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作る側の経験によって依頼主へ最適な助言が可能に!クラウドワークス吉川氏が副業のアニメ制作から得たこと

作る側の経験によって依頼主へ最適な助言が可能に!クラウドワークス吉川氏が副業のアニメ制作から得たこと

作る側の経験によって依頼主へ最適な助言が可能に!クラウドワークス吉川氏が副業のアニメ制作から得たこと

前回に引き続き、今回はクラウドワークスが実践している「ハタカク!」を利用して、実際に副業を行われているという社員の方へインタビュー!

副業での経験が本業に役立ったと感じる瞬間や、本業との二足のわらじによって今後実現していきたいことについて伺ってきました!

吉川 雅志(よしかわ まさし)

1987年生まれの30歳。本業となるクラウドワークスでは、動画コンテンツ推進室ディレクターとしてクライアント企業から動画・静止画のコンテンツ制作の仕事を受託。要件定義等を行った上で、クラウドワークスに登録されている約100万人のユーザー(ワーカー)に仕事を紹介する業務を担当。 

第2回
作る側の経験によって依頼主へ最適な助言が可能に!クラウドワークス吉川氏が副業のアニメ制作から得たこと

映像ディレクター&映像制作サークル代表という二足のわらじ

── 本業ではクラウドワークスの映像ディレクターとしてお仕事をされているとのことですが、副業ではどのようなお仕事を?

吉川 雅志(以下、吉川):まよいせん」というサークルの代表として、アニメーション制作、実写ではセミナー動画やミュージックPVの制作・演出・進行などを行っています。その中でも、私はいわゆるプロデューサーとして要件定義と人のアサインを担当しています。

▼吉川さんのワークスタイル

【本業】
・所属:株式会社クラウドワークス
・肩書:動画コンテンツ推進室ディレクター
・稼働:月〜金曜日の10:00~19:00
・業務:動画・静止画のコンテンツ制作の案件を受託、クリエイターへ案件の紹介

【副業】
・所属:マルチメディアコンテンツ制作サークル「まよいせん」
・肩書:サークル代表、プロデューサー
・稼働:月〜金曜日の夜間、土日・祝日
・業務:主に要件定義や人のアサインなど

副業解禁前の「まよいせん」について

マルチメディアコンテンツ制作サークル「まよいせん」
▲マルチメディアコンテンツ制作サークル「まよいせん」

── 「まよいせん」の活動はどのようなきっかけで始められたんですか?

吉川:私はもともとアニメ業界にいたんですが、その当時はディレクションが主な業務内容だったんですね。ですので、次第に自分でもゼロから作品を作ってみたいと思うようになり、そこで始めたのが副業としてのアニメーション制作でした。

まずは自分で「まよいせん」というサークルを立ち上げ、色んな人に声を掛けて協力者を募りました。すると思った以上にご協力いただける方がいて、多くのクリエイターさんに協力してもらいながら最終的に1つの作品を作り上げることができました。


▲まよいせん代表作「こいあい

── 複数名によるアニメーション制作ということは、当然クリエイターに支払う人件費も必要になるわけですよね?

吉川:実はその資金を集めるために当時使っていたのが「クラウドワークス」だったんです!

── なるほど!そういう繋がりがあったんですね。

吉川:実際にいちユーザーとして「クラウドワークス」を使う中で、クラウドソーシングが持つ可能性に惹かれて転職することを決意したという経緯だったんです。その後、入社当時は副業は認められていなかったので「まよいせん」の活動は完全に止めていたのですが、「ハタカク!」の実施によって副業が解禁されたことで活動を再開しました。

副業での活動を本業にするという考えは・・・?

── それだけ本格的にアニメ制作の活動されているのであれば、そちらを本業にした方がいいんじゃないかと思ったりもするんですが・・・(笑)

吉川:実はそれ、クラウドワークスに入社する際にも言われました(笑)ただ、私はクライアントから依頼された映像を作るだけではなく、活用方法やターゲティングまでとらえたコンテンツ制作の提案をしたかったんです。「なぜ映像を作りたいのか」「視聴者に何を伝えてどういう印象を与えたいのか」という視点や「そもそも映像が適切なのか」など。

また、もともと私は映像やクリエイティブ全般が好きなんですが、アニメーションはその表現方法の中の一つとして捉えています。なおかつ私は絵を描けないので、まよいせんではディレクションやプロデューサーという立場になるわけですが、結果、自分のアイディアが実現できるのであれば、そのためのツールはアニメーションであっても、実写の動画であっても特に違和感はないんですね。

それにクラウドワークスでクライアントの満足度をあげるために映像の品質を上げたり、そのためにクリエイターへの発注フローを整えるという業務は、アニメーション業界でも共通する部分だと認識していますので、双方の業界は違えど、生み出す結果は変わらないというイメージですね。

副業の活動の中で得られた一番の収穫

クラウドワークス吉川雅志1

── 本業と副業の仕事内容がかなり親和性が高いように感じるのですが、副業での経験が本業に役立ったと感じる瞬間などありましたか?

