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「世界一の託児所」を目指して。まだまだ夢の途中──GMOインターネットグループ

「世界一の託児所」を目指して。まだまだ夢の途中──GMOインターネットグループ

「世界一の託児所」を目指して。まだまだ夢の途中──GMOインターネットグループ

今回お話をお聞きしたのは、「すべての人にインターネット」を企業理念に掲げ、インターネット関連事業を総合的に展開しているGMOインターネットグループ。

前編では、社内託児所「キッズルーム GMO Bears」を実際に見学し、お子さんを預けているお母さんにお話をお伺いしながら「世界一の託児所」の秘密を探りました。

後編では、実際にGMO Bearsの管理・運営を担っているグループ総務部の中村さんにお話を伺います。

中村 文哉(なかむら ふみや)

GMOインターネットグループ グループ総務部 アシスタントマネージャー 2008年7月に同社に入社し、ネット広告のマーケティング業務に従事。2010年にグループ横断の福利厚生プロジェクトに参画したことをきっかけに、現在の部門に異動。現在はグループ内の福利厚生施設責任者として、全施設の管理・運営を行っている。

第2回
「世界一の託児所」を目指して。まだまだ夢の途中──GMOインターネットグループ

トップの想いと働く仲間の要望がマッチしたGMO Bears

キッズルームGMO Bearsを設立した経緯をお聞かせください。

中村 文哉(以下、中村):当社グループは、実は10年ほど前に大変厳しい経営状況に置かれたことがありました。その際、グループの仲間たちが一丸となって危機を乗り越え、2010年には過去最高益を出すまでに復活しました。

そんな苦しい局面を乗り越えてきた仲間たちに、グループ代表の熊谷が「何か還元したい」と、社内アンケートを実施したんです。

社内アンケートとはどんなものですか?

中村:「会社にどのような福利厚生施設が欲しいか」というアンケートです。その結果、一番希望が多かったのがカフェテリア、次いで託児所でした。

そのアンケートを元に、2011年6月にコミュニケーションスペース「シナジーカフェ GMO Yours」が完成。そして、託児所プロジェクトチーム主導のもと、同年8月に「キッズルーム GMO Bears」ができました。

社内の要望を元に設立されたのですね!ちなみに、その託児所プロジェクトとは一体?

中村:GMOインターネットグループで働くママ、パパが安心して仕事ができる託児所を作り上げたい」という思いから立ち上がったプロジェクトで、社内の一般公募で集まった8名のメンバーが、託児所の実現に向けて取り組みました。

メンバー自身の経験や社内向けアンケートなどを通して、300以上に及ぶアイディアを出し合い協議を重ねました。ちなみに、8名ともお子さんがいる方々でした。

ママ・パパだからこそ気づけた部分も多そうですね!ちなみに、どんなアイディアが出たんですか?

中村:例えば、食事ですね。小さいお子さんが口に入れるものなので、安全はしっかり確保されなければなりません。GMO Bearsにはキッチンがないので、どうしても食事は外部から持ってくることになります。美味しくて、安全で豊かな「食」というこだわりを持ちつつ、それを実現するのは結構苦労しました。今はお子さんによっては1日2回、月齢に合わせた食事を提供しています。

高層ビル内の託児所だと、どうしても苦労する部分は出てきてしまいますよね。

中村:そうですね。GMO Bearsはビルの7階にあるのですが、その時点で国から定められている保育仕様を満たせませんし、国からの助成金も得られません。なるべく国が定める保育施設を設立させる上での規定に近づけられるようにしていますが、なかなか難しいです。

本音をいうと、食事も園の中で作って出来立てのものを食べて欲しいし、子ども用のトイレも作りたい。まだまだ子どもたちのために実現していきたい部分はたくさんありますね。

しかし、園庭がない分近くの公園に毎日遊びに行っていますし、行動の範囲が狭まらないように工夫しています。

託児所も、仲間たちみんなで"助け合い"

では、GMO Bearsの保育理念と保育目標について教えていただけますか?

中村:保育理念は「子どもたちに愛と奉仕の精神を育み、世界の人々と社会、未来のインターネット産業への貢献を進んで果たすきっかけの場となる。

そして保育目標は「愛と笑顔、信頼と思いやり、そして遊びとIT」です。

GMOインターネットグループの社訓「スピリットベンチャー宣言」を元に、プロジェクトメンバーで意見を出し合いながら決定しました。「すべての人にインターネット」を掲げるGMOインターネットグループだからこそ、インターネットやITに関する理念・目標を設けています。

IT企業らしくも、子どもたちへの愛情を感じる理念と目標ですね。どんな方の利用が多いんですか?

