岩は自分で頑張ったら動くんだ!」という感覚が重要だと思っていて、それがやがて自信に繋がり、もっと自分に期待を集めたいというサイクルが回ってくる。

そうすると、社内でもどんどん仕事を集めるようになって、それをこなしていくうちに成長スピードが加速していく。結局ものすごいスピードで成長を遂げた結果、晴れてキュービックの社員になりました。その後、入社5年目を迎えた頃には最年少でサブマネージャーにも任命されています。

大きな変身を遂げましたね!

世一:この子はキュービック創業当初から在籍していて、僕も彼の成長をずっと近くで見てきているので、今でもとても印象に残っています。

インターンシップを通じて「ビジネスOS」を搭載した学生を世に放つ

そういった事例を聞いていると、今後インターンシップを積極的に活用していく企業がどんどん増えていくんじゃないかと思います。一方で、新卒の一括採用やインターンシップのあり方については様々な意見も出ています。今後、インターンシップを採用する企業は増えていくと思いますか?

世一:増えていくと思います。どう考えてもインターンからの採用の方がミスマッチも少ないですし、そもそも採用面接や説明会だと、基本的には「良いこと」しか言わないじゃないですか?

それがインターンを経て入社というかたちであれば、良いところ悪いところを全部分かった上での採用になりますので、お互いにメリットが大きいと思うんですよね。

キュービックとしても、そうやって意欲のある学生に対して経済活動に繋がる環境を提供することで、ひいては日本の労働力を増やすという点で、日本経済にも直接的に影響を与えられるんじゃないかと考えています。

もちろん、キュービック1社ではなかなかそんな大きなインパクトを生み出すことは難しいですが、今後同じような考えを持った会社が増えてきてくれれば、より大きな影響力を持つことになります。

それから、キュービックでは『ビジネスOS』って呼んでいるんですが、インターンシップを通じて「結果を出してナンボ」とか「組織で働くとはこういうことだ」というビジネスにおける基本的な考え方が身についた状態で世に放たれるわけです。

それによって早い段階で頭角を現す人材が増えてくるというのは世の影響として大きいと思っていますし、その結果、日本全体の活性化へと繋がってくれれば、嬉しく思います。

次回予告

会社としては優秀な学生を自社の採用に繋げられ、学生としても幅広い職種の中から実践的な経験を積むことができる。社会的に見ても『ビジネスOS』を搭載した人材が世に放たれることによって生じる効果など、異なる三者の立場から見ても大きなメリットが感じられるインターンシップ。

そんなインターンシップの具体的な事例について、ここではキュービックの世一社長にお話を伺ってきました。

続いては、実際にキュービックで働いている「学生インターン」と「同じチームで働いている社員の方」に、日頃は言えないお互いに対する想いについて伺っています。こちらもお楽しみに!!

▼今回お話を伺った会社
株式会社キュービック

第1回
インターンシップは、学生・会社・社会の『三方よし』── 150名の学生が活躍するキュービックに迫る