吉川:一番はクライアントの立場になってクリエイターが作る制作物の質を上げるために、色々な角度から提案ができるようになったことですね。

── 具体的にはどのような事例が?

吉川:ある求人サイトのリニューアル案件で、「良い動画を掲載したい」という相談があったんです。目的としてはアクセス数の増加、マッチングの成約率の向上ということだったんですが、「良い動画を制作する」という漠然とした言葉だけでは、それ以降の作業を進めていくことができません。また質の部分でもクリエイターの価値基準に依存してしまいますし、その場合は料金も跳ね上がってしまいます。

── クライアントからすると、何が正解かがわからないので、ざっくりと「良いものを作ってください」ということになりがちですよね?(笑)

吉川:みなさん、そうおっしゃるんです(笑)ただそれではいけないので、「良い動画とは何か」を明確にするために要件定義を行い、クライアントが考える「良い動画」の条件とは何なのかを見極めるわけですね。

例えばそれは、機材の質を上げれば解決する問題なのか、登場人物が笑顔の映像だったらいいのか、もしくは、そういった類の話ではなく、伝えたいと思っているメッセージがきちんと映像に含まれているか、という観点だったり本当に様々です。

そんな表には出ない要望を見極める視点が身に付いたというのが、副業の活動の中で得られた一番の収穫だったんじゃないかと思っています。

副業としてアニメ業界に携わる理由

── 吉川さんはもともとアニメ業界にいながらも別の業界へ移られ、それでもなお副業としてアニメ制作に関わられているわけですよね。そこには何か理由があるのでしょうか?

吉川:もともとアニメ業界から完全に離れるという気はまったくなかったんです。ただ、自分の将来のことを考えると、テレビアニメしかできないという状態に危機感を抱いていたというのが一つの理由としてありました。

それ以外の部分では、アニメ業界は「義理と人情」でできている世界でもあるので、この業界でお世話になった分、恩返ししたいという気持ちがとても強いんですね。

実際に今まで一緒にやってきてくれたクリエイターさんの中には「おまえのためだったら死んでもいい!」と言って協力してくださった方もいたんですが、私の力不足で半分見殺しにしてきてしまったところもあったので・・・(笑)

お金や経験がすべてではないですが、例えば私がそこで「他にこういう仕事もありますよ」という提案を出せてたとしたら、また別の可能性に繋がったんじゃないかとも思ったんですね。それだったらアニメ業界を一度出て、別の視点から業界全体と、その周辺の業界も含めて俯瞰してみることも大事なんじゃないかと思ったんです。

クリエイターと発注者の良い循環を生み出す

クラウドワークス吉川雅志2

── 最後に、吉川さんの今後についてお聞かせください。クラウドワークスでのお仕事と副業としてのお仕事、その両者をどのような位置づけで考えられていますか?

吉川:クラウドワークスに入ってからは、以前にも増してクラウドソーシングの魅力を肌で感じています。特に「不特定多数の人がネットを介して一つの作品を作る」ということが、すごく魅力的だと感じているので、引き続きツールとしてのクラウドソーシングは追求していきたいと思っています。それと同時に、表現方法としては今クラウドワークスでやらせていただいている「クラウドワークス×まよいせん」という形を継続していきたいと考えています。

「クラウドワークス」「まよいせん」それぞれの立場で出会うクリエイターに関しては、私とやり取りしているからといってその仕事だけにとらわれる必要も全くないと思っています。

クラウドワークスを使って仕事を発注すると、それを受けたクリエイターに評価が付く形になっているんですね。そして、その評価を見てまた別のクライアントが新しい仕事を発注する、という流れが実際に生まれています。

私はそういった形で、クリエイターとクライアントをうまく繋げることでより多くの機会を創出していきたいと考えています。その結果クリエイター自身の収入も上がり、より充実したクリエイティブ活動ができるようになる。両者の仕事を通じて、そんな良い循環を生み出していきたいと考えています。

筆者あとがき

「ハタカク!」の運用開始によって、副業としてのアニメ制作活動を再開することができた吉川さん。そしてそこで得られた経験が、本業の映像ディレクターとしてのお仕事に活かされたという理想的な「副業解禁」による事例だったのではないでしょうか。

企業としても、個人としても大きなメリットになり得る「副業解禁」。今後もFledgeでは様々な事例を通して、「副業解禁」の実態について紹介していきたいと思います!

第2回
作る側の経験によって依頼主へ最適な助言が可能に!クラウドワークス吉川氏が副業のアニメ制作から得たこと