働くことと生きることを分けない、大切なものをすべて大切にする働き方──CRAZY WEDDING遠藤理恵

働くことと生きることを分けない、大切なものをすべて大切にする働き方──CRAZY WEDDING遠藤理恵

前回に引き続き、今回もワークスタイルを取り上げます。「働くことと生きることを分けない」ユニークな働き方をされている、CRAZY WEDDING最高執行責任者の遠藤さんにお話を伺いました。

第1回
あの決断がなければ今日も同じ道で同じ会社に行き同じ仕事をしていた─CRAZY WEDDING創設者山川咲
第2回
【創業秘話アリ】CRAZYがクレイジーでいつづけられる理由 ── 組織の強さの秘訣とは?
第3回
社員のまま自由に旅ができる!?CRAZYのグレートジャーニー制度がもたらす本当の意味
第4回
働くことと生きることを分けない、大切なものをすべて大切にする働き方──CRAZY WEDDING遠藤理恵
第5回
自分の人生を生きる、変化し続ける、そして世の中の「矛盾」に挑む、CRAZYの果てなき未来への挑戦

遠藤 理恵 さん

CRAZY創業メンバーであり、現CRAZY WEDDING最高執行責任者。小学校から高校までバスケットボールに明け暮れ、高校では見事、東京都優勝の実績を残す。新卒ではCRAZY代表の森山と山川と同じ会社に入社、営業職としてタイトルを総なめにし、輝かしい成績を残す。その後転職をするも、理想と現実の間で葛藤する日々を送る。そんな中、親友の山川と久しぶりの再会を果たし、CRAZYの創業メンバーとしてジョイン。現在は1児の母。子連れ出社という新たな働き方に挑戦中。

CRAZYらしく、CRAZY WEDDINGの最高執行責任者に


── CRAZYにジョインしてから一番クレイジーだと思ったことって何ですか?

遠藤理恵さん(以下、遠藤):
色々あるんですけど、やっぱり出産して正式復帰のタイミングでいきなりCRAZY WEDDINGの最高執行責任者になったことですね。

── え、いきなりですか?

遠藤:そうなんですよ。なんか普通に考えたら、子供を初めて産んで、どうなるかも分からない、今まで経験値もみんな無い中で、全部の理想から考えたら理恵がいいよねってなって決まったんですけど、結構クレイジーだなぁと思って。

── それはクレイジーですね(笑)

遠藤:よく意志決定出来たなって思います(笑)普通の会社だったら、やっぱり最初は様子見ながらやって行こうみたいになり易いじゃないですか。やるからには責任範囲とかも名だけではないですし、やっぱりやるべき事はやらないと。そういうところにも臆することなく当たり前の様にチャレンジするのが本当にCRAZYらしいなって。

── それはやりたいっていう意志を表明してたとかではなくて、経営会議で決まったんですか?

遠藤:意志表明とかではないですね。山川が(CRAZY WEDDINGを)退くことは決まっていて、今のCRAZYを支えているCRAZY WEDDINGをどうしていくかという話になった時に、やっぱりそれは理恵(遠藤さん)だってなったんです。私もそこまでの心の準備はまだできていなかったですし、新規事業をしようって話もあったんで、正直なところ驚きましたね(笑)CRAZY WEDDINGに関わるメンバーって100人以上居るんですが、その事業を…子供を育てながら代表としてやるってなった事に、私が一番びっくりしたという(笑)

そこから仕事の事も子供の事も考えたときに、色々と大変になるからシッターさん付けようってなって。

── それがシッターさん付きの子連れ出勤スタイルの始まりなんですね。

遠藤:そうなんです。

 

シッターさんとママは一心同体


▲遠藤さんの息子さん、圭都(けいと)くんと、まるで親子のように見つめ合って笑い合うシッターの“あっちゃん”ことアツエさん

遠藤:シッターさんどうしようか?ってなった時に、今の彼女が出てきたんです。実は彼女、みんなで世界一周してる時に私がクロアチアで出会った子なんですよ。

── クロアチア!そうなんですね!

【※補足】みんなで世界一周とは?
CRAZYさんでは創業1年目の終わりに、CRAZY創業の地であるパタゴニアを最終目的地かつ集合地点として、全社員で世界一周をしているのです!!!
以後、毎年年末には業務を2週間止めて「全社員企画」を行っているそうです。


遠藤:そう。今シッターさんやってもらってますけど、実はシッター経験は無かったんです。「今どう?何してる?」って電話でコンタクトを取った時に彼女がたまたま仕事も辞めたタイミングだったので、「じゃあシッターさんやってみない?」って声をかけたんです。

私は彼女と出会った時から一緒に何か仕事をしたいという想いがあって、彼女も同じように思ってくれていたみたいで、じゃあもう一緒にやろうって。

出張があったりしても一緒に来て宿泊してくれたり、家にも泊まりに来てくれたり、私と同じ様に彼(息子)を愛してくれるし、とにかく彼の気持ちを汲み取ってくれています。

シッターと赤ちゃんという関係ではなく、“まぶだち”と言っていますね。本当に話が通じてるので、私よりシッターさんの言うことを息子が聞いてるシーンをよくみます(笑)そして、私の心の支えという存在にもなってくれていて本当に感謝しています。

── あのう…専門の業者さんにシッターさんお願いしてると思ってたんですけど、そういう事じゃないんですね!

