社会人1年目から複業をするメリット・デメリットを真剣にまとめてみた

社会人1年目から複業をするメリット・デメリットを真剣にまとめてみた

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こんにちは、複業ライターとして最近Flegdeに仲間入りをしたあつたゆかです。

社会人1年目からサイボウズキッズラインの2社で複業をしており、社会人2年目となった今、働き方メディアFledgeを運営しているえふななで3社目の複業を始めようとしています。

※私がFledgeチームに参画することになった経緯については、こちらをご覧ください。

 

そもそも「副業」と「複業」は何が違うの?

一般的に従来の「副業」といえば、本業での収入を補うために行う「補助的な仕事」のことを指しますが、「複業」の場合、複数の仕事を横並びに位置付けるスタイルを指します。副業は収入が主目的なのに対し、複業は本業との相乗効果や、新たなスキルの取得が見込まれることが違いになります。

 

よく「社会人1年目からの複業ってどうなの?大変じゃないの?」と聞かれることも多いので、今回は社会人1年目から複業するメリット・デメリットを、実体験を基にまとめてみました。

メリット①   1年目から複数の社風を同時に経験できるので楽しい

社風って、会社によって全然違いますよね。

就職活動のとき、「私は絶対ベンチャー」「俺には大手が合っている」と思って就職したはいいものの、「実は社風に合ってないかもしれない…」ともやもやしていたり、「他の会社の社風はどうなんだろう」と興味津々の方も多いと思います。

そんなとき、転職せずに他の会社の社風を経験できるのが複業のメリットです!

1年目から複数の組織で仕事をすることで、色々な人の仕事の仕方や、組織の違いを肌で感じることができ、良い意味で新卒に入った会社の常識に縛られなくなります。

私の場合、本業のサイボウズが500名の東証一部上場企業なのに対して、キッズラインやえふななは10名ほどのベンチャー。仕事の進め方ひとつとっても考え方が異なっており、毎日様々な発見があります。

例えば、サイボウズは各組織のミッションがきちんと定義づけられているのに対して、キッズラインやえふななは役割が流動的なところが面白いな、と感じたり。一方で、3つの会社とも「ビジョンに共感したメンバーが自立して働いている」という点は同じなので、もしかしたらそこが自分の大事にしている点なんじゃないかと思ったり。

よく「留学や海外旅行をしてみて初めて日本の良さがわかった」という話を聞きますが、実は会社も同じで、複数の組織で働いてみて初めて新しい発見があったり、逆に「どの組織もこの部分は同じだな」というコアの部分を発見できるのかもしれません。

メリット② 吸収力がある時期に、違う内容の仕事を経験できる

社会人になりたての頃は特に、様々な職種に興味を持つと思います。営業も楽しそうだけどマーケティングもやりたいな、人事もやりがいがありそうだな、などなど。私も入社したての頃、すべての部署の仕事がキラキラ輝いて見えて、配属面談で希望の部署を選べないというのが悩みでした。

従来は数年スパンで一つの仕事を集中して極めるというのが一般的でしたが、複業解禁時代において、吸収力があるうちに様々な職種を同時に経験するというのもまた新しいキャリアの歩み方だと思います。

若いうちに複業で多種多様な仕事を経験することによって、「自分は何が得意なのか」「どんな仕事が好きなのか」というキャリア形成において大切な判断材料を早期から集めることができます。

私の場合でいうと、異なる職種を経験することで様々な分野での知識やスキルが増えていくのが純粋に楽しいです!

一つのことに長く取り組むよりは、色々なことに興味がある!という方は、複業に向いているのかもしれません。

メリット③ 共感する企業やサービスに協力できる

自分の会社で楽しく働きつつも、「面白いことをやっているな」と思う企業だったり、「良い仕組みだな」と思うサービスに惹かれることってありますよね。

共感している企業やサービスに貢献できる」というのが、複業の一番大きなメリットだと思います。

世の中には素敵な取り組みをしている企業や、面白いサービスを提供している企業がたくさんあります。本業以外の余った時間で、何か力になれることないかな、携われたら楽しそうだな、と考えたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

