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今更聞けない?「地方創生」って結局なんだ! ?

今更聞けない?「地方創生」って結局なんだ! ?

今更聞けない?「地方創生」って結局なんだ! ?

「地方創生」って言葉は聞いたことあるけど、実際よくわからないな。

地元や好きな地域に関わりたいけど、その関わり方が見出せない、そんな方に贈る「はじめての地方創生」シリーズ。
第一回の今回は、「地方創生」がどういうものかを紐解いていきます。

伊藤毅

インビジョン株式会社。Fledgeメンバー。 1996年1月神戸市生まれ。さいたま育ち。 大学在学中からキャリア教育に携わる中で、2016年度、大学を休学してご縁があった鳥取県で地域おこし協力隊に。 一般社団法人WorkDesignLab/一般社団法人鳥取県教育推進局などの肩書きを持ち、場所や時間に捉われず、個人が自分らしく生きて働ける社会を創るために日々奮闘中。

第1回
今更聞けない?「地方創生」って結局なんだ! ?

「地方創生」って結局なんだ!?

「地方創生」を担当しているのは、内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局です。
そのHPには地方創生について以下のように記載してあります。

人口急減・超高齢化という我が国が直面する大きな課題に対し、政府一体となって取り組み、各地域がそれぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会を創生することを目指します。


地方創生は「まち・ひと・しごと創生総合戦略」にかなり詳細にまとまっています。
300ページ近くあるものなので、読むのは気合いがいると思います。

総合戦略上での4つの基本目標

①地方にしごとをつくり、安心して働けるようにする
②地方への新しいひとの流れをつくる
③若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる
④時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、地域と地域を連携する

          「まち・ひと・しごと創生総合戦略」(2018年改訂版)から抜粋

これらを実現するために、「地方創生」という大きい旗が掲げられている訳です。
また、この「まち・ひと・しごと創生総合戦略」は5ヶ年計画であり、2020年度からはまた新たな要素等が盛り込まれる予定です。

東京一極集中から地方への意識の転換

私たちが、地方創生という単語を見聞きするようになったのは、2014年に刊行された『地方消滅』(中公新書,増田寛也著)の影響が大きかったのではないでしょうか。

センセーショナルなタイトルと若年女性の地域外流出増に基づいた地方の縮減を描いた様は賛否両論を巻き起こしながらも、人々の中になんとかしないと、地方はこのままだとヤバイらしいという思いをつくりあげました。

その前年の2011年に起こった東日本大震災も相まって、「自分らしく生きたい」と考える人が徐々に増え始めました。

総務省は、都市部から地方へ移住する人への支援制度でもある地域おこし協力隊制度を本格的に活用するようになりました。(平成30年度末で年間5359人が活動。)

内閣府も、1788の全自治体に自治体毎の人口ビジョンや総合戦略を策定させるなどして、各自治体の未来を憂慮するようになりました。

このような流れもあり、地方への国策はここ数年で突貫的に行われているかと思われるかもしれませんが、実は昭和の時代から様々な形で取り組まれてきていました。

昭和から平成、そして令和へと続く物語

戦後日本が高度経済成長期に入り、大量生産・大量消費が良しとされるようになりました。
その中で、多くの政治家や総理大臣が、地方と都市の共存共栄や地方の振興を考えた施策を打ち出しました。
その中でも代表的なものが下記4つです。

 

筆者作成 

Fledge上でその政策の子細を説明するのは割愛しますが、どれも上手くいった100点満点のものとは言えないでしょう。

しかし、人口が増え続けた昭和の時代とは異なり、平成、そしてこれからの令和の時代は人口が減少していく一方です。

そんな時代だからこそ、本当に国民1人1人が、日本の未来のために何ができるのかを問わなくてはいけないのではないかと思っています。

地方創生は一人一人が主役

「地方」を「創生」、「活性化」させるってとっても難しく思えますよね。

でも、それって一体誰が行うことなんでしょうか?

国会議員や官僚が執り行うこと?
首長や自治体職員が執り行うこと?

教科書的には合っているけど、違います。
あくまでも、彼らは「いま頑張っている取組や地域」に焦点を当て、お金を投入したり、制度を新設して、頑張る人や地域を応援しているに過ぎません。

もちろん、議員や公務員の全員がそうなのではなく、現場を隈なく見て回り、それを制度に落とし込んでいる議員や公務員の方も沢山いらっしゃいます。

そうなってくると、地域の中で、どういったムーブメントを起こしていくかということが非常に大切になってきます。

頑張った取組をしていれば、地域の人が応援してくれ、メディアが取り上げてくれ、行政が気にかけてくれて、次第に地域に活気が生まれてきます。

得意なことを掛け算してみる

チャンスはあるといっても、1人で「このまちを俺が変える」って旗を掲げたとしても、基本的には成功しません。


3年前のぼくがそうでした。それができたら、首長になることを考えてください(笑)。

もちろん、そういった心意気を持つのは大切なのですが、どの町であっても、そんなあなたの志に共感してくれる人がいます。

そんな人を少しずつ仲間にしていき、それぞれの得意なことを掛け算して、皆でできることを増やしていけばいいんです。

例えば・・・

空き家をリノベーションしてカフェを作ろうとしたら、

・銀行マンはお金周りを担当
・建築士はリノベーション周りを担当
・デザイナーは空間デザインを担当
などというような形で自分たちの得意なことを掛け合わしていけば、必然的に地域のためにできそうなことがたくさんあるはずです。


ここで、誤解して欲しくないのが、「地域のため」に取り組もうとすると、いつか地域の中で衝突を起こします。

意識して欲しいのが、自分たちがしたいことを実現する。
その結果として、地域のためになっていたということです。

まとめ

「地方創生」って難しく考えると、どこから手をつけたらいいんだろう、自分にできることはなんだろうと思うことが多いと思います。

でも、自分にできること、自分が得意としていることをカタチにしていく、その結果として地域のためになっていくと僕は信じています。

臆することなく、自分のやりたいことをカタチにしてみてください。
そうすれば、地域の皆があなたを応援してくれるようになると思います。
地域にも活気が生まれていくと必然的に「地方創生」は実現されるんだと考えています。

第1回
今更聞けない?「地方創生」って結局なんだ! ?