遠藤:もちろん社員です。仲間だから本当に安心してお願いできますし、そのお陰で自分の仕事もできています。

…そもそも通常あるサービスだと、働く時間帯が読めなかったり遅い時間だったりするので、費用がかかってかかって仕方ない働き方を私もしてますしね(笑)

── 確かに(笑)子連れ出社されてるのは遠藤さんだけですか?

遠藤:
はい。今はそうですね!ただ、育児休暇中のメンバーが2名います。

── そうなんですね。社員さんとしても、結婚しても出産しても働けるという安心感があるのはすごくいいですね。

 

家族全員がCRAZYのメンバー!?


▲インタビューの途中にひょっこり登場!ママにしっかりしがみついて「離れたくないー!」という様子の圭都くん♪

── お子さんが産まれたことによって、仕事のやり方含め変わった事って何かありますか?

遠藤:かなり変わりましたね。私は1人目の出産ということもあって、毎回が勝負というか…分からないことが多いというか…。半歳くらいまでは動かないので、彼が寝てから仕事が出来たんですが、最近は私が居ないと泣き始めたり、それこそヨチヨチ歩き始めたんで、「あ、寝た後も仕事出来ないぞ」ってなってきたんです。じゃあいつのタイミングなら彼の睡眠が深い所なのかなって探ったりして、早朝の方が彼の睡眠が深いのであればその時間に仕事を切り替えたりとか、なんかそういう彼の時間軸を上手く読み取って仕事の仕方を随時変えている感じですね。1カ月単位で多分変わってるんじゃないかな。

── 今ちょうど成長が著しいタイミングですもんね。

遠藤:そうですね。あとは徹底して夫に協力してもらうっていう。

── そうですね。協力が無いと難しいですよね。

遠藤:夫も入社したんで。

── え?CRAZYにですか?

遠藤:はい!(笑)

── えええええええええええ!?

遠藤:ハハハハハ。彼(夫)がここに居たら(お互いにとっても、仕事にとっても、息子にとっても)より良いだろう、みたいな。

ただ、家族だから入れるかっていうとそうではないので…彼もちゃんとプレゼンして採用の過程を経て、今一緒にCRAZYに居るんです。なので、今まではメンバーとの夜ご飯とか夜ミーティングとか、難しいことが多かったんですが、夫がいてくれるから「今日はちょっと夜ミーティングで外に行くから先に連れて帰ってね」みたいな事も出来る様になってます。これはすごく大きな変化ですね。

── 確かに、それは凄いですね。

遠藤:そこまでテリトリーを広げているという(笑)

── ちなみに、これは記事に書いても大丈夫ですか?(笑)

遠藤:全然大丈夫です(笑)

 

育児も仕事もどちらも諦めない


▲ CRAZYのオフィス内を歩く圭都くんのお仕事は、みんなを癒すこと♡

── 子連れ出社してますっていうことに対する周りの方の反応ってどうですか?会社のメンバーだったりお友達だったり。

遠藤:今、彼を一番小っちゃな社員さんにしようって社内で案が出てます(笑)役割としてはコミュニケーターって感じで。みんな疲れてたりする時に「圭都ー♡抱っこさせてー♡」ってみんな来て、癒されて仕事に戻っていくんですよ。

── メッチャ仕事してるじゃないですか(笑)

遠藤:そう。居てくれると場がすごい和むんですよね。

── それ、すごくわかります。このメディアで一番初めに取材させてもらった会社さんが子連れ出社OKで、普通に社内に3人も4人もお子さんが居たりするんですよ。だから自然と雰囲気が違いますよね。凄い明るくなるというか。

遠藤:そうなんですよね。彼の成長をみんなで一緒に見ている感じで、メンバーにとってみても多分(出産や子育てへの)イメージが持てるんじゃないかなと思っていて。

あと、外の友人にはやっぱりすごく羨ましがられますね。母親には母性があるから、「子供を犠牲にしてまで自分のやりたい事をやるのか・・・」って言うと、やっぱり違ってきちゃうんですよね。だからどうしても、自分の夢とか自分のやりたい事はまず諦めて子供を見るってなっていく。今、待機児童の問題とかある中で、保育園に入れられなくて結局自分の人生をある意味一旦諦める、という選択をしてる人からすると、どちらも諦めずに出来てる事自体が本当に羨ましいっていうのは、言葉としてはもらいますね。

 


遠藤さんの仕事にも育児にも全力な働き方、とっても素敵でした!保育園の待機児童が社会問題とされる中で、自分の意志を持って生きられるママを増やすために、こういった会社が増えて欲しいと切に願います。
次回は、CRAZY最終回。CRAZYが目指す先とは──

自分の人生を生きる、変化し続ける、そして世の中の「矛盾」に挑む、CRAZYの果てなき未来への挑戦

第1回
あの決断がなければ今日も同じ道で同じ会社に行き同じ仕事をしていた─CRAZY WEDDING創設者山川咲
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【創業秘話アリ】CRAZYがクレイジーでいつづけられる理由 ── 組織の強さの秘訣とは?
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社員のまま自由に旅ができる!?CRAZYのグレートジャーニー制度がもたらす本当の意味
第4回
働くことと生きることを分けない、大切なものをすべて大切にする働き方──CRAZY WEDDING遠藤理恵
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