従来だったら、興味がある企業があっても「今の会社に残るか・転職するか」という選択肢しかありませんでしたが、複業なら本業を辞める必要なく、自分が貢献できる範囲で気になっている企業の取り組みに参加できます。

私の場合、キッズラインは大学生の頃から気になっている企業でした。新卒は募集していなかったので泣く泣く諦めましたが、複業という形で今キッズラインのサービスを広める仕事に携われているのは本当に光栄ですし、理念に共感しているFledgeでも複業ライターとして少しでも力になれているのはとてもありがたいことだと思います。

デメリット① 否定的な見方をされる場面もある

1年目からの複業に対して、必ずしも応援してくれる人ばかりとは限りません。

私の場合は業務時間後、すなわち他の人が飲み会や子育てに費やしている時間で複業をしているので、特に本業に支障があるわけではないのですが、1年目からの複業ということで心配いただいたり、「あまり賛成できない」と言われることは多々あります。

「どっちも中途半端になるんじゃないか」「1年目は本業に精一杯取り組むべき」という意見はもっともだなと思っていて、そういった見方をしている方々に対しては実績でお返しするしか方法はありません。1年目から複業をするなら、否定的な意見をエネルギー源にするぐらいの覚悟は必要なのかもしれません。

普通に考えて、自分が上司になったときに1年目の部下が「複業を始める」と言い出したら、確かに心配になりますよね。

私の場合は、社内システムのkintoneに「複業活動ポータル」というのを作っていて、今月書かなければいけない記事がどれくらいあるのかを公開したり、グループウェアで複業がある日のスケジュールもオープンにしたりしています。

社内システムのkitone

簡単に業務アプリが作れるkintone。複業活動で「サイボウズ」の会社名を出すとき、広報に確認するやりとりにも使っています。


「仕事量が心配」という不安は複業先での仕事量が見えないことが原因なので、オープンにしてしまえば周囲の協力を得やすくなります。

1年目から複業をするなら、ポジティブではない反応にも耳を傾け、懸念点を一つずつクリアにしていく姿勢が大切になってくるのかな、と思います。

デメリット② 両立できない恐れがある

1年目は「期待に応えなくては」という思いもあり、自分のキャパシティもよく分からないままに突っ走って無理をしてしまいがちな時期です。そんな中で複業を始めたら「両立できずにパンクしてしまう」というリスクは十分にあります。

また、複業だとどうしても休日などのプライベートの時間を犠牲にしなくてはならないため、「プライベートの時間を確保できなくなる」可能性はかなり高くなるでしょう。

私の場合は、プライベートの時間はしっかり確保したいし、のんびり屋さんで自分がスーパー複業家になれるほどのキャパシティがないことは分かっているので、複業先には「本業が第一優先」であることを伝え、本業の忙しさに合わせて自分でスケジュールを立てられるように調整をしています。

例えばこんな具合です。

すみません、今日遅くなりそうなのと、明日も1日中出張なので入稿は土曜日にやらせていただきますm(__)m

了解です!無理なさらず!

本当にこんなマイペースでいいのか心配になるぐらい、無理のない範囲でやらせていただいています(笑)

「本業に理解を示してくれるか」「自分でスケジュールを立てて活動できるか」というところは、1年目で複業先を選ぶときに考慮すべきポイントだと思います。

また、自分の「好きなこと」「やりたいこと」を複業にし、プライベートの時間を使っていても苦痛にならない選択をすることも、うまくリフレッシュをするコツなのかもしれません。

まとめ

ここまで、社会人1年目から複業をするメリット・デメリットを実体験ベースでまとめてきました。

私の場合、もともと複業に興味があったというよりは、「多様な人が活躍できる世の中にしたい」という思いから、サイボウズでは働き方を効率化する「ツール」を販売し、複業ではライター・編集者として多様性の「風土」を発信する仕事をする、という手段としての複業を選びました。

何か挑戦したいことが見つかったとき、「1年目だから」という理由で一歩踏み出せないのはもったいないなと思います。

社会人になったばかりは本業の仕事に慣れるだけでも大変ですが、そんな中で複業に挑戦することで、視野が広がったり、充実感を得られることは間違いありません。

「複業」というとハードルが高いイメージがありますが、1年目だからこそ「無理のない社外活動」をする仲間が増えてほしいな、と思います!

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