中村:これまでに延べ1,748人のお子様をお預かりしました。ママ・パパ問わずご利用いただいていますが、復職をサポートする機能が働いていることから、育休明けのお母さんの利用が多いですね。

復職をサポートする機能とは?

中村:お母さんが復職を見据えて産休や育休に入れるよう、一年中いつでも受け入れ可能なシステムを取っていることです。

産休をとるタイミングって、当然ですけど人によって違いますよね。保育園のスケジュールだと、4月に入園して3月に退園するのが一般的なんですけど、それぞれの産休のタイミングがそこにマッチしてると言われればそうではない。人によっては5月だったり、はたまた10月だったり…。

保育園だと入園のタイミングがあるので、年度途中の入園はどうしても難しい。9月に復職したいけど、お子さんを預ける場所が無くて、結果的に復職できないという方も大勢いらっしゃいます。そこを補っているのが復職をサポートする機能です。

復職を見据えて産休や育休に入れるのは非常に大きいですね。

中村:そうですね。お子さんを預ける場所が少ない現代で、会社にそういう施設があるというのは非常に重要だと思っています。お母さんのストレス軽減にもなりますし、「これだったら子どもが産まれても大丈夫」と安心して産休育休に入ってもらえるのではないでしょうか。

なるほど。ちなみに、GMO Bearsにも待機児童はいるんですか?

中村:そういう時もたまにありますが、多くても2人くらいですね。

少ないですね!

中村:実はこのレベルで収まっているのには理由がありまして。GMO Bearsからのお願いとして、お子さんのお預かりはさせて頂くものの、引き続き地元の保育園を探す活動をしてくださいと入園時にお伝えをしています。

自分はGMO Bearsに預けられたけれども、他にもGMO Bearsを必要としている方がいる。その点を理解してくれているので、待機児童問題がそこまで表面化することはありませんでした。

「置かれている状況はみんな同じ」ということを、お父さんお母さんがしっかり共通理解し、助け合ってくださっている部分が大きいかと思います。みなさん退園時には名残惜しいと言ってくれますが…(笑)

なるほど。一時的な受け皿の面もあるんですね。

中村:そうですね。必要としている方が見つけやすいよう、「うちには託児所があるよ!」「今これくらい定員空いていますよ!」という広報活動も積極的にしています。託児所ありきで入社される方もいますし、当社グループに内定が出た時点で施設を見に来る方もいます。

広報活動といえば、GMO Bearsはブログもされていますよね。

中村:はい。素晴らしい施設ができたので、対外的な広報としての役割はもちろん、当社グループで働いている人たちに伝える手段としても始めました。コミュニケーションスペースのように誰でも使える施設ではないので、使う機会がない仲間たちにも託児所のことを知って欲しいと思っています。

当然ですけど、託児所は使っていない人の方が圧倒的に多いんですよね。自分に子どもがいないとそこには行かないでしょうし、中には託児所があることを知らない方もいると思います。GMO社内にはこんな素晴らしい施設があるんだよということを理解してもらうためにも、非常に重要で有効なツールなのかなと思っています。

工夫して周知されているんですね。

中村:イベントのときなどには「遊びに来てくださいね」というお声がけも結構しています。GMOインターネットグループは、結構イベント好きで(笑)春には本物の桜を持って来て花見をやったり、クリスマスは本物のツリーを飾ったりするんです。

すごい!

中村:GMO Bearsの子どもたちにも、「桜があるから花見に行こうよ」や「クリスマスはツリーのところで写真撮ろうね!」などと声をかけて、社内の仲間が子どもたちと一緒に楽しめるような、わくわくする企画を作ろうと心がけています。ハロウィンやバレンタインなどは、子どもたちがオフィスを練り歩きますよ!

▲GMOBearsハロウィンの様子

すごく楽しそう!社内託児所ならではですね。企画は誰がされるんですか?

中村:僕と、託児所を運営しているプロの方と、保育士さんたちです。周知の意味もありますが、本来の意味はやはり、子どもたちのことを考えて企画しています

閉じられている空間の中で、いかにいろいろなことを経験させてあげられるか。そして、社内で働くお父さんやお母さんと何か一緒に楽しめれば素敵だな、という私たちの想いからです。子どもたちの年間スケジュールにも、これらの企画は組み込まれていますよ。

    ひ み    

ちなみに、中村さんも結構GMO Bearsに行かれるんですか?

僕は、預けているお父さんお母さんの次に行くぐらいですかね。子どもたちの中には僕のことを理解してくれている子もいますよ。

それは嬉しいですね。
ちなみに、なぜGMO「Bears」?(クマが好きなのかな…)

代表の名前が"熊谷”だからです(笑)

…なるほど!!(目から鱗)

・・・。